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洗濯講座などで「洗濯の水量を増やしてください」ということを伝えています。これは、今の洗濯機は、節水が行き過ぎてきれいにならないくらい水が減らされていると感じているからです。でも時々これを「洗濯は水量が多いほうがキレイになる」と曲解して雑に受け取られてしまうことがあります。僕らは、やみくもにただ水を増やせばいいってことは言っていないのです。少なすぎて、バランスを欠いているから、それを基本に戻しましょうと伝えています。洗濯時の水量は、衣類の量(重さ)に対して、10〜20倍の水の量が目安
講座「ゼロから洗濯in神戸」本日申し込み締切りです。もし、参加希望の方いたら、本日中にお願いします。今回の講座では、講座本編の前と後に、講座を運営しているプロのクリーニング師メンバーで「洗濯相談会」を開催します。今まで、巷で見聞きした洗濯の情報でうまくいかないのが何故なのか?そこを解説します。洗濯がもしうまくいかないのならば、それは洗濯機のせいでも洗剤のせいでも洗濯の情報のせいでもなくて、それらの「使い方」の問題です。だから、うまくいかない時に重要なのは、洗
シャツの襟元など、気になる汚れが洗濯機で洗っても落ちなかった経験がある人は多いと思います。汚れを落とすために、洗濯機に入れる前にその部分を予洗いをした方がいいというのはよく言われます。プレウォッシュ、プレケア、ポイント洗い、などなど、いろんな名前でやり方も紹介されます。部分的にこすったり、揉んだり、叩いたり。確かにそれ自体、効果はあると思うんです。でも・・・そもそも、その予洗いは、本当に必要な“予洗い”でしょうか?本来は、「やらなくてもいいもの」だとしたら
今の服は、カシミアやシルクと言った本来は高級素材が気軽に着られたりしますし、身体の線に合わせた服や、糸が細く柔らかい風合いの服、装飾性の強い服なんかも“普段着”になっています。ファッション性が高い服が当たり前になりすぎて、それが見えにくくなっているのが今の時代です。知らないうちに僕らの衣生活は、豊かになり過ぎていたと言ってもいいかもしれません。それを洗濯しようと思った時、家庭の洗濯だけですべてカバーするのは根本的に不可能な服が、実はとても多いです。クリーニングという手段がない状態で、
僕らがお伝えしている洗濯の中で、きれいに洗濯するために、まず土台になるのが、「3つの量と3回のすすぎ」ですよということをお伝えしています。衣類が入りすぎている水が少すぎる洗剤量がテキトーすぎるこのいずれか、あるいは全部が原因でそもそも汚れが落ちなかったり、落とした汚れが戻る逆汚染が起こったりしています。また、すすぎも圧倒的に足りていないことも服に汚れが残ってしまう原因です。だから衣類と水と洗剤の3つの量のバランスを確認して洗い、その上ですすぎをきちんと3回繰り返す。それをするだけで