ブログ記事2,603件
筋怪士や筋男と呼ばれる面(形)ほぼ同じ形でもお流儀やお家それぞれで名称が異なるものはいくつもあるようです。本面は西蓮作と満猶が極めた面で、まあ怪しい鑑定(極め)の類ですが作は見事なので以前写させて頂いたものの写し。ただ彩色は肌作りの剥落や毛描き、目の金具など本面とは意識的に変えてみました。金剛流の山田伊純氏からのご依頼で制作したもので、私より年若な能楽師さんから新作のご依頼(古面の修復は何面かさせて頂いています)は初めてなで感慨も一入。鮮やかな型が次々と展開される金剛流の船弁慶など想
悪実は陽射しの強さに、思わず太陽を振り返ったほど午後、部屋に帰った時は、遮光カーテンを閉めきっていたせいか、ひんやりしていたのですがいざカーテンを開けると、窓ガラスとカーテンの間に溜まっていた熱気が部屋中に思わず、今年初めて、エアコンを冷房運転で稼働しましたここ久留米は、明日、明後日、雨模様にそのせいか湿度も高かったのですが、あらためて、エアコンのすごさを感じました空模様の変化や寒暖差が激しい候ちょっとでも、お部屋の中で不快感を感じたらエアコンを自動運転
今回のタマンミニで一番の目当ては『改装したTMII(TamanMiniIndonesiaIndah)の動き方』1年以上かけてASEAN会議に向けて改装し、休館のところも多かったけど会議に間に合った??!姿のTamanMIniIndonesiaIndah【TMII…ameblo.jp過去に1回どころか、5〜6回チャレンジしても入れた試しがなかったAnjunganPapua今までにも開いていたことはあっただろうけど、私が行くときには工事してたり、閉まってたり...(以前は各
山の日って何のために出来たんでしたっけ?(笑)調べればサクッと何かしらの意味が出てくるんでしょうけど、少なくとも今の僕にとってはあまり意味のない日だと思うので調べたいと思わない・・(^-^;世間的には祝日が増えて、特に今年はお盆休みめちゃ長い!今日からお盆休みっていう方が多いんじゃないかな(*^_^*)普段会えない人と会えるって楽しみですもんね!^m^僕も少し休もうと思ってますが、ついつい彫刻刀に手が伸びると思われます(笑)
第一、第三日曜日および不定期で仏像を紹介しております今回はこちら大阪府道明寺十一面観音(国宝平安前期8~9世紀)大阪府道明寺の仏様。壇像様彫刻壇像様とは壇像の様式の彫刻、ということです。壇像とは?壇像とは白檀などの香木を素材とし、木目の美しさを生かした無彩色の仏像のことです。インドで始まり、中国の隋・唐時代に盛んに造られました。インドで白檀は高貴な材質とされており、産地の本国、インドでさえ入手困難なものでした。極東の国々にとっては夢のような材質です。日本にも招
神楽坂で開催します!グループ展のお知らせです☆神楽坂のカフェにてグループ展を開催しますらんでぶー展場所:ココットカフェ会期:4/29-5/16絵画、写真、木彫、フラワーアレンジメント、刺繍の作品をお楽しみいただけます【店舗情報↓】神楽坂の筑土八幡神社の近くですカフェにつき、ご来場の際はワンドリンクオーダーをお願いしますこちらのカフェでは、オーナーの焼くパウンドケーキがとても美味しいのでオススメです💕散歩散策に良い季節になりましたお近くにい
木彫りを始めようと思った時にいきなり彫刻刀をいっぱい買うのはやめた方がいいです(笑)木彫り教室によっては最初にたくさん彫刻刀の購入を進めてるところがあるみたいなんですけど、「いきなり10本とか、そんなに買って全部使う〜?」って僕は思ったりします(笑)ちゃんと使うから木彫り教室でも用意しているんだとは思うんですけどね〜。僕の考えとしては最初に基本となる彫刻刀を揃えてもらって、それぞれの彫刻刀の使い方の基礎をお伝えするところからスタート。
木彫りを始めたばかりとか、これから始めてみようっていう初心者の方にとって立体の木彫り作品って意味不明だったりしません?(笑)「どうやったら出来るのか、意味わからん。」みたいな(^-^;実際にやってみるとわかるんですけど、感覚的に立体が彫れちゃう方もいらっしゃいますし、やっぱり全然できない方もいらっしゃいます。人間なのでよっぽど才能がある人じゃない限り、立体を3Dで完ぺきに想像できる人なんていないと思ってます(笑)僕も絶対無理
秋分が過ぎて、暑さもコロナもちょっと落ち着いて来ましたね。このコロナのせいで延び延びになっていた高橋晋市さんの作品展がようやく開催されました。主に動物をモチーフにした作品たちがたくさんアートシーにやってきました。今回も木目が美しい、楽しい作品がいっぱいです。では、いくつかご紹介しますね!なんと言っても、DMにもなった作品「ネコ飛んじゃった」。この表情、可愛いですね。ゼッケン28は、ネコの鳴き声「ニャン」から…さすが高橋さん。奥深い…最近は、この「飛ぶ」シリーズが流行っているようで、
