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ちょっと待って。。。頭の中が真っ白だ。。。状況が理解できない。。。Mariaがいつもと違うのは分かっていた。。。でも。。。心臓が動いてない。。。状況が理解出来ていない私に先生がエコー画面を見せてくれた。。。いつもピコピコと動いていた心臓キックしたり手を伸ばしたり動いていた手足画面に映るMariaは何一つ動いていなかった。。。涙が溢れ出てくる。。。先生:「ご主人お呼びしても宜しいでしょうか?」返事をしたくても出来ずただ頷いた。。。旦那が診察室に入ってきた。。。溢れる
家に着いてから少し横になれば、、、っとベッドに倒れる。。。朝早くから動いていたので横になったらすぐにウトウトし始めた。。。「あ〜Maria動いてる〜ちょっと歩き過ぎてMariaも疲れちゃったかな。。。」この時、Mariaがゴニョゴニョっと動いた。。。この時、Mariaは確かに動いていた。。。この時、Mariaは生きていた。。。この時、Mariaの最後のSOSだった。。。お腹を撫でながら、しばらく眠りについた。。。1時間後。。。「あーーー少し寝たらスッキリーーーーお
菊田さんに案内され診察室へ向かった。Mariaの心臓が動いてないと言われたあの診察室だった菊田さん:「まずはエコーでお腹を見ますので、お腹を出して横になってください。」Mariaママ「はい」もしかしたら。。。っと思ってしまった。。。お願いMaria。。。そんな気持ちで待っていたら先生が来た加藤先生:「失礼します。宮内も昨晩見させて頂きましたが、私の方でもう一度確認致します。」お腹にエコーをあてる。。。加藤先生:「心臓ここですがやはり動いてないです。子宮内胎児死亡です。」
11/15AM:0:30妊娠後期からトイレが近くなった。。。大体2〜3時間おきにトイレで目がさめるこの日も0:30頃起きてトイレに向かった。。。「あ〜〜〜眠い〜〜〜」用を済ませベッドに入る旦那は隣で気持ちよさそうに寝ている。。。「Mariaおやすみ〜」お腹を撫でながら呟いた。。。そう言えば。。。Maria動いてない????気のせいかな。。。寝てるのかな。。。臨月は胎動が少ないってネットにも書いてあったっけ。。。こんな時間だし。。。しばらく寝て様子見てみよ。。。
「Mariaおはよ〜」おっきくなったお腹を撫でながらMariaに朝の挨拶。。。今日は36wの妊婦検診。私はセミオープンにしていた為、家の近くのクリニックへ。このクリニックは分娩が出来ないので、総合病院で分娩予約をしていた。受付を済ませ、待合室で順番を待つ「今日はモニター検査があるって言ってたっけ」そんな事を考えながら待合室で呼ばれるのを待った。看護師さん:「Mariaママさ〜ん中へお入りください」Mariaママ:「は〜い」体重、子宮底長を計り、経腹エコーへ先生:「赤
看護師さんに促され、私はベッドに座り母と旦那はソファーに座った。1人では広すぎる個室だった。。。4人は座れるだろう長いソファーとテーブル、小さな洗面所と、大きな窓が一番奥にある。ソファーとベッドの間はカーテンで仕切れるようになっている。看護師:「昨日から今日まで色んな事が一気に起きてしまい、まだ混乱していると思います。手続きや書類についてご説明させて頂いても宜しいでしょうか?それとも少し休んでからにしますか?
