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麻酔をかけられて、モニターに表示されている手術前最後にみた時刻は9時29分。そのあとは深い眠りに落ちて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何か体中が異常に熱い!まるで造影剤を入れられてCT検査をされているような感覚。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・気がついたらベッドの横には私が麻酔から覚めて少し安心した表情の妻がいました。場所はHCU(HighCareUnit)で、どうやら無事手術は終わったよう
入院準備品まとめ入院前に用意したものの使わなかったり必要なかったものが多数ありました参考になるかわかりませんが私の入院グッズの紹介ですオレンジ色はあって良かった物ですベッドまわりS字フックを使ってBOX型の入れ物をベッドの柵に掛けるつもりでしたが使いませんでした(ベッドを挟んで左右に物を置く台があり寝ながら手が届いたのでそれでOKでした)ベッドの柵にクリップ式のスマホホルダーを付けたらバッチリでした(柵の形状にもよる)でも今回は術後右しか向けない不自由さと看
HCUでの長い夜が明け、朝7時を迎えました。約束通り看護師さんからキンキンに冷えた水をコップに入れてもらい、飲ませてもらいました。あんまりたくさん飲んで胃腸がびっくりして妙なことになっても困るので、控えめに。その直後、夜勤から日勤の看護師さんに交代のようで、引き継ぎをされていました。8時頃には主治医の先生をはじめ脳外科の先生たちが入れ替わり立ち替わり様子を見に来ていただきました。開頭手術後は15度までしかベッドを起こしてはいけないそうで、少しだけ起こしていただきました。しかし
術前検査を終えたので、7月上旬に大学の脳神経外科の外来にて手術適応可否についての最終判断へ。主治医の先生曰く、重大な他の基礎疾患がなく、聴力も問題ないので手術可能。8月2日(月)を手術日として計画しているがどうかとのことでしたので、私の希望通りお盆休み前に手術できるのは願ったり叶ったり。即断で受諾しました。MRIの画像では椎骨動脈という太い血管が顔面神経に圧を加えていて、少々難易度があがるので通常3-4時間の手術時間のところ4-5時間かかる可能性があるとのこと。手術までに造影剤を使っての
片側顔面痙攣で入院手術しまして今のところ術後の経過は順調ですが、そのためにかかった入院時のリアルなお金の話を参考までにさせて頂きます。開頭手術はやはり高額ですので、サラリーマンの健康保険3割負担でもかなりの金額になります。なので、高額医療制度の利用は必須です。事後でも精算できるようですが、術後の弱った体ではそのような事務作業は面倒くさいのは間違いないと思います。事前に会社に申請して限度額適用認定証を交付してもらえば、事後の煩雑な手続きは不要ですので、微小血管減圧術のような予定手術の場合
入院に向け病院側から準備してほしいと言われたものの他、特に重要なモノ・役に立ったものをピックアップしてみました。パジャマ毎日着替えたいですし、コインランドリーで頻繁に洗濯するのが面倒なので病衣レンタルサービスを利用しました。一日200円。10日の入院でも2000円ですから。これが高いか安いか。価値観の問題ですね。下着&おむつ病棟にコインランドリーもあるのですが、パンツは不測のこともあるかと思い7枚持っていきました。あと、手術直後は大人用おむつを使うので2枚用意するよう指示があったので、
8月6日(金)、入院から8日目、術後4日目。体温朝:37.5℃夕:36.1℃相変わらず頭痛が続いているので、ロキソニンを飲んでいますが、朝と晩の1日2回でなんとかやり過ごせるようになってきました。左首の痛みはやや軽減して、なんとか左を向くことも可能に。が、左耳の詰まった感じや右の脇腹の痛みも相変わらず続いています。朝採血。血液検査の結果次第で退院スケジュールが見えてきますよと看護師さんから言われました。午前中脳神経外科の担当の先生がきて、手術の傷を見てかなり状態がいいとのこと