今年の夏は暑かった〜💦沖縄より茅ヶ崎の方が暑くて、茅ヶ崎より札幌の方が暑い夏が来るなんて、考えたことありました?でも9月に入り、だんだん猛暑が緩くなって来たように感じます。そんな厳しかった夏も終わり。そろそろ何かに癒されたい!そんな時、このDMが届き、思わず心がほっこり。笑ってしまいました。かわいいカワウソの彫刻!山形に住む高橋晋市さんの作品です。その高橋さんの木彫展が2年ぶりに開催されています。『木ままなオブジェ展2023』9月7日〜11日まで。今回も楽しい作品がたくさん。
相変わらず外出が憚られる昨今ですが、能面教室の説明会と体験会を実施しました。会場は東京都武蔵野市。地元羽村市よりは都心から便利が良い立地の個人宅一階。元画家さんのアトリエなので天井が高く、採光も良し。仮面をモチーフにした油絵が掲げられています。男性1人お休みの女性4名がご参加。皆様椅子に座って頂き、プリントをお配りして先ずは簡単な説明から。他には上の画像のような制作工程の見本をお見せしながら、実物を手に取りつつ段階ごとの作業内容や要点など交えつつお話ししました。途中積極的にご質問
小さな1歩を踏み出せるかどうかで人生って大きく変わったりしますよね。例えば、僕は20代前半の頃、体調が悪くて仕事もできず、辛い日々でしたけど、それでもどうしたら良くなるのかを考えて、できることを1つ1つやっていくことで変わっていくことができました(*^_^*)あの時、どうせ自分はもうこのままなんだって諦めていたら今の僕はないわけです。今の現状に満足しているならそのままでも良いのかなとは思いますが、自分が変化したい方に行動
ケヤキの板で木彫看板を製作させていただいております。保護塗装完了文字を彫刻中
ちょっと夜更かしすると次の日眠くてしょうがない(笑)やっぱり早寝早起きが良いなぁ(^-^)こんにちは!実は木彫り体験は鉛筆じゃなかった?木彫家の大二郎です。あれだけ鉛筆作りのワークショップやりますと言っておきながら鉛筆じゃなかったってなると大噓ツキになっちゃいますね(笑)鉛筆作りのワークショップは間違いなく鉛筆が出来上がるわけですが、今回ある事をしたらあるものに見えるっていう事があったわけです^m^あること、あるもの。これじゃわかりませんよ
実は今までの村のピザ屋玄関のopenclosed看板は、もう何年も前にオリーブのまな板に油性ペンで書いたものに防腐剤を塗っていただけだったんですが……画像お借りしましたm(__)mオーナーさんがまな板を知り合いの所で研磨してきてくださってええ〜〜どぉしようどんなんにしよ〜そうだやっぱし入れようってことで…さあー掘るぞ掘るぞ〜〜ガリガリーきんちょーするう〜うーんうーん………字もホリホリ〜〜木彫はミスすると取り返しが〜ペキって削り過ぎたらアウトだもんね〜〜でもオリーブは柔らかくてと
総高32cm2022年4月に仏像を購入した。奥行きの深い面相や、しっかりと太い腰部の体躯などから、平安時代11世紀に制作された仏像ではないかと思って購入を求めた。特に横からの面相は、平安時代の制作を思わせた。そして、この仏像の持物の水瓶は、制作当初のものと判断し、そのような状態の良さから、本像は希少な作品と考えた。購入後、下半身中央にある左右の往来を規則的に繰り返す衣文に、本像の特色があると感じた。そのため、この衣文部分の表現と近似する他の作品
最も手掛け易いが、突き詰めればキリがないといわれる小面。お手本はネットオークションで格安で落札してから10年以上経過の古面。彩色が塗り替えなのか、印象がわるかったのですが、彫刻を写してキチンとした形の毛描きや目の墨を書き直したところ、標準的な雪型?金春型?の小面であることが目に見えてわかりました。女面の鬘や毛筋をキレイに描くことは大前提ですが、バランスを欠くと額の大きさや顔幅に違和感を覚えたりと、彫刻まで狂っているように見えてしまいます。目の長さや開きもそうで、長さは墨を含んで43mm、
1月の記事でアップした小面が完成しました。今まで掛かりきりなわけではなく、合間に手を入れていたものです。彫刻の本面は昨年11月の記事に載せた江戸中期?に作られた小面で、その面から採取した型紙を使っています。ちなみに武蔵野市の教室で最初に打って頂く手本はこの小面です。彩色は金春本面の小面、いわゆる雪の小面を写した河内や近江、洞白など江戸期の名工の作品を参考にしています。わたしにとっては龍右衛門などといっても現実味がありません。(申楽談義に龍右衛門は尉や男面の作者と書かれており、女面の作者
八日町通りを歩くと、家々から軽快な木槌の響きがトントン、コンコンとリズミカルに聞こえ、心地よい木の香りが涼風に乗って漂ってくる。井波は一向宗瑞泉寺の門前町である。寺の御堂の精巧な木彫群こそが、井波の歴史の原点だ。寺の彫刻を彫った京都の彫刻師から井波の大工が学んだのが始まりで、今や井波彫刻はこの町の文化であり重要な産業なのである。(画・文:千原昭彦)