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手塚眞版「ブラック・ジャック」で私がよいな、と思う点は他にもある。原作では助からないキャラクターが、助かることが多い、ということ。(「ブラック・ジャック21」は手塚眞版だが、コンセプトが異なっており、キャラクターは次々死んでゆく。この項とは別扱いとしたい)手塚眞版「ブラック・ジャック」では、BJが手がけると、水戸黄門の印籠みたいに、必ずといっていいほど助かる。治療が及ばず死んでしまうのと、助かるのと、どっちがいいかは、人の好みだが、助かるほうが安心して見ることができるし、視聴者を前向きな
そろそろ、ビーダーズに向けて用意を始めなければならないのだが、この期に及んで、まだブラック・ジャックを見ている。テレビアニメ版(手塚眞版)では、メインキャラクターのデザインを神村幸子氏が担当し、各回のゲストキャラクター・デザインと作画監督を複数のアニメーターが持ち回りでやっているようだが、これって賢いな、と思った。私が若かった頃には番組1本をまるまる1人の作画監督が行うことが多く、大変な負荷だったようだ。シロウトながら、当時はアニメ雑誌とか読んでおり、作監の誰それが倒れたらしいとか、読んだこ
昨日、手塚眞監督の「ブラック・ジャック」劇場版を批判してしまったので、出崎統監督の「ブラック・ジャック」劇場版についても何か書かなきゃならないんだろうと思うのだが、正直困った。とにかく圧倒的な作品で、感想もへったくれもないからである。ネタバレしたくないんだけど、ストーリーに触れないと何も書けない。物語のキーワードは「超人類」非人間的なほどに高い能力を持つに至った人々「モイラ・シンドローム」超人類が発症する進行性多臓器不全「エンドルフ・アー」エンドルフィンを爆発的に分泌させ、超人類