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「伊勢物語」を読んでいます。私の高校での古典の授業は、作品ごとの教科書を用いて多くの章段を学びましたが、伊勢物語に関しては一般的な国語の教科書に載せられていた「東下り」の章段しか学べませんでした。文学史上、重要な作品だと思いますが、在原業平いう主人公がプレイボーイぶりを発揮して女性を訪ねる話が多く、高校生には教えにくかったからだと思います。この物語のテーマは「雅(みやび)」なのですが、私は「みやび」とは人間関係の行動に際しての美意識だったのかなと感じています。業平自身は「みやび」を意識し
お茶をする人に「五月と言えば?」と尋ねれば「炉から風炉になります」とお返事があります。点前座に座って建水から蓋置を取り出し、あららっどこに置くんだったっけ!!と慌てる五月です。熱源(炭)を入れる風炉は畳の上にあります。炉はこちら。釜も熱源も畳より低い所にあり小さい囲炉裏みたいです。それに伴い点前も使うお道具もかわります。大雑把に言えば炉は冬仕様、風炉は夏仕様、こうして半年ごとに炉と風炉が入れ替わり、風炉になれば炉の点前を忘れ、炉になれば風炉の点前を忘れ~
こんにちは、ガネーシャJr.です。東京の下町、曳舟界隈から向島や本所をブラリお散歩しました。京成曳舟駅が高架橋になって西側に移動してからは初めて降り立ちました。昔はすぐ明治通りに出られたのに、今は長い通路を歩きます。ここは昔のホームはずでした。明治通りには長屋風の建物が健在、懐かしい風景に感じました。「キラキラ橘商店街」は再生された商店街では成功している商店街だそうです。煉瓦通りの可愛い商店街でした。そして駅の反対側の地蔵坂通りを眺め、鳩の街通りも歩きました。鳩の街通りはこんな細い