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では早速紹介していきたいと思います。現時点で自分が所持している筋書の中で一番古い筋書です。明治23年4月歌舞伎座演目:一、相馬平氏二代譚二、御誂雁金染三、京鹿子娘道成寺歌舞伎座の第2回目の公演にあたります。戦前の筋書は今の筋書よりも2/3くらいのコンパクトサイズだったのは有名ですが、まだこの頃は大きく今現在の筋書の大きさとほぼ同じくらいの大きさです。参考までに2019年12月の筋書と並べてみると…こんな感じ余談はさておき、この2回目の公演ですが色々な
母の日。母の笑顔しか思い出せない。いつも、ニコニコしていたお母さん。私は小さい頃からお母さんを怒ってばっかり。それでも母はニコニコしていた。ゴメンね。もっと親孝行しなきゃいけなかったのに。お母さんの1番いい顔。歌舞伎座開場の日の笑顔。歌舞伎座の前で「遺影にするからいい顔してね!」と私が言ってパシャリ。大好きな笑顔。花びらは三国志の時の桃の花びら。
今回は前回に引き続き歌舞伎座の筋書紹介となります。明治36年5月歌舞伎座八代目市川高麗蔵襲名披露演目:一、春日局二、素襖落三、女侠駒形おせん表題の通り八代目市川高麗蔵襲名披露であり同時に明治時代を代表する歌舞伎役者である九代目市川團十郎最後の舞台となります。主な役割一覧ご存知の方も多いかとは思いますが一応八代目市川高麗蔵こと七代目松本幸四郎について少し紹介したいと思います。元々三重県の土建業の家に生まれた彼は両親の離婚後東京
今月の歌舞伎座は團菊祭。お昼の部を見て来たよ!今日は学園の友達やお仲間と総勢12名。団体様で花道の左側前から2列目と3列目6席ずつ。花道で見栄をきる真下だから、役者の袖の風圧で汗は飛ばなかったけど風を感じたよ!左團次さん亡くなって1年になるんだ😓少し掠れた良いお声で荒事には欠かせない役者さんだったね。今回、息子さんの男女蔵さんが2幕目「毛抜き」で粂寺弾正を演じて主役張ってた。軽妙な台詞回しと動き、男女蔵さんに拍手👏左上から時計周りにNHさんとFさん。NHさんは大島紬とドクダミの染帯。このコ
今回は市村座の筋書に関連して久しぶりに明治時代の歌舞伎座の筋書を紹介したいと思います。※注:今回の筋書に出て来る役者名は当時名乗っていた名跡で記しますのでご注意ください。明治30年2月歌舞伎座演目:一、五十三次扇宿付二、弓始春重藤三、積恋雪関扉本編に入る前にこの頃の状況について説明するとまずこの公演の前の公演に当たる明治29年11月公演から歌舞伎座は渋沢栄一の義弟に当たる皆川四郎を社長に据えて株式会社歌舞伎座として発足しました。しかし、11月公演の経費を巡
「仕事、辞めていい?」と、ばくばく(夫)に訊いてみた。返事は……「いいよ」……軽い。軽すぎて本気で答えているとは思えない。重ねて訊く「いや、ホントに辞めていい?」「いいね」……なんか、よく考えろってとこかな?何やら小粋なチラシ幸四郎の宙乗りかぁうーん。行けないかな。
日舞のお稽古の後、歌舞伎座へ。『團菊祭五月大歌舞伎』を観に行きました。「夜の部」です。演目は、⚫伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)⚫四千両小判梅葉(しせんりょうこばんうめのは)です。『伽羅先代萩』の「御殿」の場では、菊之助さんが乳母の政岡(まさおか)を演じます。茶道のお点前でお米を炊く「飯炊(ままた)き」が見せ場です。「飯炊き」はなかなか舞台で見かけないので珍しかったです。…この「御殿」の場では、我が子がなぶり殺しに遭うのを堪える母親の苦衷と慟哭が描かれています。R15です