手術しての感想・まとめ2023/11/13に片側顔面痙攣の手術を受け、ほぼ1か月が経過しました。現在、痙攣もぴたりと止まっていますし、日常生活に支障が出るような後遺症もありません。快適な毎日が戻ってきました。しかし「こんなことだったら、もっと早く手術しておけばよかった」とは思いませんし皆さんに手術を勧めるものでもありません。当ブログを立ち上げたのは、拙い文章ではありますが、手術に踏み切るか悩んでいる方が、手術や術後のイメージをするのに少しでも役立ていただければいいなと
8月5日、術後3日目。体温朝:36.8℃夕:36.8℃薬はリボトリール1mを1日2回、相変わらず頭痛がするので頓服でロキソニン&ムコスタ。6時間毎にに飲んでいました。今更ながらロキソニンはいい薬ですね。(もちろん病院に採用されているので両方ともGE品ですが)また脳神経外科病棟内だけの行動範囲に限定されていますが、病棟ロビーの自販機までゆっくりながら点滴台を使わず。自力のみでにいくことができました。徐々に体力は回復してきています。入院してから全く外の世界と無縁に過ごしていました
いよいよ一ヶ月半待った大学病院脳神経外科の外来日。専門の先生から手術の詳細説明を受けるということで、妻にも一緒に来てもらいました。まずは私の方から改めて今までの治療の変遷、リボトリールとポトックス注射の効果が減弱してQOLが著しく下がっており、なんとか現状を脱却したい旨希望をお伝えしました。また脳神経内科クリニックで撮ったMRIの画像をご覧に頂いたら、やはり片側顔面痙攣という診断で間違いないとのことで、具体的に手術について伺いました。術式は微小血管減圧術。左耳の横あたりを数センチ切開&開
7月30日(金)から盆休みを挟んでお休みを頂くこと24日。ついに8月23日(月)に当初の予定通り仕事復帰しました!日本橋のオフィスまで電車で約30分。私の最寄り駅は幸いにも当駅始発の電車もあるので、それを狙って座って通勤しました。会社に行って、私の仕事のフォローして頂いていた同僚に復帰挨拶&お礼回りに。コロナデルタ株蔓延の緊急事態宣言中と言うこともあり、在宅勤務の方も多く、オフィスは3割くらいの出社率でしょうか?久々私のデスクにて仕事を再開。朝ロキソニンを飲んできたので
術後2か月のMRI検査術後2か月目のMRI検査を受けてきました。実際は、術後1か月後に検査予定だったのですが、都合が悪くなりリスケしたら1か月延びてしまいました・・・で、MRI検査を次の日に控えたある朝、ちょっとした事件(?)が起きました。朝、起きるといきなりの違和感。なんと、左耳が半分くらいしか聞こえないんです。耳鳴りなのか雑音交じりで、聞こえてくる音が割れて聞こえる感じ。受信状態の悪いラジオを聴いているようです。前日寝る際にもなんともなかったのに。つばを
手術後1.5ヶ月後、9月15日です。午前休をもらって、再び慣れ親しんだ大学病院にて、脳神経外科外来受診です。今回も検査などはなく診察だけです。今回は主訴の顔面痙攣ではなく、術後後遺症の右脇腹痛のことがメイン。前回リリカを出してもらいまして、きちんと飲んでいましたが、日常生活や散歩など歩いての移動、仕事には全く影響ないもの、ジョギングなど衝撃がかかる動きをした際に、右脇腹痛が相変わらず続いている旨お話しました。私はジョギングが趣味で、決して走るのが速いわけではないですが、だい
術後から早くも4か月です。運命の片側顔面痙攣の手術入院時、東京オリンピックで盛り上がっていたあの真夏の8月から、最近では結構冷え込んできました。コロナもデルタ株からオミクロン株へ。いつ収束するのでしょうかね?というわけで約2ヶ月ぶりの手術フォローアップ外来に行ってきました。今回も担当医の准教授の先生の問診。検査などもありません。近況を聞かれたので、そのままを報告。顔面痙攣の症状はもう全く出ない。術後後遺症の脇腹痛もほぼ完治、15キロくらいジョギングしても大丈夫なくらい回復。
少しばかり気温も下がってきて、秋の気配を感じられなくもない、そんな陽気になってまいりました。夏の暑さにやられていた蚊たちも元気よく飛び回り、夏の終わりにも関わらず新しいムヒを開けました。液体タイプです。いやー、私、大人気だな、蚊に。刺された跡が消えないお年頃なので、勘弁していただきたい。ついでに日焼けも戻らない。ちょっと白くなったころにまた夏がやってくるんだ。夏休みももうあと少し!ほんとあと少し!!ビバ義務教育!!!なにやらテンションが上がってまいりました。何の
