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6月3日のフランソワーズ・アルヌールの生誕93周年を記念して、フランソワーズの作品を紹介します。(1931年6月3日生誕-2021年7月20日死去)※過去の投稿の再掲となります。『女猫』(1958)監督アンリ・ドコアン共演ベルナール・ブリエ撮影ピエール・モンタゼル衣裳ギ・ラロッシュ【あらすじ】1934年、ドイツ侵攻により夫を失ったコーラは彼の遺志を継ぐため自分も諜報部員となり、レジスタンス活動に加わり見事に敵の機密書類を奪い取ることに成功する。ひと仕事終えた彼
来る5月29日は、ロミー・シュナイダーの没後42周年となります。(1938年9月23日生誕-1982年5月29日死没)それを記念して、ロミーの作品を年代順に紹介しています。(過去の投稿の再掲となります)■ロミーの遺作です。この年ロミーは薬物の大量摂取で逝去します。『サン・スーシの女』(1982)監督ジャック・ルーフィオ共演ミシェル・ピッコリ撮影ジャン・パンゼ【あらすじ】世界人権擁護委員会の代表者マックスはパラグアイ大使との会見席上、その本名を確認すると同時に
本日3月9日はジュリエット・ビノシュの60歳の誕生日です。(1964年3月9日生まれ)それを記念して彼女の作品をご紹介しています。■この作品は、『汚れた血』(1986)の姉妹作で、美しいハッピーエンドを持つ作品です。『ポンヌフの恋人』(1991)監督レオス・カラックス共演ドニ・ラヴァン撮影ジャン=イヴ・エスコフィエ【あらすじ】天涯孤独の大道芸人の青年アレックスは彼が暮らす、パリで最も古く美しいポンヌフ橋で、初恋の痛手と不治の眼病で絶望的な放浪を始めた空軍大佐の娘ミ
来る3月11日はドミニク・サンダの73歳の誕生日です。(1951年03月11日生まれ)それを記念して、ドミニクの作品を紹介いたします。■こちらは、ドミニクのデビュー作です。『やさしい女』(1969)監督ロベール・ブレッソン撮影ギスラン・クロケ共演ギイ・フライジャン【あらすじ】「彼女は16歳ぐらいに見えた」。質屋を営む中年男は妻との初めての出会いをそう回想する。安物のカメラやキリスト像を質に出す、若く美しいがひどく貧しい女と出会った男は、「あなたの望みは愛ではなく
来る5月29日は、ロミー・シュナイダーの没後42周年となります。(1938年9月23日生誕-1982年5月29日死没)それを記念して、ロミーの作品を年代順に紹介しています。■こちらは、ロミーがセザール賞最優秀主演女優賞を受賞した作品ながら、日本未公開の作品です。『大事なのは愛すること』(L'importantc'estd'aimer,1975)監督アンジェイ・ジュワフスキ共演ファビオ・テスティ、ジャック・デュトロン、クラウス・キンスキー撮影リカルド・アロ
来る3月16日は、イザベル・ユペールの71歳の誕生日です。(1953年3月16日生まれ)それを記念して、彼女の作品を紹介いたします。■初期のユペールで、最高傑作と思う作品です。『レースを編む女』(1977)監督クロード・ゴレッタ撮影ジャン・ボフティ共演イヴ・ベネトン【あらすじ】ポムはパリの美容院に勤める若い見習い。慎ましい暮らしをしていて、控えめで静かな性格。上司で友人のマリレーヌは、とても社交的で、数日間の休暇にノルマンディーへ連れて行ってくれる。そこでポム
本日3月13日のジャクリーヌ・ササールの生誕84周年を記念して、彼女の作品を紹介いたします。(1940年3月13日生誕-2021年7月17日死没)■ジャクリーヌ・ササール/JacquelineSassardフランスニース生まれ6歳までカメルーンで過ごした後、母親と共にニースへ戻った。1956年に『悲しみよこんにちは』に出演できる機会に恵まれたが、英語が話せなかった為に映画出演の話は無くなった。ヴァレリオ・ズルリーニに見出されて1957年に彼の脚本の映画で本格的に映画デビュー