今日は、歌舞伎座の團菊祭五月大歌舞伎の千秋楽先日、観劇した日に、歌舞伎座すぐ横の銀座「白金(プラチナ)や」さんに行ってきました。私は、何年か前にいなり寿司のお店として知ったのですが、元々2013年に日本料理のお店としてオープンし、メニューのひとつとして、テイクアウトも行っていた"いなり寿司)が評判となって、歌舞伎役者さんや芸能人御用達のお店としてメディアでも取り上げられる、評判のいなり寿司専門店になったのだそう歌舞伎座からすぐのお店とあって、歌舞伎役者さん関係のお品がお
勘三郎さんの葬儀に、私は手紙を書いて祭壇に御供えしました。「貴方は沢山の種を蒔いて逝ってしまいました。その種はいつかきっと立派な花を咲かせるでしょう」と書きました。勘三郎さん、貴方の追善興行で遂に沢山花が咲きましたよ。観てますよね。3人目の息子鶴松さんのお光は野菊のような可憐な花。七之助さんは気高い山百合のような八ツ橋。勘九郎さんは、立派な大木に成長しました。中村屋の中心でしっかりと根を張らしています。中村屋のお花畑です。このお花畑が出来たのも、花に栄養をあげたり、支えを添えてく
こんにちは。望月順子です。昨日と今日は東京におりました。オリジナルワンピースの打ち合わせもしてきたので、それはまた今度書きますね。歌舞伎座は昨日の夜の部と、今日の昼の部。まず昨日の夜の部。海老蔵さんしか出ていないと言っても過言でないくらい・・・。一人で13役早変わり。しかも5時間15分。長い!出ずっぱり。今回は2等席にしてみた。特に、近くで見たいという人がいないから。ご贔屓猿之助さんの時は、最前列を狙ってチケット取りますが、最前列だと舞台全体が見えませんから
そう言えば、一心堂本舗のべっこう梅飴「歌舞伎隈取づくし」をいただきました!歌舞伎座地下の売店でチラッと見ましたが、私はこの梅飴と迷って森下仁丹の飴を購入したので、何だか嬉しいです(笑)キラキラの甘い飴と梅しょっぱいのとで美味しい😋これはやみつきになります(笑)一心堂本舗(東銀座/和菓子)★★★☆☆3.10tabelog.comLogin•InstagramWelcomebacktoInstagram.Signintocheckoutwhatyourfriends
歌舞伎座で秀山祭を見て来ました。秀山祭は、初代中村吉右衛門の芸を次代へと継承していくことを目的とし、平成18年より行われてきました。今回は、立ち上げて牽引してきた、二世中村吉右衛門さんの三回忌追善興行です。今までの写真も飾られ、吉右衛門さんの馴染み深い作品を、縁深い方々が演じていました。幕間には久しぶりのお食事処でフカヒレと蟹のあんかけ御飯全ての演目に吉右衛門さんの姿が重なり胸が熱くなり、あっという間でした。特に娘婿の菊之助さんとお孫さんの丑之助さん親子の連獅子。吉
酒鬱になって、すっかりアルコールから遠ざかった。週イチ位で、ほんの僅かに、かなり薄めにして飲んでいる。病人だね、まるで。酒を飲まなくなってから、夕食が食べられなくなった。今まで酒のツマミとしての食事だったら、おかずとして考えられなくなってしまった。夜になると食欲が失せる。他の事がしたくて、腹が減っても口に入れたくない。食事の時間がもったいない。でもカロリー不足はマズイ。バナナ、フランスパン、ポテトチップスだけが口に入れられる。いずれかを選んで腹を満たし
團菊祭五月大歌舞伎昼夜同日観劇はしんどいので、日を分けた。が、成田屋の初日は見たい。ならば、幕見で。紀尾井町の活躍も後日にちゃんと見ます!菊之助の政岡は初見。彼の煽情的な台詞回しに気持ちを揺さぶられた。切ないねぇ。中村歌六の八汐がこれ以上ない程の悪人で素晴らしい。雀右衛門との悪女コンビに心が踊る。ハラハラした女中対決の後は、お目当ての“床下“。市川右團次の男之助がめちゃめちゃにかっこいい。そして、さらなる興奮が訪れる。成田屋
ほんとにそう思ってました。お二人で、いつかと思ってくださりありがとうございます♡江戸時代だったら明日からでも、そうできたかも😅しかしそうなると、チケット争奪戦になりますね!大変だぁ
