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エビリファイやレキサルティは人を選ぶ抗精神病薬で、合わない人は時間が経つと良くなるという経過がほとんどない。ここで言う良くなるとは、精神症状が良くなることと最初は合わなかった薬が次第に合ってくる双方を言っている。おそらくエビリファイとレキサルティはD2レセプターへの関わり方が他の抗精神病薬とはかなり異なるからであろう。ここで、エビリファイやレキサルティ単剤で明らかに悪化する人と、効果がないか乏しい人は意味が異なる。前者は多分、パーシャルアゴニスト系の抗精神病薬は体に合わないのである。
私のブログを読んでいただいてる方で減・断薬を考えてる方減薬はしてないけど原因不明の体調不良に苦しんでる方現在服薬中の方も是非、読んでベンゾの事を知って貰いたいと思います。Kindle版なら30日間無料で読めます。GWだしね。ベンゾ系睡眠薬・抗不安薬からの安全な離脱方法改訂版:~危ない!ムチャな減断薬~Amazon(アマゾン)わたそいh私は高いですが紙の本を購入しました。キンドリングと言って減薬したり増
(超基礎編ー2)、発病後2年以内の統合失調症は完治できる統合失調症は糖化への耐性が先天的に低い人。つまり、糖質摂取の害が他の人より出やすい人。発病後2年以内なら下記の方法で完治できる。完治=抗精神病薬投与が不要となる状態。糖質制限+ナイアシン3g+C3g+B6+Zn。ナイアシンは60%に人に効果がある。B6+Znは20%の人に効果がある。日本人では、鉄タンパク不足+B1不足もあるのでその治療も併せて行う。すなわち、高タンパク/低糖質食+フェロケル+B50。サプリメントは全てi
ビプレッソ断薬から3日が経ちました気のせいかもしれないけど…全然眠れない今朝も仕事だから起きたけど…ん?起きたのか?ちゃんと眠れてたのか?本当にわからない…夢らしきものを見た気がするから多少は眠れたのかもしれないけどここ最近暑いし寝付き悪かったけどここまで眠れないのはおかしい気がするビプレッソ様にまた頼ることになるのか〜??うまいこといかないな〜とはいえ今日は仕事だから疲れるはずだし眠れることを祈る
既に抗精神病薬を服薬している人がレキサルティに変更する場合、レキサルティの薬理特性から注意すべきことがある。今回のエントリは専門的な内容も含まれるので読者の方には難しいかもしれない。また、個人的なノートのようなものである。レキサルティはエビリファイの欠点を改良した抗精神病薬だが、似ていない部分もあり、むしろエビリファイの方が良い人がいる。エビリファイからレキサルティへ順調に変更できた人たちは、今までより副作用が少なく表情もより自然になるなどメリットが多い。しかし、臨床ではエビリファイからレ
精神科医の評価従来の価値観;統合失調症治療において、既存の抗精神病薬の種類と用量を最適に設定できる医者が良い医者とされる。薬剤の調整で、1)幻覚妄想などの症状を最小化する。2)副作用ができるだけ出ないようにする。これができる医者は、薬の使い方が上手だと評価される。逆に薬の使い方が下手な医者は、”○○先生の処方は効き過ぎるか、全く効かないかのどちらかでその中間がない"、などと看護師から揶揄される。新しい価値観;プロテイン20g*2+高タンパク/低糖質食+ナイアシン500*6(分三
ベンゾジアゼピンは抗不安薬や睡眠薬として処方されてきた歴史がある。年配の精神科医はベンゾジアゼピンの処方経験の多さと副作用で困った経験が稀なためか、ベンゾジアゼピン処方に対し若い精神科医より抵抗がない。ここで言う若い精神科医とは40歳代以下くらいであろうか?近年は不安障害に対し、安易にベンゾジアゼピンは処方しない方針で治療が行われることが多い。ベンゾジアゼピンではなく、SSRIが主流になっているからである。このブログでは、不安障害に対してベンゾジアゼピンを全面的に否定しないポジ
リブログになります。↑のブログ記事にて紹介していただいた「統合失調症の一族」という本を読みました。¥3,000を超えるなかなか高価な書物です。私はamazonのkindle電子書籍にて読みました。私自身が統合失調症を患っていたのと、叔父、伯父(両親の兄弟)、従兄弟が統合失調症を発症していたので、「原因はなんだろう?」と疑問に思っていました。原因は遺伝なのか?環境なのか?いろいろな議論があるところですが、読んでいただけるとわかると思いますが、遺伝的要素が、ある環境下に置かれると発症しま
必要なミネラルサプリメント・鉄(フェリチン100未満の人)・亜鉛・マグネシウム・セレン・ぬちまーすほとんどの人は上記で十分であり、その他は飲む必要なし。特殊な目的のミネラルサプリメント:・糖尿病にはクロム、Glucosetolerancefactor(GTF)にCrが必要。ビール酵母に多く含まれ、わかもと、エビオス。Cr+ナイアシンのサプリ。https://jp.iherb.com/pr/Source-Naturals-Chromemate-Chromium-GTF
