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「漫画に協力してくれる“中国武術家”求ム!」数年ぶりに『中国武術の漫画企画』を本気で作ってます。前回は①現代実戦もの(長拳)②現代&ファンタジーもの(八極拳)③ファンタジーもの(形意拳)でしたが、今回はあらたに④競技武術もの(長拳メイン)⑤八極拳もの(令和版『拳児』^^;)を書き足してます。どれが編集部の会議で刺さるかわからないので①~⑤すべて提出する予定です。八極拳に関しては『八極拳研究会』様にお願いしようと思うのですが、競技武術は協力してくれる方か「この人に頼むといいよ
〜一招を極めよ!漢・神槍李書文ここに在り!!〜清朝末期。中国河北省滄州市近郊の村に一人の青年がいた。彼の名は李書文。後に数々の伝説を残すこととなる武術家の一人である。というわけで、今回は李書文を主な主役とした『拳児』の外伝です。コミックスだと第21巻。ラストです。これは元々、本誌でバラバラに連載されていたものを一つに纏めたものらしいですね。生涯に渡り激しい性格だったらしい李書文。そんな李書文は、若き日、ぶっちゃけイキりまくっていた。他流派と喧嘩をしてボコボコにされた李書文は、仕
劇画「拳児」では、様々な秘伝技が登場し、そのいずれもが正確に表現されています。では、松田先生が全ての秘伝を公開したか、と言えばもちろんそんなことはありません。最近のマスコミは、報道しない自由を駆使し、大切なことを隠す風潮がありますが、その手法をさりげなく駆使していたのが松田先生。もちろん、一般の人は表現されていないので気づきません。しかし、松田先生が何を大切にしていたかを知っている弟子達だけにはわかります。今回はその秘伝を公開しましょう。「いくら技を覚えてもコンフーが無ければ一切は空なり
八極拳の有名な動作と言えばなんと言っても打開でしょう。馬歩になり、両手を豪快に開く動作はいかにも八極拳らしくてダイナミック。しかし、同時にこの技ほど用法があいまいな動作はないかもしれません。拳児の中でも張先生は打開には、一般向けの用法とそうでないものがある、と語っていますが、今回はこのナゾに迫ってみましょう。両手を開く打開の動作は大八極に出てくる動作。拳児は張先生からこれを学びます。しかし、そもそも大八極と呼ぶのは武壇だけで、他派では単打とか大架とか長拳、もしくは八極拳などと呼んでいます
站樁は中国武術修行者だけでなく、空手修行者にもよく知られた鍛錬法です。しかし、その割には站樁が、何の為に行うのか?どうして中国武術に必要な能力を養えるのか?を正しく理解されていないようです。果たして、ただ立つだけで気の力は本当に養えるのか?神秘の力は手に入るのか?今回は武術マニアなら一度はぶつかるこの疑問に切り込んでいきましょう。「拳児」では、拳法の習い始めに、馬歩站樁を徹底してやらせるシーンが何度か出てきますね。一度目はもちろん拳児の練習始め。拳児は夏休みにじいちゃんの田舎で本格的に