来る5月29日は、ロミー・シュナイダーの没後42周年となります。(1938年9月23日生誕-1982年5月29日死没)それを記念して、ロミーの作品を年代順に紹介しています。(過去の投稿の再掲となります)『追想』(1975)監督ロベール・アンリコ共演フィリップ・ノワレ撮影チエンヌ・ベッケル【あらすじ】ドイツ占領下のフランス。医師のジュリアンは、連合軍の反撃による混乱を予感して、妻子を田舎の古城に避難させる。しかし数日後、城を訪れた彼の前にひろがっていたのは、惨
本日9月27日は、伝説的な女優クララ・ボウの没後58周年です。(1905年7月29日生誕-1965年9月27日死去)それを記念して、クララ・ボウの作品を紹介いたします。■クララ・ボウは、ニューヨーク市ブルックリンに生まれました。16歳の時に雑誌の美人コンテストで優勝し、翌年、映画デビュー。『酒』(1924年)で初の主役になり、当時流行していた‟フラッパー”スタイルを代表する女優の1人として人気を博しました。パラマウント映画と契約し、『あれ』(1927年)が大ヒットする
3月11日はドミニク・サンダの73歳の誕生日でした。(1951年3月11日生まれ)それを記念して、ドミニクの作品を紹介しています。『沈黙の官能』(1976)監督マウロ・ボロニーニ共演ファビオ・テスティ、アンソニー・クイン撮影エンニオ・グァルニエリ【あらすじ】1880年代のローマ。金物商人の娘イレーネは金持ちに憧れ、大富豪フェラモンティ家の次男と結婚する。だが彼女はそれだけでは満足できず、長男そして義理の父親までも、その美貌で虜にしていく……。■またもや、19
来る3月22日はファニー・アルダンの75歳の誕生日です。(1949年3月22日、仏ソミュール生まれ)それを記念して、アルダンの作品をご紹介していきます。■こちらは、アルダンの代表作の1つです『隣の女』(1981)監督フランソワ・トリュフォー共演ジェラール・ドパルデュー撮影ウィリアム・ルプシャンスキー(+キャロリーヌ・シャンプティエ)【あらすじ】偶然、隣り合わせで住むことになった、今はそれぞれの家庭があるかつての恋人どうしが、再び恋の炎を燃やし、近所のテニス・
明日のNHKBSで、メリル・ストリープ、クリント・イーストウッド主演の『マディソン郡の橋』が放映されます:5月28日(火)午後1時00分〜3時16分■この作品についての以前の投稿を再掲します。なお、メリル・ストリープは先日のカンヌ国際映画祭で名誉パルムドールを受賞しました。名誉パルムドールは、女優としては、ジャンヌ・モロー、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジョディ・フォスターに続く4人目となります。■MerylStreepニュージャージー州生まれヴァッサー・カレッジ演劇科を修了
来る5月29日は、ロミー・シュナイダーの没後42周年となります。(1938年9月23日生誕-1982年5月29日死没)それを記念して、ロミーの作品を年代順に紹介しています。(以前の投稿の再掲となります)『太陽が知っている』(1968)監督ジャック・ドレー共演アラン・ドロン、モーリス・ロネ、ジェーン・バーキン撮影ジャン=ジャック・キルベス音楽ミシェル・ルグラン【あらすじ】真夏の日射しが降りそそぐ南仏サン=トロペ。ジャン=ポールとマリアンヌは別荘で優雅にヴァカ
本日8月18日は、キャロル・ブーケの生誕66周年です。それを記念して、キャロル・ブーケの作品を取り上げます。■キャロル・ブーケ(CaroleBouquet)1957年8月18日パリ生まれ修道院を出てソルボンヌ大学で哲学を専攻。卒業後にコンセルヴァトワール大学で演技の勉強をする。1977年『欲望のあいまいな対象』でアンヘラ・モリーナと二人一役という難役を演じて高い評価を得る。1981年『007/ユア・アイズ・オンリー』でボンド・ガールに抜擢され花を添えていた。その後は『愚か者
本日3月11日はドミニク・サンダの73歳の誕生日です。(1951年3月11日生まれ)それを記念して、ドミニクの作品を紹介しています。■今日ご紹介するのは、ジャック・ドゥミのミュージカルです。『都会のひと部屋』(1982)監督ジャック・ドゥミ音楽ミシェル・コロンビエ美術ベルナルール・エヴァン共演リシャール・ベリ、ダニエル・ダリュー、ミシェル・ピコリ※歌は全て吹替【あらすじ】町ナント。労働者たちが機動隊と相対している。労働者の中に、冶金工ギルボーの姿もある。彼
