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●着物コーディネートに、正解も間違いもないんです。受講者さんとお話をしていて、いつも感じるのは、着物の合わせ方に正解を求めている方が多いな、ということ。和装は、基本的に、着物、帯、小物、と、形が同じなので、どう組み合わせても、間違いではありません(フォーマルとおしゃれ着は分けてくださいね)。しいて正解を求めるなら、そこに「心地よさ」が乗っかっているかどうか。好き、と思えたらなら、それが正解(笑)先日の郡上紬のコーデ↓重厚感のある色柄の着物。なので、帯は、軽
●「色から考えない」着物と帯の組み合わせ着物と帯の組み合わせを考える時、色味から考える方がとても多いです。決して、これは間違いではないけれど、色味から考えると、着物と帯の組み合わせがいつも同じになってしまうことが多いです。私は、いつも、色味は最後に考えます。その前に他に色々考えることがあるんです(笑)私の場合、着物と帯、更に小物類、をなるべく違うものを取り入れます。例えば、染め・織り具象柄・抽象柄整列柄・ランダム柄濃色・淡色このあたりまで
●にぎやかな帯をするときの考え方〜柚木沙弥郎帯で派手な柄の帯をコーディネートする時は、お太鼓の大きさではなく、前帯の巾で考えましょう。例えば、先日着用した、柚木沙弥郎の型絵染の帯。↓お太鼓の大きさだと、結構にぎやか。↑でも、後ろ姿は、顔も見えないし、半襟も帯締め帯揚げも見えないので、帯の印象が強くても大丈夫。↓前帯だと、帯の幅は半分になるし、もはや、なんの柄かもわからない(笑)↑しかも、帯締めで分断されるし、帯の柄の印象はとても少なくなります。↓