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写真にある縄の束は結縄文字キープです。キープというのは、文字のなかったインカ帝国で使われた記述方法で、主に数の記述・記録に使われていました。書き手・読み手になるには専門教育が必要だったそうで、物品やその数量以外に、単純な言語表現にも使われていたとも言われていますが、解読はされていません。結縄は、古代中国やギリシャを始め、五大陸の各地で使われており、その用途も納税から求婚まで幅広いものがあります。近頃は何でもコンピューターが処理してくれますから、納税の記録も求婚の記憶も後世に物質としてその形跡を
ようこそMuseumalive研究所へ(^-^)/このブログは、ミュージアムの運営を考える専門サイトです。※Museum=博物館⊃歴史系博物館、自然史系博物館、美術館、科学館、文学館、動物園、水族館、植物園、その他※alive=生きている状態、Deadの対義語博覧会・テーマパーク・博物館・劇場・ホールなどの文化空間を、文化人類学の柔軟な視点で「空間メディア」として構造化しました。「空間メディアの構造と性質」を探り、その重層的構造とダイナミズムを明らかにしていきます。空間メデ
♯1ミュージアムは生きているか?-Deadoralive-…………………………………………………………………※Museum=博物館⊃歴史系博物館、自然史系博物館、美術館、科学館、文学館、動物園、水族館、植物園、その他※alive=生きている状態、Deadの対義語「Museumalive」という概念には、ミュージアムが私たちにとって、"生き生きとした場所であって欲しい"という願いが込められている反面、利用されず「Dead」な状態にあるミュージアムが少なくないことをも指摘