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明治大学教授、齋藤孝氏の心に響く言葉より…人生の後半生、そこで提案したいのは、「深み軸(じく)」という自分なりの尺度を持つことです。新しい知識や情報を得たとき、それが深いか浅いかという視点で捉える。仕事に役立つとか笑えるとかは別。まだまだ掘り下げられそうかという観点で捉え直すわけです。「深み軸」は、けっして数値化して計測できるものでも、他人と比較するものでもありません。あくまでも主観的なもので、だからこそそこに楽しみを見出せるわけです。できる
行徳哲男師の心に響く言葉より…現代人は広さばかり求めている。大事なのは広さじゃない、深さなの。深みがないといけない。カントという哲学者は生まれてから死ぬまで、自分の町から一歩も出ていない。キリストが布教した範囲なんてたったの五マイル四方でしかない。それでいながら、ああいう先哲の遺した教えはいまだに燦然(さんぜん)と生きているんだから。呂新吾は『呻吟語』の中でこう説いている。「深沈厚重(しんちんこうじゅう)なるは、これ第一等の資質