歌舞伎座で買ってきた歌舞伎狂言煎餅懐かしい瓦せんべいそして先日食べたのも歌舞伎座で買ってきた。祇園ちご餅求肥の中に白味噌が入ったもの。どちらも小さい頃食べた懐かしい味でした。あんずさんてっちゃんが大好きだった椅子の上でまったり、おやつ待ち😀クッキーあげました。夕飯は鮭の西京焼き、小松菜と油揚げの煮物きゅうりのキューちゃん風漬け物、ぬか漬けあさんぽ、秋だなぁって感じます。長袖が必要になりました。
今月も行ってまいりました、歌舞伎座。ゴールデンウィークに入る直前数日間東京に滞在しました。今回のメインの目的は歌舞伎。昼の部も夜の部も通しで連日の歌舞伎座日参。歌舞伎鑑賞が最近の趣味と話すと「歌舞伎は高いでしょ?」とよく言われますが、チケットそのものは、決して高くはないです。もちろん、興行、席によっては2万円を超える場合もありますが、3階の後方席であれば大体の場合、4,000円です。4,000円も決して安い金額で
成田屋の御顔が若き頃の杉良太郎に見える。勿論、良い意味で言っている。茶化している訳でなく。イイ男の顔はそういうものか。系統が似ているのか。メイクによる偶然かしら。團菊祭は明日が初日。昼の團十郎は、男女蔵さんの後見の後に幡随院長兵衛。菊之助の水野と対決する。二月の名古屋以来?昨日の稽古で、音羽屋と色々話したそう。こういうのも実現するといいね。市川團十郎白猿『稽古終わりました!』いやー楽しかったです‼️稽古終わった後に菊之助さんと、
昼の部から居続けの歌舞伎座。團菊祭五月大歌舞伎は、「四千両小判梅葉」でキリです。江戸城内の御金蔵から四千両が盗まれた、実際の事件を取り上げた黙阿弥の世話物。憎めないワルが特徴のピカレスクものでなく、とにかく写実に徹しているのが特徴。これがなぜ、團菊祭?それは、五世から当代までの菊五郎と、二世松緑が演じてきたからです。その主人公は、無宿入墨の富蔵。四谷見附のお堀端で、おでんと燗酒を商いながら、腹に一物ありそう。初役の当代松緑によると、悪党でも肚の座った人物とか。確かに、た
この演目は以前に市民会館で行われた歌舞伎で観たことがあります。人間の大きさくらいある毛抜きを黒子が操り,立ったり動かしていました。悪人が磁石で操っているという想定です。「そんな磁石あるか!」と違和感を感じていました。毛抜きも超大きいし。プログラムの題目の上に小さく「歌舞伎十八番の内」と書かれていました。これは「角(つの)書き」と言うのだそうです。団十郎家のお家芸という意味で書かれているらしいです。ちなみに十八番は「おはこ」とも読みます。お家の大切なものを箱に仕舞っていることが語源とのこと。
「おしどり」夢二の絵の女の人みたいだわ、と思いました、右近さん。「毛抜」1年がなんと早い時期ことか。男女蔵さんも茶目っ気があって、粂寺弾正が合いますね。「幡随院長兵衛」ん~~、旗本の了見が狭すぎませんかねぇ、といつも思うお話しです。
最近私は鬱気味だ。何も楽しいと感じない。歌舞伎座でスーパー歌舞伎と銘打っての興行なのだから、本来ならドキドキウキウキワクワクなはずなのに…。今朝もギリギリまで家でウダウダしてタクシーで歌舞伎座へ。正直、三国志は観たけどあまり記憶に残っていない。幕開きの曲を聴いた途端、蘇った!あの頃にタイムスリップしたみたいで、早くも泣けた。コロナ対応の為、制限が有るからどうしても「壮大さ」を出すのは難しい。どうしても役の名前が覚えられないけど…衣装の色でグループが分かるのが良いねってお母
おはようございます。今日は東京都中央区のイベント出展者募集情報をご紹介します。◆2024年5月3日(金祝)~6日(月祝)10:00~17:00【ゴールデンウィークマルシェ】会場:銀座松竹スクエア1F空地スペース(東京都中央区築地1丁目13-1)出展対象:ハンドメイドや雑貨、フードの販売※キッチンカーは締切出展料:5,500円/日<イベントの詳細>https://jmty.jp/tokyo/eve-fes/article-11e5nsメールにて申込み。枠が埋まり次第締切