今日から、フランス現代女優を取り上げます。昨今の日本では、欧米映画はアメリカ一極集中になっており、大変偏っているうえに、当ブログの趣旨である女優のエレガンスという点では、現代アメリカ映画の女優はあまり観るべきものがありません。(それは、ハリウッド黄金期があまりにも偉大だった反動かもしれません。1960年代からのアメリカの女優は、個々には魅力的なのにもかかわらず、露悪的だったりヌードや性的なシーンが多かったり、正視に耐えないひどい撮影にさらされてきました。)■一方フランス映画は、豊
来る5月29日は、サイレント期の伝説の映画女優メアリー・ピックフォードの没後45周年です。(1892年4月8日-1979年5月29日)それを記念して、彼女の作品をご紹介します。■メアリー・ピックフォード/MaryPickfordカナダ/オンタリオ州トロント生まれ7歳より子役として活躍していたが、NYに移りブロードウェイの舞台に立つ。1909年グリフィスに認められて映画デビュー。1916年プロダクション「メアリー・ピックフォード・カンパニー」を設立。1919年グリ
5月4日は、オードリー・ヘップバーンの生誕95周年でした。(1929年5月4日-1993年1月20日)それを記念してオードリーの作品を紹介しています。(過去の投稿の再掲となります)『噂の二人』(1961)製作・監督ウィリアム・ワイラー共演シャーリー・マクレーン、ミリアム・ホプキンス撮影フランツ・プラナー原作リリアン・ヘルマン『子供の時間』※『この三人』(1936、ワイラー)に続く映画化【あらすじ】カレッジ時代から仲の良かったカレン(オードリー・ヘプバーン)とマ
本日3月11日はドミニク・サンダの73歳の誕生日です。(1951年3月11日生まれ)それを記念して、ドミニクの作品を紹介しています。■最高傑作の『暗殺の森』と同様に、こちらもベルトルッチの作品となります。『1900年』(1976)監督ベルナルド・ベルトルッチ撮影ヴィットリオ・ストラーロ共演ロバート・デ・ニーロ、ジェラール・ドパルデュー【あらすじ】1900年の夏の同じ日に生まれたアルフレードとオルモ。それぞれ大地主と小作人頭の息子という立場の違いはあったが、二人は仲
1月14日は、フェイ・ダナウェイの生誕83周年でした。それを記念して彼女の作品を紹介します。■フェイ・ダナウェイ/FayeDunaway1941年1月14日フロリダ州バスコム生まれ軍人だった父の関係で任地を転々として育つ。ボストン大学在学中にエリア・カザンと知り合い、彼の勧めでリンカーン・センター・レパートリー・シアターに入団し、ブロードウェイ・デビュー。1967年『真昼の衝動』で映画デビュー。1968年『夕陽よ急げ』を経て『俺たちに明日はない』に出演して一躍注目を受ける。
来る6月3日は、フランソワーズ・アルヌールの生誕93周年です。それを記念して、フランソワーズの作品を紹介しています。(1931年6月3日生誕-2021年7月20日死去)『禁断の木の実』(1952)監督アンリ・ヴェルヌイユ共演フェルナンデル撮影アンリ・アルカン【あらすじ】うだつのあがらない中年医師のペルグランが、マルセイユで一人の娘と関係を持った。彼女の若々しさの虜になった彼は、妻を偽り、娘を病院でアルバイトさせる。だが、やがて彼との関係に飽きた娘は、村を出
6月3日のフランソワーズ・アルヌールの生誕93周年を記念して、フランソワーズの作品を紹介します。(1931年6月3日生誕-2021年7月20日死去)※過去の投稿の再掲となります。『パリジェンヌ』(1961)監督クロード・バルマ共演フランソワーズ・ブリオン撮影アルマン・ティラール【あらすじ】第3部フランソワーズフランソワーズは、ニューヨークに住むパリジェンヌ。不誠実な恋人フランクとケンカをしたため、久しぶりに故郷のパリへやって来た。彼女のパリの友人ジャクリーヌ
