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原作:真藤順丈『宝島』/監督:大友啓史1952年、沖縄はまだアメリカの統治下にあった。米軍基地から物資を奪い、困窮する住民に分け与える若者たちが存在した。彼らは「戦果アギヤー」と呼ばれていた。幼なじみのグスク、ヤマコ、レイの3人は、「いつか大きな戦果をあげること」を夢見る仲間であった。そして、そのグループのリーダー的存在であるオンを中心とした4人だった。ある夜、4人は大規模な基地襲撃を計画し、遂行する。しかし計画はうまくいかず、予想外の物資(=“予定外の戦果”)を持ち出したオンは、
評価4/5☆☆☆☆★太平洋戦争では沖縄県民の4人に1人が戦争の犠牲になったと言う。アメリカ続治下の沖縄がこれほどに酷い状況だとは、今まで知らなかった事が多かった。まず、沖縄には戦争孤児や浮浪者があふれ、島民は貧しい暮らしを送っていた。「戦果アギヤー」という、米軍基地から物資を奪い住民らに分け与える若者が現れるのも当然かもしれない。アメリカ兵が殺人事件や交通事故で死亡事故を起こしても、MPが犯人を逮捕して連行すれば沖縄警察は捜査できず、犯人は無罪になるとは、非常に不公平である。さらに、小学
真藤順丈さんの直木賞受賞作を映画化した「宝島」を観ました。原作は刊行当時に読んでいます。その面白さに引き込まれ、500ページを超える大作にも関わらずイッキ読みでした。『圧倒的な熱量!そしてほとばしる命の輝き!「宝島」』真藤順丈『宝島』新年早々、すごい小説を読んでしまった。540ページを超える大作だが、その熱量に促されるようにイッキ読みだった。舞台は1952年から19…ameblo.jpだからこの小説の映画化を知った時は、本当に興奮しました。この熱い物語がど
皆さんこんにちは!9/19公開の映画『宝島』、皆さんはご覧になりましたでしょうか?妻夫木聡さん主演、『るろうに剣心』や『レジェンド&バタフライ』で知られる大友啓史監督による作品で、アメリカ統治下の沖縄の姿がリアルによみがえり、思わず作品の世界観に引き込まれる大作となっています。上映時間は3時間超。普段ショート動画にも慣れてしまっている我々にとっては、観る前に「さあて観るぞ!」という覚悟が必要ですが、観終わった時には、その凄まじい世界に圧倒されているはずです。是非、劇場で体感してくだ
【監督】大友啓史【原作】真藤順丈「宝島」【制作国】日本【上映時間】191分【配給】東映、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント【出演】妻夫木聡(グスク)広瀬すず(ヤマコ)窪田正孝(レイ)永山瑛太(オン)【公式サイト】映画『宝島』公式サイト|劇場で、たぎれ!映画『宝島』劇場で、たぎれ!出演:妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太監督:大友啓史原作:直木賞受賞『宝島』真藤順丈(講談社文庫)www.takarajima-movie.jpここ1
『国宝』の興収が150億円を突破したことが報じられている。吉田修一+李相日作品としては『悪人』には遠く及ばないと評価しているだけに「ふーん」。横浜流星の演技は藤井道人監督の一連の作品(『ヴィレッジ』『正体』ほか)での方が断然光っているし、吉沢亮にしても『ぼくが生きてる、ふたつの世界』での演技の方が好ましいと思っている。それでも1年に1度しか映画館に足を運ばないような人が観るとすれば、その1本は『国宝』が勧めやすいかなと思っていた。この作品を観るまでは。今年1本だけ映画を観るのであれば、『宝島
PrimeVideo長かった…倍速なしのアマプラ、3時間最後は一気に観たが。ずっとテレビで観てた!はじめの方から字幕出してた。字幕、必須だわ💦沖縄の方言多用やから。俳優さんらも大変やったやろな、って思うくらいすごかった。迫力あるシーン多かったよ。その最後1時間くらいはずっと真剣に観入ってた。ラストの妻夫木聡と窪田正孝がすごいもん。その前の暴動シーンの妻夫木聡もよかったな。知らん間に涙でてる。飛行機墜落シーンの広瀬すずもすごかった。瑛太のオンちゃんは全部よかったよ。
過日、『宝島』を鑑賞。強いて(かなり強引に)例えるなら………アフター『激動の昭和史沖縄決戦』(1971)ビフォー『沖縄やくざ戦争』(1976)………でしょうか。映画終盤のコザ暴動のシーンは、近年の邦画では屈指のスペクタクルだと思います。しかし興行的には苦戦しているとの事です。沖縄での先行上映は好評だったとも伝えられているので、エンターテイメント作品としては的を射た内容だと思うのですが………上映時間の長さ=191分がネックとなったという声もありますが、、『国宝』=175分、『劇場版
FacebookをフォローさせてもらっているT川さんが行かれていて、「3時間超の映画だから、早くいかないと早朝か深夜になってしまうぞ」と書かれてました。私は朝イチの方が都合が良いです。京都のTジョイに行ってきました。それと、この原作本はたしか読んでいます。映画化が発表になった頃でしょうか。しかし、その500頁を越す分量に窮したのか、blogを遡っても、読書感想文を残していません。重たい内容で、書くのに困ったのかも知れないです。公式サイトのSTORYから英雄はなぜ
2025年:邦画原作:真藤順丈脚本:高田亮・大友啓史・大浦光太監督:大友啓史出演:妻夫木聡・広瀬すず・窪田正孝・永山瑛太・塚本晋也・瀧内公美・ピエール瀧栄莉弥~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~戦後の沖縄を実話ベースで描いた、真藤順丈先生の直木賞受賞小説【宝島】の映画化ですが、この作品、多分色んな賞が貰えるんじゃないかと思います。妻夫木さん最優秀主演男優賞獲るんじゃないかしら?助演も出るだろうし、新人賞に栄莉弥さんもあるでし
映画「宝島」その前に本のこと⋯直木賞受賞作品「宝島」この本が出てしばらくたった頃、今も続いている読書会の課題本になった。買ってみたらなんと分厚くて500ページ超え。難しい沖縄言葉や詳しくない沖縄の歴史に閉口しながらなんとか読み終えた感覚がある。手放しで面白かったあ!と言うような軽い本でなくて、みんな感想を言うにも戸惑っていたような記憶がある。まさかの映画化!あの本を映像化するなんて不可能だと思った。初日に見に行った。基地の中に忍び込んで米軍の倉庫から物資を
公開3日目に鑑賞しました。初見直後は正直、期待が高かった分拍子抜けしたのですが、その夜に眠れずに本作のプロットを反芻している内に、味わい深いメッセージが込められている事に気付きました。それを語るには、種明かし後の内容に触れないわけにいかないので、これ以降は全力でネタバレします。1.不確かなオンちゃん像初見で感じたのは、「島の英雄」と称されるオンちゃんの人物像の不確かさでした。宣伝文句や映画序盤ては、テロリズムも辞さない「英雄」像のようにが煽られていた。しかし、本編で友や恋人が語るオンちゃ