プルルルルルルプルルルルルルプルルルルルルプルルルルルル。。。。。。繋がらない。。。。緊急連絡先は先生直通の携帯番号だった。。。「留守番電話サービスに接続します。。。」どーしよ。。。先生繋がらない。。。すると。。。。。♪♪♪〜スマホの着信音がなった090-⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎-⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎先生だ!!Mariaママ「はい」先生「今着信頂きましたが。。。」Mariaママ「そちらで妊婦検診お願いしているものですが、胎動がなくって。。。」先生:「名前と週数教えてください
旦那:「着いたよ。。。」気づいたら家の前にいた。。。玄関を開けると義母が待っていた。。。義母:「どうだった?」Mariaママ「。。。。。」義母の顔を見たら涙が溢れ出てきた。。。旦那:「ダメだった。。。」義母:「え。。。。。嘘でしょ?」旦那:「おふくろ。。。ダメだったよ。。。」義母が私と旦那を抱き寄せ、涙した。。。義母「こんなことってあるの。。。昨日元気だったって言ってたじゃない。。。」いつもは強気な義母だが、こんなに涙し、弱々しい義母は初めてみた。。。旦那:「俺にも
朝になった。。。今日から入院3日目だ。。。旦那も私も瞼がパンパンに腫れている。7:30血圧と体温チェックがあった。朝から旦那が色んな所に電話をしバタバタしていた。。。旦那:「優希、俺今日はお昼過ぎまで仕事あるんだ。。。こんな時に本当ごめん。。。」Mariaママ:「大丈夫だよ。今日はお母さんも来るから。」旦那:「出来るだけ早く戻ってくるから。。。」そう言うと着替えを済まし仕事へ向かった。旦那は自営業だから調整できる時は仕事を調整してくれ出来るだけ側に居てくれた。。。本当に心
〇〇〇病院に到着総合病院なので受付や会計待ちの患者さんで溢れている。。。妊婦さんや赤ちゃん連れのお母さんもいた私の前を歩いていた旦那が察してくれたのかぎゅっと右手を握ってくれた。。。微笑ましく見ていた光景が、たった1日で、たった一言でこんなに辛く悲しくなってしまうなんて。。。涙を堪えてエレベーターを待ったーーーーーーーーーーーーーーー3階産婦人科病棟数時間前に宣告された時よりも病棟は明るく、元気な看護師さんの声が私には苦痛だった。。。ナースステーションで声をかける。。。
朝になった。。。起きて自然とお腹を触ってしまう。。。Mariaおはよう。。。大きくなったお腹は何も変わっていない。ないのはMariaの胎動。。。昨晩はあまり眠れなかった。。。泣きすぎだろう。。。瞼が重い夢であって欲しいと願ってもやっぱり現実だ。。。旦那:「おはよう」Mariaママ:「おはよう」旦那:「今日は必要な物取りに行ってくる。。。あと、色紙とかスタンプ台とか買いに行ってくる。」Mariaママ:「分かった。何か必要なものあれば連絡する」お別れ前の大切な時間の為に
お昼過ぎに母が来た母:「遅くなっちゃったけど具合どぉ?」Mariaママ:「うーん。。。特に変わらずかな」促進剤の量も増えているが、特に体調は変わらない。。。横を向いたり、座ったりして体制を変えてみたが投与前と変わらない。。。これ本当に効くのかなーなんて旦那や母と話していたーーーーーーーーーーーーーーー旦那:「ちょっとお手洗い行ってくる。」Mariaママ:「行ってらっしゃい。」旦那がトイレに行ったその時。。。うん!?うううん!?!?!?何かお腹が張ってきたような。。。ぐ
菊田さんが30分おきに様子を見に来る開始から30分。。。菊田さん「どうですか?」Mariaママ:「何も変わらないです。。。」菊田さん「点滴の量増やしますね」そう言うとお腹の張り具合をモニターチェックのグラフで確認して点滴のダイヤルをあげる菊田さん:「何かあればいつでもナースコール押してください。」開始から1時間。。。菊田さん:「お腹張ったりしてないですか?」Mariaママ:「してないです。。。」菊田さん:「点滴の量増やしますね」投与して1時間位だったが、何も変化がなく初め
検診が終わり、旦那の会社へ向かった。。。私の旦那は47歳自営業だ。。。私の年齢は33歳。一回り以上歳が離れている。何事にも一生懸命取り組む旦那が私は大好きだ(旦那との事は機会があればまた書きます)事務事などは手伝っているが今日来た理由は仕事ではない喪中ハガキを作りに来た私は旦那と旦那の母と旦那の父と4人で旦那の実家で同居していた。実は。。。脳出血で寝たきりだった義父が11/5にこの世を去った。74歳だった。。。義父は3年半前に脳出血で倒れ寝たきり状態自宅介護になり