顔面痙攣、しばらくリボトリールでうまくコントロールできていましたが、業務過多の影響もあってか、再び左目のピクツキが悪化してきました。ストレスは直接の発症原因ではないものの、症状の増悪因子のようで、といっても悲しきサラリーマン、ストレスフリーな生活を送るのは中々難しい訳で。。。脳神経内科クリニックの主治医の先生と次のステップのボトックス注射について相談してみました。いわゆる局所にボツリヌス毒素を打ち込んで神経を麻痺させて、痙攣を抑えようという方法。まさに毒をもって毒を制すような感じでしょうか
2023年11月15日(手術後2日目)今日こそはベッド上から脱出するぞと「立ってトイレに行けますか」と看護師さんに聞いたところ「まだダメ」とのこと。ガックリでしたが、立ち上がることができれば車いすでの移動はOKとのことなので、「立てます」と宣言して、二日ぶりに立ち上がる。いやー、さすがにちょっとグラつきました。でもめまいとかはなかったので、車いすでの移動はOKになりました。ただし、室内のみ。つまり、トイレ行きたいときはナースコールして、車いすでトイレまで押してもらい、
前日まで壮絶なる量の業務になんとか目処をつけ、7月30日(金)無事入院日を迎えました。小型スーツケースにNorthFaceの小型リックと手提げを持って、妻に付き添ってもらい電車&バスで指定の10時に大学病院に着いて入院手続き開始。まずは患者支援センターで名前を伝え、脳神経外科病棟への院内地図を受領。脳神経外科病棟でナースステーションで診察券や各種同意書を渡し正式に入院受付完了。コロナ感染対策のため、妻は病室には入れないのでここでお別れ。手術日に術前術後にチラッと会えるらしい
退院後~外来1回目(手術後8日目以降)ここから何日間をまとめて書きますね。退院後(自宅療養開始)の症状と初回の外来までの経過になります。ちなみに自宅療養期間の制限は「なし」(!)だそうです。運動もお酒もOKとのことなのですが、脳に圧をかけすぎると血管が元に戻ったりしないのかなと素人ながらちょっと心配してしまいます。なので体力づくり目的で、エアロバイクで有酸素運動していたのですが、今はさすがに自重しています。【楽天1位/超軽量鞄】定番ショルダーバッグ8ポケ
2023年11月16日(手術後3日目)手術後3日目にして、単独歩行が可能になりました。ただし、室内のみです。まだ病室の外には出れません。なので、病室内をうろうろとしてました。自力でトイレへ行けるのは気楽でいいですね。ラウンジの自販機とかに自由に行きたいのですが、実際にちょっとふらつく場面もありましたので、今はこれで我慢です。この日あたりから頭痛を感じるようになりました。手術跡の傷の痛みではなく、頭の中からの痛みです。後頭部の右下あたりに「ズーン、ズーン」とした
退院後11日経過した8月21日、仕事復帰前最後の週末です。7月30日からお休みを頂いて、8月23日に仕事復帰というスケジュールでした。会社のお盆休みが9日間あったので、傷病休暇は11日取得しただけで済みました。(有給休暇とは別枠なのでありがたい話です)休暇をとってからは、仕事は同僚にお任せして一切考えないようにして治療に専念することにして会社のパソコンは一切開きませんでした。うっかりPC開くと仕事が気になってしまう性格なのを自覚してますので強い意志で封印しました。たださすがにたま
2023年11月20日(手術後7日目)ついに退院の日です。手術日からちょうど1週間で、予定通りの退院となりました。9:30頃、先生がいらして、抜糸(正確には抜鈎というらしいです)していただきました。切開した部分に24個、額に2個、後頭部に2個のホチキスがありました。切開部から手際よくパチパチと抜かれていきます。特に痛みもなかったですが、額部の1個を抜くとき、「あ、これちょっと痛いかも」と言われてバチっと抜かれたときに「いっっ!」と思わず声が。一瞬です
