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「下山事件」をご存知だろうか。国鉄三大ミステリー事件の1つと言われ未解決時間の1つなのだそうです。当時の国鉄総裁が礫死体で発見されたものの自殺か他殺かわからないという迷宮入り事件。ミステリー好きといたしましては聞いただけでゾクゾクとしてきます。ただ実際にあった事件ですのでゾクゾクと言っていいものかどうかは少々気に掛かるところであります…wwなぜに突然言い出したかといえば、ゴールデンウィーク中にボケっとしていたらテレビから流れてきたドラマがこの下山事件のドラマ
長関街道のんびり乗合馬車その昔、この一帯の海に面した道は美しい松並木だった。松の木々の間に、九州の山々が眺められた。源平の合戦、幕末の外艦砲撃の舞台として、わが国の歴史の1ページを飾る由緒ある場所であった。その歴史。海峡を行き交う帆船、蒸気船。そして下関東端の町、壇之浦を出れば前田村、豊浦郡長府町。付近には茶店なんてのもあって、実に楽しい道だった。明治年間には、この道路下には団竹も茂っていたという。大正十年くらいまでは幅四メートルくらいのデコボコくねくねとした道で、海峡の潮が足もとを洗う
2022年2月8日(火)0655みいつけた!おかあさんといっしょパッコロリンいないいないばあっ!【2021年12月21日(火)の再々放送】オトッペ(再)わしも(再)忍たま乱太郎(再)びじゅチューン!(再)2355〈Eテレ〉📺️0655▽OP:冬来たりなば春遠からじ(英国の詩人シェリーの詩より)▽日めくり:デジタル万年カレンダー🎵わが輩は、犬:百福さん(北海道洞爺湖町在住)🐶冬のかけっこと他の動物がお気に入り、シャワーとお留守番が苦手▽ID:HappyVale
松本清張「ゼロの焦点」2009年に映画化。金沢市内の窯業会社がストーリーに登場。そのロケ地に、備前市三石の三石耐火煉瓦の建物が使われた。これがその時のポスター。三石に保管されてました。懐かしいですね。広末涼子も若いです。
落差上新装版(角川文庫)Amazon(アマゾン)落差下新装版(角川文庫)Amazon(アマゾン)現代でいう「ストーカー」気質を持った大学の助教授が主人公の長編小説。女癖が悪いのは仕方ないとして、わざわざライバル学者の未亡人に手を出したり、友人の妻に狙いを定めたり、随分と面倒なことがお好きなご様子。やり口も執拗で、その点でも異常気質を感じる。これは松本清張の中にあった「願望」なのか、こういう人がいたら嫌だなということなのか、どちらか気になる。
松本清張の小説のようなタイトルですが、人間の暗い業に根差した痴情犯罪ではなく、セコい窃盗が起きました。長く都会で暮らしていましたが、十数年前から私の生まれ故郷の町で暮らしています。都会の方の家はいずれは売るつもりですが、今のところは空き家状態。年に一度か二度、庭木を切ったり、雑草を抜いたりするために行くようにしています。夫が一人で行くことが多いんですが、今回は私も行きましたよ。で、向こうの家に着き、異常がないかどうか、家の周りをぐ
日曜日試験なのに、見直しが終わらない…。2単位の重さがハンパない…。あー…事件のことで集中力がやばい。同時並行でやることだらけ…このタイミングで図書館で松本清張を借りてきてしまった…
ものすごく久しぶりに、未読の松本清張作品を読みました。波の塔(上)Amazon(アマゾン)591円・・・というのも、最近、「渡された場面」をふと読み返して面白い!!!と、久方ぶりに清張熱に火がついたのであります。あと、某氏が某賞を受賞した際「或る小倉日記伝」なんてかなりの作品で、あれはまさに、賞にふさわしいよなあ、と思い返したのもあります。なんで「波の塔」にしたのかは自分でもわからないのですが・・。とりあえず上巻を買って、読みました。
