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東洋医学を学んだ人なら、胸脇苦満という言葉を聞いたことがない人はまずいないはず。でも実際の臨床上、この胸脇苦満ってどんな症状・所見で出ているかを知るのはなかなか難しい。人によれば、たとえば「手を真上に挙げたときの脇腹のツッパリ感だ」という人もいれば、「腹診したときの心下の筋の異常緊張や疼痛、気持ち悪さだ」という人もいれば、「みぞおちの詰まり感だ」という人もいる。いずれも間違いではないと思うが、逆に言えば、それほど胸脇苦満が意味する範疇は広いということになる。最近、10代の
このブログを開設して、1週間ほど経ちましたが、多くの方に見ていただけているようで、本当にありがたく感じております。ここで、私の闘病記を少しお休みして、このブログのテーマである『間質性肺炎』とはどのような疾患であるのか、という解説をYouTubeでおこなっており(鹿鳴堂薬舗チャンネル)、その動画を紹介します(全部で4動画)。かなりボリュームがあるので、『間質性肺炎』に興味がない方は飛ばしていただいて結構です。逆に、間質性肺炎と診断された方や、すでに罹患されてい
卒業後にも「交流の場が欲しい」とお声が上がりRちゃんは幹事をやっていただいてます♡早速開催できた京都での懇親会では修了式に出られなかったメンバーとの対面を楽しみました!そしてご感想にもありましたが最後までお読み頂きありがとうございます!私を16年間支えてくれた愛娘🐶とのお別れ後半年以上お休みをいただいてましたがこの4月から活動を再開しました。instagramでも東洋医学や薬膳、さまざまな不調、養生について投
自身ののぼせ・火照りに対して「香蘇散」を選択し、服用開始後1か月が経過。結果は・・・ものの見事に的中し、のぼせ・火照りはほぼほぼ消失。直射日光に当たっても、閉ざされた車内に長時間いても症状は出現せず。おまけに気分もさっぱりした心地よい感覚となり、重苦しい精神状態からは解放されたようだ。当初は上焦における熱の鬱滞と考えて、石膏製剤を服用したものの、石膏では熱が取れず、逆に熱がこもりやすくなって、のぼせ・火照りが悪化。これは肺・胃の経の清熱によって表の衛気の巡りが