オリヴィア・デ・ハヴィランドの生誕107周年と没後3周年を記念して、オリヴィアの作品を紹介します。(1916年7月1日生誕-2020年7月26日死没)■オリヴィアは、1916年7月1日にイギリス人夫妻の次女として東京で生誕。父は東京帝国大学での教授。※妹はかの、ジョーン・フォンテインです。2歳の時両親が離婚し、母・妹と共にサンフランシスコに移る。1933年に“不思議な国のアリス”の地方公演で舞台デビュー。1934年、翌年ワーナーと契約、多数の作品に出演。『遥かなる我が子』(1
1月11日の岡田茉莉子の生誕91周年を記念して、岡田茉莉子の作品を紹介します。■岡田茉莉子1933年1月11日東京都生まれ。父は男優の岡田時彦。1951年、東宝入社。芸名は谷崎潤一郎が付けた。成瀬巳喜男『舞姫』でデビュー。1950年代は、マキノ雅弘『やくざ囃子』、成瀬巳喜男『流れる』など巨匠たちの作品に精力的に出演してきた。1962年「岡田茉莉子・映画出演100本記念作品」として自らプロデュースした主演映画『秋津温泉』がヒット。夫は映画監督の吉田喜重。『秋日和』(1960)
明石家さんま×石田えり【熊本の女は情が深くてイイ女】放送日:1996/01/05第500回ゲスト石田えり1960年生まれ、熊本県出身。高校在学中の78年に『翼は心につけて』のオーディションに合格し堂々のヒロインを演じ、映画女優としてデビュー。81年の映画『遠雷』では、その演技が高く評価され、日本アカデミー賞などを総なめにした。NHKでも出演作多数。大河ドラマ『徳川家康』や『翔ぶが如く』、ドラマ人間模様『國語元年』、水曜ドラマ『続・イキのいい奴』『父帰る』、水曜ドラマの花
来る3月9日はジュリエット・ビノシュの60歳の誕生日です。(1964年3月9日生まれ)それを記念して彼女の作品をご紹介します。『存在の耐えられない軽さ』(1988)監督フィリップ・カウフマン共演ダニエル・デイ=ルイス、レナ・オリン撮影スヴェン・ニクヴィスト原作ミラン・クンデラ【あらすじ】1968年のプラハ。国内外に民主化の風が吹き荒れる中、有能なる脳外科医トマシュは自由奔放に女性と付き合い、人生を謳歌していた。そんな彼の生活が、出張先で立ち寄ったカフェでウェイト
12月24日は、エヴァ・ガードナーの生誕101周年でした。(1922年12月24日生誕-1990年1月25日死没)それを記念してエヴァ・ガードナーの作品を紹介しています。■こちらはエヴァがスターダムへ上り詰めた作品となります。(シナトラとも結婚するのも、この頃です)『ショウ・ボート』(1951)製作アーサー・フリード監督ジョージ・シドニー共演キャスリン・グレイソン、ハワード・キール撮影チャールズ・ロッシャー【あらすじ】マグノリアは、ミシシッピ川をク
4月15日はクラウディア・カルディナーレの86歳の誕生日です。それを記念して、クラウディア・カルディナーレの映画を紹介しています。『山猫』(1963)監督ルキノ・ヴィスコンティ共演バート・ランカスター、アラン・ドロン音楽ニーノ・ロータ撮影ジュゼッペ・ロトゥンノ※テクニカラー【あらすじ】1860年春、統一戦争下のイタリア。シチリアを300年の長きに渡って統治してきたのは“山猫”の紋章を持つ名門貴族サリーナ公爵家だった。自らの終焉を感じながらも、これまで通り優雅に振
来る3月2日は、ジェニファー・ジョーンズの生誕105周年です。(1919年3月2日-2009年12月17日)それを記念して、ジェニファー・ジョーンズの作品を紹介しています。■こちらは、ジェニファーの代表作のメロドラマ中のメロドラマです。『慕情』(1955)監督ヘンリー・キング共演ウィリアム・ホールデン撮影レオン・シャムロイ【あらすじ】1949年、香港。イギリス人を父とする混血娘で女医のハン・スーイン。戦死した軍人の夫を想う失意の日々を送る彼女は、医療への
1月24日は、ナスターシャ・キンスキーの生誕61周年でした。(1961年1月24日西独ベルリン生まれ)ナスターシャがモロッコにいく映画です。『ハーレム』(1985)監督アルテュール・ジョフェ共演ベン・キングズレー美術アレクサンドル・トローネル撮影スクァリーノ・デ・サンティス【あらすじ】ニューヨークに住む株の仲買人ダイアンは、攫われてモロッコの石油王のハーレムへ。理不尽な状況に一度は逃亡を企てるダイアンだが、ハーレムの主は満たされぬ寂しい男だと知り、やがて……。