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紹介するまでもないだろうが、今、世界で最も輝いているダイヤモンドバックテラピン(DBT)ブリーダーの一人であるElizabethCasimiro。押しも押されもせぬ純血カロリナコンセントリック産出の第一人者である。フェイスブックで紹介している彼女の飼育・繁殖環境が素晴らしい。65ガロン以上(約245.7L以上)の汽水を張ったタンクからスロープが伸び、カメ達が自由に産卵床へ出入りできるようになっている。これがあったら、どんなにかDBTの繁殖が簡単になったことだろうか、羨ましい限りである。
哺乳動物のみならず、多くの爬虫類でアルビノ個体が確認されている。ダイヤモンドバックテラピン(DBT)においては、オルナータDBTのアルビノ個体が有名であり、僅かではあるが市場に出回ることがある。本来、アルビノは、メラニン色素の生合成に関わる酵素(チロシナーゼ)の欠損により生まれる白化個体であり、目の毛細血管が透けて瞳孔が赤色を呈する事により、他の突然変異個体と容易に区別できる。アルビノオルナータDBT(Angeli’sOrnateDBT)そして、アルビノオルナータDBTとノーマル
ピンク色の頭部を持つオルナータダイヤモンドバックテラピン(DBT)をピンクヘッドと呼ぶ。アメリカDBTブリーダーJamesLee氏は、不完全ながら色素が欠損したピンクヘッドをオルナータDBTレアピンクヘッドと呼んで愛した。レアピンクヘッド“太郎”そして、爬虫類ショップHerptileLoversによって、海外から国内に輸入された初めてのオルナータDBTレアピンクヘッド、それがJamesLeeが創造した汽水屋のZEROである。ZEROさて、前回、私の8年間のオルナータ
ダイヤモンドバックテラピン(DBT)収集においては、なぜか希望しない性別の個体ばかり増えてしまうものである。私の場合も、オルナータDBTのピンクヘッドのメスを探し求めて150万円ほどつぎ込んだが、結局オスしか手に入らなかった苦い経験がある。このご時世、必要のないオス或はメスがダブってしまったら、DBTの飼育・繁殖のモチベーションが下がってしまう事、必至である。最初で最後になると思うが、昨年末、爬虫類ショップEGG販売会でもご要望が多かった、汽水屋DBT雌雄決定個体の販売を開催することにした。
景気回復の起爆剤になるかと期待して、来月の大阪万博開催に照準を合わせた今季のダイヤモンドバックテラピン(DBT)の繁殖。大阪万博の盛り上がりはイマイチだが、繁殖自体は順調に進んでいる。既に、オルナータDBT“まみえ代行血統”と“きゃり子血統(ギア5)”が2月孵化、現在、配合飼料に餌付け中である。昨年孵化の雌雄決定個体と合せて、イベント出展、販売会開催を考えている。さて、今期繁殖に用いる種親達のご紹介ですねまずは、種オス群団からです。続いて、種メス群団です。
昨年、私が、前回ご紹介したスーパーレアピンクヘッドを、世界のダイヤモンドバックテラピン(DBT)情報サイト「DiamondbackTerrapins」に投稿した時の話である。アメリカDBTブリーダー達から「この個体は、キャラメルピンク似のアルビノに近い個体ですね」というコメントを頂いた。この時は、私自身、まだオルナータDBTのレアピンクヘッドを、ヘテロアルビノ(HetAlbino)だと信じていたので「本個体は、今まで見たピンクヘッドの中で、一番透明感がある、アルビノに近い個体です」
生後1年未満のダイヤモンドバックテラピン(DBT)の幼体には、毎日マルチミネラル配合の飼料を与える必要がある。これを与えて育てたDBTとそうでないものとでは、確実に産卵数、有精卵の数に差が現れる。動画は雌雄決定販売用のDBT達だが、販売用の個体だからと言って手抜きはしない。最高の状態で里親さんに引き継ぐこと、それがDBTブリーダーたる所以である。マルチミネラル給餌中さて、今年は例年より20日ほど早く、繁殖に使用するDBT種親達の日光浴を始めましたこちらは、種メス軍団です特大の
2021年にブルーフェイズのカロリナコンセントリックとして誕生した「黒龍血統」。種親をカロリナコンセントリックとして購入した経緯から、何の疑いもなくカロリナと冠したが、昨年、ノーザンコンセントリックと訂正させて頂いた。黙っていれば分からなかったのに、という意見もあったが、世界一の純血ノーザンコンセントリック血統として後世に残したかったから、出なおす決意をした。さて、亜種変更の問題もあり一年以上放置しておりましたが、純血ノーザンコンセントリック「黒龍血統」2021年CB“ねずこ”の成長記
鎌倉のお花見名所の一つ、鎌倉山さくら道。山道の両サイドに植えられたソメイヨシノが、満開時にはアーチ状に道に覆いかぶさり、行き交う人の目を楽しませる。この地で暮らすようになって早9年。この光景を見るとダイヤモンドバックテラピン(DBT)のシーズン到来を感じ、また、やるきスイッチが入ってしまう。さて、昨年誕生した至高の純血カロリナコンセントリック血統“レオパ血統”から2024年マイコレ個体“ましろ”と“セントラ”の成長記録です右:ましろ、左:セントラまずは、美肌がお気に入りの
ここ鎌倉における、汽水屋ZERO存続に関して、昨年末より深刻な問題を抱えていたのだが、ようやく光が見えてきた。昨年生まれてきたスペシャル個体達を使わずして、ダイヤモンドバックテラピン(DBT)のブリーダーを引退したら後悔が残ると思っていたから、本当に有難うございました。さあ、昨年末からの2024年孵化マイコレ個体の紹介の続きです。今回は昨年誕生した純血カロリナコンセントリック「レオパ血統」から、お気に入りの2匹をご紹介しますまずはこちらからです。上の画像の中央の2