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丸田の気迫、今津の疾走――慶應、連覇を懸けた明治3回戦へ慶應の春秋連覇は、今日の明治3回戦に持ち越された。17日は9―5で逆転勝ち。18日は湯田統真に4回まで無安打に抑えられながら3点差を追いついたが、直後に突き放され3―7で敗れた。勝てば優勝。その一勝の重さと、明治の強さを改めて感じる2日間だった。初戦は打線と救援陣でエースを救った17日の初戦、慶應は今津慶介の適時二塁打などで2点を先行したが、渡辺和大が3回に4失点。4回にも失点し、4回5失点で降板した。それでも打線は崩れなかった。丸田
今日の法政戦。慶應のマウンドに立つ渡辺和大を見ながら、ふと過去の左腕たちを思い返した。150キロを超える真っすぐを左腕が神宮で投げ込む。やはり、それだけで胸が躍る。一方、140キロ前後の直球をコースへ投げ、変化球と緩急を駆使し、打者の狙いを読みながら淡々とアウトを重ねる左腕も、いかにも慶應らしい。剛腕にはロマンがある。技巧派には知性がある。この20年近くの慶應左腕は、その二つの間を行き来し、時に故障という挫折を経験しながら進化してきた。その先にいるのが、2026年のエース・渡辺和大である。