ブログ記事250件
※追記本記事の続編はこちら。日本産水草の混植に挑戦。「日本淡水魚と水草は相性が悪い」私の中での定説です(笑)他の人はどうか知らんけど。熱帯魚水槽では多種の魚が混泳し綺麗な水草がたくさん植えてあるのに何故日淡水槽は殺風景なものが多いのか?答えは、●まず水草水槽に入れるには日淡は大きすぎる。(メダカですら小型カラシンより大きい)魚が大きいと水を汚しやすい。●水草を食う。もしくは引っこ抜く。●酸欠防止のエアレーションで水草が成長不良になる。●日
育成その3の続き。長らく放置していたシリーズです。忘れていたわけではなく、採集⇒水槽投入⇒一年経過観察して結果が出るのを待っておりました。日本産水草水槽計画!と銘打ちながら水槽内には熱帯産のも入っておりますが、そこはあくまで「計画」ということで(汗)では、いくつか紹介。ヤナギモもっとも入手しやすい水草の一つ。池にも川にも湖にもドブにも生えている。形状から水槽後景に植えて水流にたなびかせるようにすると映える。(底床)主に砂。土質の池にも生えているのでソイルでも可能と思われ
育成その5の続き。このシリーズも6回目ですか。日本産水草水槽つくった当初は熱帯産に比べて難易度高しだったので焦りました。2~3年維持してようやく何かが見えてきた気がします。あくまで「見えてきた気がする」ですけどね(笑)たかが2~3年で何を言うか!と怒られそうです(汗)植物道は一生かかっても極めるのは無理でしょう。それほど植物道は深く広い。。。だからこそ自分でもできる範囲でぼちぼちとね……。探索、採集はヘボの部類ですので、今まで協力してくださった方々に感謝です。では紹介を
水槽の底床掃除をしたら眠っていた水草が芽吹いてきました。オウシャジクモ(推定)托葉冠がない小枝の基部に卵胞子が付く終端細胞が尖るシャジクモにしては大型だなと思い特徴を調べるとオウシャジクモorアメリカシャジクモに絞られました。これ以上の同定は卵胞子の溝を顕微鏡で観察しないといけないのでうちでは不可能です。希望的観測でオウシャジクモにしておきましょう。野生状態こんな感じで野生では硬く短い形をしていました。環境
完全に忘れ去られたシリーズを発掘してみました。前回の記事は3年前ですか……『タデの迷宮-第3層(秋の開花で正体を探る)』タデ科植物はフィールドでは地味な存在。多くは秋に開花して枯れます。(春夏開花タイプもあり)開花時期に写真撮っておかないと何タデか分からないまま1年待ちに…ameblo.jpタデ科植物の水中化は色々挑戦してきましたが、結局抽水状態で育てた方が生き生きするので沈めるのを止めてしまったんですよね。そこから野外で花を観察するス
うちで保存している水草の種子を起こし水槽育成を試みます。種子ボウルにソイルを敷き、水を張り、加温水槽に浮かべ、光と温度を与えます。今回使う種子はこれ。ホシクサ黒花型通常のホシクサと挙動が異なるのか試してみます。アマノホシクサ種子をいただいたので久しぶりに育てることにしました。タマガヤツリホシクサからの関係ないカヤツリグサ科w幼苗期は水中
新テーマ「水草図鑑」を始めると宣言したものの、どの種類から紹介すべきか迷っていました。最初の記事によって、このテーマの第一印象が決まってしまう訳ですので。。。そこで、①このブログで取り上げてきた日本淡水魚と多少関わりのあること②ある程度知名度が高いこと③飼育環境下での増殖品がある程度流通していること④鑑賞価値があること⑤ある程度育てやすいことの計5つに重点を置いて考えてみました。そこで思いついたのが「ガシャモク」。日本に自生し(絶滅寸前ですが)、新産地が見つかれば
お前、採集ばっかり行ってるけど、飼育の方はどうなってるんだ?との声がそろそろ聞こえてきそうなので、お世話になった人への報告も兼ねて、アップしようと思います(汗)結果だけ先に言うならば、「うまく言っているといえば、いっているし、失敗していると言えば、そうともいえる」でしょうか。なんじゃい、それはヽ(`Д´)ノと思われるでしょうが、言い訳を少々(笑)。うちは、二本の小型水槽に日本の水草を数十種類植えています。数十種といっても、乱獲しているのではなく、何百と生えている内の1、2本を時間を