2023年11月13日②ガヤガヤっと周りの音が聞こえ、緩やかに意識が戻ります。「終わりましたよー」と看護師さんの声掛けが聞こえて、奥さんも手術後に会いにICUに来てくれました。事前に話し合っていて「手術直後は恐らくしゃべるのもしんどいので、そのときは手で合図する」「愛想悪いと思うけど許してね」と。なので、右手を軽く上げて「生きてますよー」のサインだけ送りました。後で改めて聞いたのですが、妻はかなり積極的に話しかけてくれたらしいです。でも自分は何を話しかけても「うん
7月30日(金)に入院して、8月2日(月)の朝から手術ですから、正直週末の7月31日&8月1日はすることあまりなかったです。リボトリールだけでしたから、もう顔面けいれんの症状は最悪でしたが、体はまだ元気です。しかしながらコロナの感染予防で院内を散策するなど不用意にウロウロもできませんし、とにかくやることがない!術後はしばらく運動は控えることになると先生から聞いていましたので、暇つぶしにベッドサイドで腕立て伏せとか筋トレしてました。東京医大・脳神経外科の一枡先生が脳外科医ちゃんねる
微小血管減圧術の手術後から1ヶ月半。仕事にも復帰し、週2回出勤&3日在宅勤務というのにも助けられ、今まで通りバリバリ仕事出来ています。右脇腹痛以外は全く問題なく生活させて頂いています。またおかげさまで主訴の片側顔面痙攣は90%消失しています。残りの10%、どういう時に出るのか、改めて思い返してみました。①オフィスでのランチの時大きい口を開けるからでしょうか?何か左目が少々違和感を覚えます。痙攣までとはいいませんが、左目が不随意につぶった状態になっているように思います
2023年11月14日(手術後1日目)ようやく朝が来て、たぶん9時ころだったと思います。病室に戻る前にCT検査があるので、検査室へ移動です。このとき、寝ているベッドでそのまま移動かと思ったらいったん、ストレッチャーに移ってからの移動になりました。ベッド→ストレッチャー→検査室へ移動→CT検査→ICUへ移動→ストレッチャー→ベッド→病室という動きになりましたが、ずっと目をつむっていました。やはり気持ち悪くなりそうだったので。何とか元の病室に戻りました。手術後1日
術後4か月経過しました久しぶりの更新になります。去年の11/12に微小血管減圧手術を受けて、おおよそ6か月となりました。今の状況をご報告したいと思います。まず痙攣は、引き続きいっさい起きていません。頭痛もなし。手術跡も触っても違和感とかなく、手術後にあった感覚のない感じもなくなりました。当然、通院もしていません。術後3か月くらいで床屋にも普通に行くようになりました。首の傷跡がちょっと気になりましたが、散髪はもちろん、シャンプーもわしゃわしゃとやってもら
一般的に顔面痙攣に内服治療の効果は薄いと言われていますが、幸運にも私にはリボトリールは体にあっていたようで、眠気さえ慣れれば目のピクツキはあまり気にならないようになって、二ヶ月に一回脳神経内科にて診察を受けながらも症状は安定していました。2018年5月〜12月ごろまでは薬だけの治療で、このまま薬だけで大丈夫かもしれないと思っていました♩リボトリールのくすりのしおりhttps://www.taiyo-pharma.co.jp/wp-content/uploads/2020/04/riv_t
8月7日入院9日目、術後5日目。体温朝:36.8℃、夕:36.7℃世間は3連休。会社も7日から15日までお盆休みです。今年は病院でひとりですごすお休み。こんな時もたまにはあってもいいかもしれません。ロキソニンは朝晩飲んでいますが、体調は徐々によくなっています。ただ1点、普段は快便なのにもかかわらず、手術後便秘。ほとんど出ていません。ベッドに横になってばかりで運動不足だからか、開頭手術後は強く力んではいけないという意識が強く働いているのか、病院食は毎回完食しているので、体
脳神経内科の先生の助言に従い、提携病院にて生まれて初めて脳のMRIを受けました。横になってヘルメット的なのをかぶって、いざ撮影へ。ガンガンけたたましい音がしながら撮っている模様。でも数分でアッサリ終了。画像はクリニックに送っておきますからとのことで、その足でクリニックに戻って主治医の先生の診察。脳腫瘍は、、、、ありませんでした。やはり脳血管が顔面神経に触れて、圧を加えていてそれにより不随意運動が起こる片側顔面けいれんで確定ですとのこと。脳腫瘍でなくて一安心でしたが、初めて聞いた片