砂の器シネマコンサートへ行きました1974年砂の器松本清張原作、野村芳太郎監督、日本映画の名作とされる作品は日本映画の名作といわれています。ラスト数十分にわたる演奏シーンと回想シーンがオーバーラップするのが見どころその曲のタイトルは宿命’この宿命の作曲者は?「和賀英良!」いや、ちょちょっと違うというか、50%当たっているような大阪城を建てたんは大工さんみたいな感じで「本浦秀夫!」あ、あなたよく知ってますね。20%正解のような・・「加藤剛!」ほな、あほな、それはありません
松本清張原作鈴木英夫監督清張作品というと何故かいつも地下鉄に揺られながら文庫本を読んだあの光景を思い出します。名作も凡作もどれもこれも何べん読んでも何べん観ても面白い。沖野(池部良)お話。安井銀行の貸付課長・沖野は今度、常務の桑山の強い推しで池袋支店の支店長に抜擢された。桑山と沖野は大学の同窓であり同期入社だったが前頭取の子息である桑山は常務に昇格している。桑山(平田昭彦)池袋支店長となった沖野は新任の挨拶廻りの際料
ドラマけものみち(米倉涼子)原作との違い・感想松本清張原作の小説『けものみち』とは、色々と違う米倉涼子を主演とした2006年制作のドラマ『けものみち』全9話の視聴を終えた。評価…★☆☆☆☆星1つでございます(´(ェ)`)◎各話のサブタイトルは以下のようになっていた。第1話裸の女王第2話愛人vsお局様第3話本物のワル第4話女帝の激突第5話想定外の女帝第6話愛人の意地第7話麻布の女帝第8話鬼頭の死…莫大な遺産第9話(最終章)生き残る!女帝最後の賭け
2021年7月21日朝早く「千里浜なぎさドライブウェイ」を走破した後、能登半島の海岸沿いを北上します。石川の観光地と言えば、城下町金沢の「兼六園」や「武家屋敷」、朝市が有名な「輪島」、車で砂浜を走れる「千里浜なぎさドライブウエー」が有名どころですが・・・・・能登半島のたくましい景観がみられる能登金剛「巌門」も、その一つだそうです。というわけで、巌門の無料駐車場に車を止めて、観光させていただきますよ。なんと!!!色々なサスペンスドラマのロケ地としても使われている場所
評論家川本三郎氏の著作、毎度楽しんでいる私。コチラは、作家松本清張ミステリーを様々な角度から魅力に迫るガイド本。ゆえに、松本清張ミステリーを知らないと楽しさ今ひとつだわね。私は、松本作品は熱心な愛読書では無いけれども、ほどほどに読んでいたのでセーフで御座いました。地方と中央、格差社会、転落する男女などなどあちこちに書かれた評論をまとめ、一冊に仕上げたらしいこの本ですが、ちょい内容重複がチラホラってのが気になるって言えば気になるけれども、編集方針かなぁ?大都会東京と地方との距
4月から5月のGWの連休にかけて岐阜・柳ケ瀬に“プチ遠征”し、ロイヤル劇場で連続して見たのは「何度でも観たい!松竹映画傑作選」と題した1970年代の松竹映画の大ヒット作2本。映画『砂の器』『八つ墓村』はいずれも公開時に見ています。監督は野村芳太郎、脚本は橋本忍です。劇場はロイヤル劇場(回数券5,000円⑧・⑨)。『砂の器』(1974年、監督/野村芳太郎、脚本/橋本忍、山田洋次、原作/松本清張、撮影/川又昂、美術/森田郷平、音楽/芥川也寸志)東京大田区、蒲田駅の操車場構内で死体が発見さ
こんちゃですぅ〜㋜㋜㋜鬼畜2022年2月25日(金)23:59までGYAO!で無料配信中鬼畜(1978)(GYAO!より)キャスト岩下志麻/緒形拳/岩瀬浩規/吉沢美幸/石井旬/鈴木瑞穂/蟹江敬三/加藤嘉/浜村純/大滝秀治/田中邦衛/大竹しのぶ/小川真由美スタッフ監督:野村芳太郎再生時間01:50:22配信期間2022年2月12日(土)00:00〜2022年2月25日(金)23:59◢◤◢◤◢鬼畜◤◢◤◢◤1978
今朝は寒いね~室温は、18度だけど、ちょっと前まで22度ほどあったから寒く感じる。きのうは昼過ぎから少しずつ天気が回復したので洗濯をした。風が強かったから、すぐに乾いた。もうヒートテックはいらないと思って全部洗ったけど、今朝、また着ることに。なかなか本調子にならない5月ですな。録画してたドラマを見たよ。松本清張の「危険な斜面」。出世のために利用した女を、都合が悪くなると抹殺してしまう卑怯な男の話。出演は、渡部篤郎(西島電機・工場勤務、県会議員の娘婿)長
