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※作品評価は◎=おもしろい○=ふつう△=う~む×=よくない珍=珍作12月後半の民放ドキュメンタリーは21本。年末の集中放送によって、予想通りに1年で最も本数が多い期間になりました。JNN系列の作品が多い中、2作品共に年間ベスト級の力作で、さすがの強さを見せたのが名古屋テレビ放送(メ~テレ)の2作品。まず、21世紀に入ってから刑務官による受刑者への暴力・死傷事件が相次いだ名古屋刑務所に入り、内部の改革、“拘禁刑”導入後の変化を見ていく“テレメンタリー”の『更生か贖罪か』(全
金子みすゞ(1903-1930/明治36-昭和5)の最後の写真。自死の前日に写真館で撮影した「遺影」3月10日は、東京大空襲から81年目の日。10万人以上といわれる犠牲者の方々のご冥福をお祈りします。勝ち目のない無謀な戦争を始めてしまった日本は、民間人に対する数え切れない空襲や原爆という超恐ろしい爆弾を落とされることでしか、戦争をやめることができなかった。ウクライナやガザの現状を見てもよくわかる。一旦戦争を始めたら、この殺し合いをなかなかやめることができない。だから
「2025年は「稀代の悪法」と呼ばれた治安維持法が施行されて100年目でした。その治安維持法による最大の言論・出版弾圧事件が「横浜事件」です。本書はその中心にいた人物・細川嘉六の生涯を、「スパイ防止法」制定を目論む首相がいる現代日本という視点から見つめ直していきます。細川が検挙弾圧された容疑は、①総合雑誌『改造』に掲載した論文「世界史の動向と日本」が共産主義を宣伝する内容だったこと、②出身地富山県泊で「共産党再建準備会」を結成しその首謀者であったということでした。だがいずれも神奈川県特高警察