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今日は先日からの雨降りも止んだものの、相変わらず時折にわか雨の降るしっくりとしない一日でした。さて、今日から5月になったのですが、ゴールデンウィークに入ってから始まっていた地域の氏神様(三坂神社)でのちりめん人形「端午祭」を拝見させてもらいに一昨日(4月29日)行ってきたところです。入り口の大鳥居をくぐった参道沿いに植えられたツツジが見事な花を咲かせている向こう側の休耕田には、すっかり子どもの居なくなったこの地域に珍しく鯉のぼりが立てられていました。(1~3枚目画像)社殿
こどもの日は、もともと「端午の節句」と呼ばれ、鎧や兜、五月人形とともに、「絵のぼり」も飾られてきました。絵のぼりは、子どもの成長や健やかさを願う気持ちを、目に見えるかたちにした祝いの旗です。なぜ初節句に立てられてきたのか——工房の風景とともに、その背景をたどってみたいと思います。※本記事は2026年に内容を整理・加筆しました。目次こどもの日・初節句を祝う——祝いの旗「いわき絵のぼり」1|鎧・兜・五月人形・鯉のぼりのほかに2|古典が
「北斎が、幟(のぼり)絵を描いていた。」その事実は、浮世絵史のなかで十分に語られてきたとは言えません。本記事では、ボストン美術館所蔵《朱鍾馗図幟》を通して、用途物として制作された絵画に、北斎がどれほど本格的な造形意識を注いでいたかを読み解きます。※本記事は2026年に内容を整理・加筆しました。目次北斎と節句幟──朱鍾馗図幟に込められた画道の原点1|若き日の北斎と「鍾馗」の節句幟2|実用品の中に宿る芸術性3|提灯や袱紗にも描画した北斎