眼の壁ってどういう意味なんだろう。とずっと思っていました最後に主人公の小泉孝太郎の独白『眼に映っていることが現実なのか?現代の実際の現実は視界の具象の彼方にありそうだ。眼はそれを遮蔽した壁を眺めているに過ぎない』なんか久しぶりに学生の時の国語の読解力の試験を思い出しました。最近、めっきり、小説を読むことがなくなっていたのですが、やはりたまには小説とか読まないと・・と思いました。ドラマの中の悪者は、法で裁かれる前に悪者同士で成敗しあっ
ひとつ前の当ブログで、『鬼畜』(1978野村芳太郎監督)を取り上げました。松本清張さんの原作にない子どものセリフを加えた脚本(井手雅人さん)が見事であります。そして、夫(緒形拳さん)の隠し子に対する妻(岩下志麻さん)の憎悪に満ちた演技がすごいです。小さな印刷所を営んでいて、朝から晩まで働いているおかみさんの役で、岩下さんはセットに入っただけでイライラしていたといいますから、完全に役のモードに入っていたわけです。そこへ持ってきて、夫の愛人(小川真由美さん)が突然現れ、子どもを3人も置いていく
「天城越え」「天城越え」予告編1983年2月19日公開。松本清張の原作を映画化。順位・受賞歴:1983年度「キネマ旬報ベストテン」第8位・読者選出第6位、同主演女優賞(田中裕子)第7回日本アカデミー賞主演女優賞(田中裕子)、撮影賞(羽方義昌)、照明賞(宮原敬)第26回ブルーリボン賞主演女優賞(田中裕子)第38回毎日映画コンクール主演女優賞(田中裕子)第7回モントリオール世界映画祭主演女優賞(田中裕子)第29回アジア太平洋映画祭主演女優賞(田中裕子)原作
俳句・ドラマ感想おはようございます。今朝は雲が多く寒いです。昨日は雨とか降って、外にはあまり出ていません。今日も熱いコーヒーでも入れて飲んでから・・・何するか?考えます。私の日記源氏物語はポルノ小説?間もなく始まる大河ドラマ、今年は紫式部が主人公です。高校時の古文の先生が「源氏物語はポルノ小説だ!」と言った。なんだかそれを聞いて、私も俄然、古文を勉強する気になったのを思い出す。源氏物語は、光源氏という絶世のイケメンが次々、美人を探しては寵
毎度お世話になってるJALの『どこかにマイル』で、今回は北九州空港になったので、小倉と別府へ行ってみた。さて、まずは小倉へ。北九州空港から高速バスで45分くらい。小倉城と松本清張記念館へ。小倉城は街の真ん中にあります。立て直されて中はめちゃキレイ。豆知識的な資料がたくさんで飽きないです。↓天守からの眺め。↓庭園もあります。↓松本清張記念館。学生時代、砂の器とか、点と線とか、結構読んでたなー、と懐かしくなりました。点と線(新潮文庫まー1-18新潮文庫)[松本清張
秋場文作(渡部篤郎)は西島電機の一社員、工場勤務で出世とはほど遠い生活を送っていた。ある日「新春全体会議」に出席した秋場は、グループ全ての実権を握る西島会長(中村敦夫)に会う。その側に寄り添う美しい女性…秘書室長であり会長の愛人でもある野関利江(長谷川京子)に秋場は気付く。視線が絡み合う2人…秋場と利江はかつての恋人同士。11年ぶりの再会だった…。秋場には妻子があったが、利江との再会後2人の関係は一瞬で燃え上がる。時を経て美しさを増した利江にひかれる一方、秋場にはこれまで抑えてきた出世欲が
2021年7月21日能登半島の絶景がみられる能登金剛「巌門」を遊覧船で優雅に観光した後は「ヤセの断崖」に行きましょう。海岸沿いの道を北上すると「ヤセの断崖」の案内看板と駐車場がありました。能登金剛と呼ばれる複雑に入り組んだ海岸線や奇岩・奇勝の数々が見渡せ、松本清張の小説を原作とした映画『ゼロの焦点』で、悲劇のヒロインが最後に身を投じたと場所だそうです。海に突き出た岩場は海面からの高さが55mあり、以前は岩場の周りには、体を預けられるような手すりや木も無かった為、
