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◉最初の衝撃後.ごく初期の機体の動きをフライトデータから検証する日本航空123便の右斜め後方.同高度から飛来した超音速機が垂直尾翼の直上至近を掠め飛んだニアミスと仮定。超音速機が形成する強力な斜め衝撃波[入射波-機首部と翼部の2段波]が日航機の垂直尾翼直上を掠めて通過する際、上部ラダー取り付け部の継ぎ目では入射波後の反射波が溝を越えるまでの遅延の間に隙間が拡がり、押し寄せる多層の圧縮波がその隙間に爆発同等の衝撃荷重を放射状に加え、前方へは2つの分力となって(①前方への分力②下方への分
◉下向きの垂直加速度の前段階で起きていた事象前回の補足になるが...相模湾伊豆沖での異常事態発生の際、早期に下向きの加速度が生じた原因と経緯について。事故調査委は、圧力隔壁破断を起因とするならば垂直尾翼破壊のプロセスについて、重心回りのモーメントと胴体の弾性モードの連成を調査することなく解析して説明したことで明らかに不適切な結果を招いた。解析を簡略化したことで結論に至る過程の事象間に矛盾が生じ、実に曖昧な説明をしたという印象を受ける。よって異常事態発生直後の機体の運動について、事故調査報
衝撃直後の圧力隔壁の変形と客室内減圧後方から飛来した超音速機が日航123便の垂直尾翼に接触寸前の際どい通過をしたならば、その衝撃波は垂直尾翼の右側面上で正常反射またはマッハ反射を形成して通過したことになる。大気中の衝撃波の厚みは極めて薄く約0.2μmであり、滑らかな面ではない継ぎ目や溝では入射波が隙間の奥.細部まで行き渡り拡張させ、反射波として乗り越えるまでの間は後方から押し寄せる多層に及ぶ圧縮熱気流により単位面積当たりの荷重は過剰に増加する。結果、垂直尾翼上部の垂直安定板と上部方向舵の
機械部門の材料力学の今まで勉強に使用した資料を記載します。一次試験合格レベルの基礎知識はある上で、それを補うための参考資料です。(昨年まで試験にでた必須科目Ⅰの択一問題については、今年度から論文になるため記載しません)a.機械工学便覧基礎編α3材料力学出版:日本機械学会・第7章応力集中と接合応力P70~b.破壊力学小林英男出版:共立出版株式会社c.技術ノート「こべるにくす」㈱コベルコ科研HP内※試験に落ちてる人間の内容なのであくまでも参考程度にして下さい。(
専門(構造力学)今回は院試対策その4の『構造力学』について以下の順で紹介します.これさえ読めば完全理解!おすすめ参考書理解した後は演習!おすすめ演習教材基本的な定理などのまとめ集実際の院試過去問その他の参考書や問題集のレビューこれさえ読めば完全理解!おすすめ参考書・構造力学(上)ー静定編・構造力学(下)ー不静定編この参考書は京大の学部生から薦められた教材で,わかりやすい日本語で丁寧に細かく説明してあるため,この分野が苦手な人でも