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PARCOPRODUCE2024「あのよこのよ」を観に行きました。楽しい作品。昭和の時代劇というか、新感線みたいなテイスト。セリフにネタがいっぱいあって笑っちゃう。何も考えずに楽しめるエンターテイメント。ストーリーを追うのではなく、劇場に行ってその場を笑って過ごす作品なんだと思う。しかも、上演時間2時間未満という、ライトに楽しめる。場面転換で安田章大さんが歌うから、音楽劇のようでもある。客席をわりと長いこと使っていたのが印象的。池谷のぶえさん、良いですねぇ。上品なおかみさん
夜は同じく渋谷のパルコ劇場で青木豪の新作舞台、関ジャニ∞改めSUPEREIGHTの安田章大主演の舞台「あのよこのよ」を観劇。******演劇サイトより********舞台は明治初期。浮世絵師・刺爪秋斎(安田章大)は、新政府を批判したとして番屋に入れられていたが、初犯ということもあり解放され、迎えに来た弟の喜三郎と、居酒屋で宴を共にしていた。そこで秋斎は喜三郎から出所祝いとして眼鏡をプレゼントされ喜んでかける。さらに秋斎は居酒屋に居合わせた、未来が見えるという能力のある常連
世田谷パブリックシアターで上演中の、前川知大作・演出『無駄な抵抗』を観てきました。イキウメの前川知大さんが、ギリシャ悲劇の『オイデプス王』を換骨奪胎して描いた物語。『オイデプス王』を前川さんが再構築すると、なるほど、こうなるのか、ととても興味深く、はじめはバラバラのエピソードが、現代性を帯びて収斂していく過程にはとても惹き込まれました。「運命」と「自由意志」がテーマとアナウンスされていたので、観終わった後、私自身はそれらをどうとらえ、受け入れてきたのか、あるいは抗ってきたのか?と自