この付近は松本清張の小説「影の地帯」の舞台。ドラマ化もされている。先ほどまで居た海ノ口駅も荷物を扱う有人駅として登場していた気がするが、いずれにしても清張がこの場に佇み、構想を練っていた可能性はある。稲尾駅までやって来る。ここからは大糸線沿いの道を進み、一旦、湖面とは離れて歩く。(写真/田んぼにも水が張られ、湿原のように映る)向かっているのは「ゆ~ぷる木崎湖」。温水プールがメインだが温泉もある。そこで一風呂浴びてから帰ることにした。当初は先に温泉に入ろうと計画したが、結局、歩いて
「時間の習俗」フジテレビで2014年に放送されたドラマです。CSのホームドラマチャンネルで8月に再放送がありました。▼ホームドラマチャンネル記事千葉雄大の女装姿が可愛い!内野聖陽、津川雅彦がコンビを組んだ「松本清張:スペシャル時間の習俗」に注目!(画像1/2)|ホミニス【HOMINIS俳優・女優ニュース】「ミステリーの帝王」とも称される推理作家・松本清張。その作品の多くが映像化され、ヒット作も枚挙にいとまがない。中でも初期の代表作である「時間の習俗」は、清張の名を知らしめた出世作の「点
再びの松本清張の意味である今さらの松本清張と言ってもいい無駄な頭を使わずに、かつ、集中できて続けられるのが推理小説だ東野圭吾も最新刊の単行本を残すのみとなりむかし馴染みの松本清張に回帰している1冊読んでみて面白く、また2冊買ってきた戦後の昭和の臭い濃く、事件の背景、環境がノスタルジックで、それもまた面白いまるで当時のモノクロ映画を見ているような気分で読める登場人物の喋り方も当時風小説の書き回し、表現、漢字使用法も当時風同じ時代を一部重なって生きた
・・・今週初めに、ネットフリックスで昔のドラマ『黒革の手帖』見つけちゃったから、大変・・・昨日布団の中で、ラストまで見てて夜中の2時だよ(バカ)・・・全7話で助かったわ・・・リアルタイムで夢中になってみていたドラマなんだよね。それまで、米倉涼子って全然興味なかったけど、このドラマの悪女ぶりですごく好きになった記憶がある。金に執着している悪いやつらがいーっぱい出てくるんだけど、ほんとお金って怖いね~・・・お金に支配され翻弄されている。米倉涼子の強くて
香椎浜に二人の芥川賞作家が!「松本清張の『点と線』①」「松本清張の『点と線』②夜行寝台特急『あさかぜ』」「③香椎浜の心中事件」「④列車食堂と領収証の疑問」「⑤国鉄香椎駅」「⑥二つの香椎駅」「⑦西鉄香椎駅へ」「⑧香椎浜」の続きです。昭和53年(1978年)頃、テレビの人気シリーズに『刑事コロンボ』があった。それまでの刑事番組と違って、番組の最初から犯人が分かっていた。愚鈍そうなコロンボが、その事件のトリックを一つひとつ突き崩していく・
4月の岐阜への“プチ遠征”、岐阜・柳ケ瀬の“昭和の映画館”ロイヤル劇場でどうしても見たかったのは、この松本清張・原作の映画『眼の壁』。私の生年と同じ1958年の松竹映画で、主演は佐田啓二、監督を務めているのは『君の名は』の大庭秀雄です。松本清張の小説をさほど読んでいるわけではありませんが、本編の同名原作はパクリ屋の手形詐欺を発端として展開する社会派ミステリー。名古屋を起点に三重県の伊勢や、私の居住する岐阜県の東濃地方が舞台になっており、そのロケ地での映像がやはり大きく気になる作品でした
推理小説の巨匠といえば、やはり松本清張です。社会派推理小説なるジャンルを確立し、数多くの作品を著しました。なかでも大作『砂の器』は、とりわけ人気があります。再三にわたり、映画やテレビドラマ化がなされてきました。いささか冗長な原作より、映像の方が感動的ですらあります。今日はこの小説の、とある部分を取りあげます。物語の重要な端緒ではあるものの、下に論ずることは、本筋から離れた、とてもマニアックな話です。でもブログ筆者にとっては、とても興味ある話です。清張ファンのごく一部でもいい。関心をもってい