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2017年8月追記この記事の内容は、こちらに再構成して書いていますので、あわせてどうぞ↓源信と二十五菩薩と来迎図先日衝動買いした阿弥陀二十五菩薩来迎のジグソーパズルはまだまだ取り掛かる以前の段階ですが菩薩の顔の部分とか往生するお坊さんの顔半分(こわいな)とかあと、リンゴとか特徴的なピースは面白そうだなと思いますたぶんジグソーパズルあるあるで、わかりやすい模様のところはすぐに終わりあとが大変な事態になるんだろうねそういえば昔、「夕暮れの薬師寺全景」の横長
奈良国立博物館での特別展『貞享本曼荼羅修理記念特別展中将姫と當麻曼荼羅─祈りが紡ぐ物語─』が開催されたのに合わせて、7月26日に奈良公園の奈良国立博物館と葛城市の當麻寺の両方に行ったレポートをブログ記事にしています。記事は前編・後編となっており、8月23日にアップした前編では、當麻寺全体を広く紹介しました。後編となる今回の記事は、當麻寺本堂・曼荼羅堂が所蔵する當麻曼荼羅に絞った内容で書きたいと思います。このブログ記事で引用する主な画像は、今回の特別展の図録、一部『當麻寺古寺巡礼奈
府中市美術館へ。「ほとけの国の美術」の展覧会と講演会に行きました。京王線東府中駅から徒歩で向かいます。途中、パン屋さんに寄りました。駅から徒歩10分ほどで、都立府中の森公園。公園内の反対側の端っこに美術館があります。公園を突っ切って10分ほど歩きます。緑がきれいだな〜歩いていると向こうから鴨が2羽歩いてきました。普通にすれ違いました。振り向いて写真撮ろうとしたら飛び立ちました。↓↓公園内を10分ほど歩いて到着。毎年この時期に江戸絵画の展覧会があ
国宝・阿弥陀二十五菩薩来迎図は、法然上人の浄土宗総本山・知恩院にあります。鎌倉時代のものですね。阿弥陀二十五菩薩来迎図とは、阿弥陀様を中心にして、多勢の菩薩様たちが雲に乗って降りてくる有様を描いた絵です。臨終の時に阿弥陀様が多勢の菩薩様を引き連れて迎えに来て下さる有様を描いたものです。二十五菩薩の来迎図は、藤原時代末に盛んに描かれたのですが、当時の人にとってこの世は末法時代に入り終末の様相を呈し、この世への厭世観から来世の極楽浄土に対して強い憧れがあったんですね。