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香害について発信しようとこのブログをはじめましたが、なかなか書けませんでした。というのも、症例の詳細をSNSで発信しても、「デタラメ言うな!」とおしかりを受けまして。それならば、それなりの学会誌でアクセプトされた後に発信した方がよいだろうと考えたからでした。ところが、それなりの学会に投稿しても「そんな話聞いたことがない」「非科学的」と言われ…やっと理解ある学会で掲載が許可されました。以下、内容をご紹介いたします。緒言近年、におい産業が脚光を浴び、高残香性柔軟剤や香料入り消臭
◆テープの異臭DIYをしようと100均ショップに行きました。幅5cmの透明の粘着テープが目に留まり、これで100円(消費税込で110円)は安いと思い購入しました。家で包装を破って、その異臭にびっくり!たちこめる化学物質臭。すぐさまビニール袋に入れて屋外に放り出したものの、2~3時間は不快感が残りました。110円は惜しいですが、健康には代えられません。放置して1か月が経ち、このたび勇気を出して、このテープを袋から出し、写真に収めました。下が石なのは、屋外での撮影のため
2024年2月5日北海道から来院されている女性である。ワクチン接種はされていないが、シェディングによる体調不良のため(皮膚の湿疹と皮膚炎による痒み)来院されている。本人の了解は得て撮影している。排毒を行なった3分後の数値である。許容量の約2.6倍ホルムアルデヒドは許容量の約5.8倍揮発性有機化合物は許容量の約7倍排毒することによりこういった数値を下げると、皮膚の症状も改善されてくる。おしまい。
社会問題系の話題ばかり続いてしまったので久しぶりにシェディングネタです。その前に自分がどれだけシェディングネタを書いてきたのかと、クリニックHPの検索窓に「シェディング」と入力してみたのですね。すんごいたくさんシェディングネタ書いていたのですね。書いたそばからすぐに忘れてしまうのでぜんぜん知りませんでした。一番最初にシェディングについておそるおそる書いたのは、2021年7月23日でした。ついにこのネタを書くときがきたか・・・シェディングなんてこれまでみんな知らなかっただろ
高残香性柔軟剤、消臭除菌スプレー、家庭用洗浄剤による伴侶動物の健康被害を、小動物臨床の獣医師専門雑誌に掲載していただきました。原稿をそのままSNSにアップする許可が下りませんでしたので、以下に症例のご説明を簡潔にいたします。香害…正確には、高残香性柔軟剤、消臭除菌スプレー、家庭用洗浄剤による健康被害です。どんな症状が出るのかのご参考になさってください。柔軟剤の症例1高残香性柔軟剤を使用するようになった家庭で飼われていた猫が、流涎、斜頸、元気食欲の低下で来院。肝酵素値の上昇、腎機能の低下