旦那と夕飯を食べ、のんびりと過ごした。ネットで色々検索してしまった。「死産」「死産臨月」「子宮内胎児死亡」「36周死産」「死産乗り越える」「死産出産」「赤ちゃん心肺停止」。。。今まで検索した事もなかった。。。なんで私ばっかりと思っていたが、この日沢山の天使ママや天使パパがいる事、天使ママや天使パパという言葉もこの日初めて知った。天使ママのブログも読みまくった。胎動が感じなくなってから病院に行ったママ、出産後に赤ちゃんが亡くなってしまったママ、流産を経験したママ、
宮内先生:「出産後の検査についてですが。。。」旦那:「解剖や胎盤の検査のですか?」宮内先生:「はい。どの検査を行うかと思いまして。。。。出産後、外見に特に異常や問題がなければ、胎盤の検査や病理解剖をされる方がいらっしゃいます。」旦那:「まだ話ししてなくって。。。明日までにお伝えしますが良いですか?」宮内先生:「分かりました。それでは失礼します。」菊田さん:「今日はシャワー予約してあります。あとリラックスできるかなっと思い、オルゴールとかの音楽持ってきました。CDですけど。。。良かった
母:「私も無痛分娩、良いと思う。これ以上辛い思いをしなくて良いと思う。でも、産むのは母親だから自分で決めなさい」母親。。。私Mariaの母親なんだ。。。Mariaママ:「色々考えてくれてありがとう。私も考えたけど、普通に産みたい。。。だってMaria為に頑張れる事これくらいしかないから。。。私、Mariaの母親だから。。。」Mariaがちゃんと私のお腹に居た事、痛みに耐えて感じてあげたかった。決して無痛分娩が悪い訳ではない。痛みを感じてMariaを産んであげたいっと思
旦那:「そろそろ横になろうか?」Mariaママ:「うん」私はベッド、旦那はソファーベッドに横になった。。。昨日から今日まで色んな事が一気に起きててまるでドラマのようだった。。。ドラマだったらどんなにいいことか。「オギャーオギャーオギャーオギャー。。。」遠くの病室だろう赤ちゃんの泣き声が聞こえる。。。胸がギューっと締め付けられるこの気持ち。。。苦しい。。。辛い。。。悲しい。。。寂しい。。。色んな感情が一気に溢れ出す。Mariaママ:「何でMaria死んじゃったの?何でMa
辛くても、私が泣いて泣き喚くとお腹にいる弟にも悪い影響があったら嫌だから、泣かないように努力した。亡くなった兄には、母として何かしてあげたい。まず浮かんだのが、16週なので産んだ後の服がないので服を作ってあげようと思った。サイズもよく分からず調べると、ニコニコ257の会というボランティア団体を見つける。子供を亡くした方々で集い、同じく亡くした方へ服をつくって送っているそう。早速連絡し、自分で作りたい旨も伝えたがそれは無理みたいで作って頂けることになった。何か手作りもしたかったので棺に
※死産についての内容になります。辛い内容もございますので、天使ママさん、天使パパさんの辛い記憶を思い出させてしまうかもしれません。ご注意ください。2017年11月19日17:08はじめて会ったMariaは一度も目を開けず、声も出さず、まるで眠っているかのようでした。。。小さな小さな私の天使は羽を広げてお空に旅立って行きました。。。
こんばんはいつもみてくださってありがとうございます今回はまめちゃんが生まれた日-前編-についてお伝えしますお話はこの記事の続きになります↓↓『[死産]心臓が止まっていた日』こんばんは今回はまめちゃんの心臓が止まっていた日についてお伝えしますお話はこの記事の続きになります↓↓『[死産]胎動がなくなった日』こんばんは今回は順調すぎた…ameblo.jp心拍停止が確認された翌日、まめちゃんを出産するために入院することになりました。入院前に‥15時からの入院だったので限ら
長男出産時にすでに高齢出産だったので、次は2歳差くらいでと思ってたのですが、なかなか授からず…やっと授かった子は妊娠7か月の時にお腹の中で亡くなりましたつらい悪阻を乗り越え、胎動も感じ始めていたのですが、ある日お風呂に入ってて『そういえば今日あんまし胎動ない?』と思いお腹をツンツンしても反応なし…どうしたのかな?と思いつつもその日はそのまま休みました次の日仕事に行き、いつものようにバタバタと忙しい1日を過ごしましたこの日も胎動を感じない気はしたけど忙しすぎて気にしてなかったからかな?とその
辛くないわけがないけど、何度も目が覚める夜中に色々考えましたちゃんと外に出してあげよう今私がこの子にしてあげられることはそれしかない今は泣かない朝になり、長男には『母ちゃんちょっとお泊まりしてくるから父ちゃんと帰ってくるの待っててな』と伝え、保育園に送り出し病院へ向かいました入院1日目、2日目は朝から子宮口を広げるための処置を行い3日目に出産という流れです私の部屋は予備部屋みたいなお部屋でテレビもないお部屋でした外来でNSTをする時に使ったお部屋です普通の入院部屋は埋まってたから