團菊祭五月大歌舞伎新十郎さんの舞台番は絶品。菊之助(水野)の登場時がイイ。仄かな色気にゾクッとした。悪い奴は美しくなきゃね。成田屋は軽い雰囲気でスタート。家族や仲間たちとの別れを通して、水野屋敷で再び菊之助と対面する際にギアが入った。そして風呂場での決戦。ハナから死ぬ気の男。死んで初めて道を開こうとする気迫が良い。團十郎の鍛えられた肉体から放たれる貫禄。肉体美ともいえる。
こんにちは😊。面白くって抜け出せない状態を”沼にはまる”というらしいのだけれど。最近のわたし、ちょっぴり歌舞伎沼にはまっております。東銀座の駅と劇場が直結しているので、暑い日差しの日も大丈夫!!歌舞伎座。和装の学校?のグループの方がみえていたらしく、着物の女性が目立ちます。ちょっとおしゃれして、非日常空間を味わうのもいいですよね。一方で、カジュアルな装いの方もいて、気軽にお芝居を観られるのもこれまたいいな。↑新しい緞帳だそうです。き
きもの都粋高塚です昨日までで、遊美の会・前半が終わりました。後半は14日(土)〜17日(火)までになります。前半で、やはり人気だったのは明月蘆(めいげつろ)京都で150年続いている織本さん。言わずと知れたXジャパンのヨシキさんの着物ブランド「YOSIHIKIMONO」のお着物も作られております。何よりも薄物、紋紗が素晴らしいので、ぜひ見て欲しい!歌舞伎座店の吉川も愛用している明月盧の紋紗。新柄も届いておりますので、Don'tmissit!でございます。ご予約お
【5月歌舞伎座】(4/12チラシ追加)團菊祭五月大歌舞伎◆日時:5月2日〜26日(8.16日休演日)昼の部:11時開演夜の部:16時30分開演◆演目:昼の部⚫︎『鴛鴦襖恋睦おしどり』⚫︎『歌舞伎十八の内毛抜』⚫︎『極付幡随長兵衛』夜の部⚫︎『伽羅先代萩』⚪︎『四千両小判梅葉』数見役◆ご観劇料一等席18,000円二等席14,000円三階A席6,000円三階B席4,000円一階桟敷席20,000円詳しくは歌舞伎人⬇︎https://www.k
素晴らしい舞台で興奮が収まらず。特に「連獅子」。勘九郎、長三郎親子。勘九郎の親獅子が素晴らしくて…。厳しくて、広くて、包み込む大きな優しさ。「お父さんもこんなイメージだったな」…父を思った。一つ一つの形がピッと決まって心地良い。獅子になって決まるポーズは国立劇場の六代目菊五郎像そのものだった!数多くの連獅子を観て来たけど、私の中ではベスト3に入る!勘九郎、立派になったなぁ。長三郎も小さいながらもしっかりと歌舞伎役者で感心した。勘九郎が以前言っていた「父は稽古を沢山する努
レンジャー(高校生)集会で歌舞伎の観劇を企画し、シニア(中学生)を誘って歌舞伎座へ行きました。レンジャーでは企画したいものがある場合、集会計画書もスカウトが作成します。スカウトは銀座に来ることがあまりないため、降り立った時からワクワクしているのが伝わってきました。デパートでお昼ご飯を買って、歌舞伎座へ向かいました。3階席からの観劇でしたが、音声ガイドのお陰もあり、3話とも十分満喫することができました。座敷だと思っていたら椅子だったり、花道があったり、実際経験してみないと分からない
團菊祭五月大歌舞伎歌舞伎座の二階。左團次丈のお写真が並んでいる。沢山の方がご覧になられて、それぞれに思いを馳せておられるようだった。個人的には「身替座禅」の奥方(山の神)が一番好き。菊五郎との相性はもちろん。左團次という役者の性が爆発していたように思う。”向かうところ敵なし”四世市川左團次思い出の舞台一階ロビーもう一年経つのか。というより、お亡くな