こんばんは本日は通院日の予定でした……でも行けませんでした昨日仕事から帰宅したら悪寒が止まらなくなって吐いてしまい、まさかと思い熱を計ったらなんと38度超😱こんな熱が出るのはワクチンの副作用ぶりでビックリ…ものすごくしんどかったです吐き気は本当に辛いです…一昨年の機能性ディスペプシア真っ只中を思い出しました『死ぬかと思った』昨日は出かけたんですけど、帰宅して夕飯を食べてからだんだんと悪寒がしてきて頭痛が酷くなり、3度嘔吐しました最初何か食べ物にあたったのかな?と思ったのですが便は…a
メッセンジャーで息子さんの統合失調症改善の報告がありました藤川先生はじめましてA県在住の○○と申します。息子が統合失調症で3年と10ヵ月が経ちました。初めての入院先(昨年ニュージーランドの留学生が亡くなった病院でした)とそこの主治医で大変な目に遭い、退院時は以下の様な多剤大量となりました。2015年10月1日(単位、mg)セレネース18ジプレキサ12.5リスペリドン12レボトミン100ワイパックス1.5レクサプロ20リボトリール1デパケンR100デ
【※重要!決して自殺を推奨してるわけではありません!通報しないでください!お願いします!】今回は内容は少し重いですが。過去のことでいまはもう全然大丈夫ですので、安心して読んでくださいね。27歳の頃かなと記憶しているのですが、当時、追い詰められて、思い詰めて、自殺行為をしたことがあります。未遂に終わりましたが。オーバードーズ(大量服薬)。抗精神病薬(向精神薬)・計204錠分。割と調子良くて、精神科の先生から3か月分で薬の処方されていたので、薬いっぱいあったんですよ。それを利用
精神科で出される薬はやばい‼️ということを前回の記事で書きましたが↓『安楽死に使う薬を勧められた私、死亡フラグ(物理)を全力で回避したい!』思わずラノベみたいなタイトルをつけてしまいましたが、衝撃的なことが起きたのでちょっと書かせてください最近自分に合う睡眠薬を探して毎週のように色んなものを試して…ameblo.jp今日は皆様によりやばさを実感していただくべく、今まで私が体験した副作用をランキング形式でまとめてみることにしました。題して……副作用がやばい精神科の薬ランキング※あくまで
年が明け、1週間が過ぎようとしています。皆さん、どのようなお正月を過ごされましたか。私は喪中ということもあり、何もなく、いつもの日々と同じ毎日を繰り返しています。本年もどうぞよろしくお願いします。さて、ところで、かなり前に書いた記事にコメントをいただき、それに触発されて、改めてマーティン・ハロウの研究について調べてみました。アメリカイリノイ大学医学部の精神科医、マーティン・ハロウが2007に発表した研究で、統合失調症の15年後の転帰に関する報告です。研究は、統合失
退院後、大変だったこと、まだまだ書いていこうと思います。変化③:夜眠くなると足や腰がムズムズする退院してから徐々に現れていったのが、夜眠くなると足や腰がムズムズする事です。抗精神病薬の服用によって、ドーパミンの働きが過剰に抑制されることにより生じるそうです。当時、薬がちょっと強すぎたのかもしれません。ムズムズして眠れなくて辛い時用に、頓服として、抗パーキンソン病薬を処方してもらっていましたが、ほとんど気休めにしかなりませんでした。夜布団に入って
こんにちは。今日は休みの日。雨の中、整形外科へ行ってきました。薬は変わらず、次回は採血です。今日の気分は下がり気味。気分を抑える系の薬、レキサルティとエビリファイ減らしたい。この間、レキサルティを減薬してから、手の震えが少しマシ。足のガクガクはまだあるけれど。だから、もう少し減らしたい。今週の診察で相談してみます。抗精神病薬、3種類も飲んでます。統合失調症ではないです。ただの気分障害なのに、こんなに薬は必要なんでしょうか?気分障害って言っても曖昧ですよね。鬱でも
統合失調症の治療における抗パーキンソン薬については過去ログのアキネトンのテーマに記載している。以下に1つだけリンクを挙げている。『抗精神病薬治療におけるアキネントン処方量減少の話』昔の統合失調症治療は定型抗精神病薬しか選択できなかったため、しばしばアキネトン(ビペリデン)が併用されていた。例えば以下のような処方。セレネース3㎎アキネ…ameblo.jp今回は統合失調症の人に抗パーキンソン薬を併用すると言う趣旨とは異なり、治療にどのように生かしていくか、あるいはその考え方など、ちょ
統合失調症の人の病状悪化、特に緊張病症候群(特に昏迷)を呈する病態では、便秘はあっても下痢になることはほとんどない。交感神経緊張状態なので、相対的に副交感神経の働きはかなり弱まる。このような際に、しばしば麻痺性イレウスを生じる人がいる。抗精神病薬は基本、遮断薬で、薬そのものも便秘になりやすいため、治療が極めてしにくい状況に至る。昏迷は動けないか、動きが乏しいので、抗精神病薬治療の猶予がまだあると言える。ジノプロストやパントールくらいを投与しつつ、抗精神病薬治療できる時期を待つ。
薬物精神病、20年ぶりに完治した。高タンパク/低糖質食+プロテイン。ナイアシン500mg*2、B50*2、C1000*2、E400*1。上記を1年継続。抗精神病薬インヴェガは3ヶ月前から止めているが何ともない。表情はスッキリとしており、感情も安定している。応答速度、頭の回転も良い。”20年ぶりに元気になった”と言う。ご両親も喜ばれているそうだ。今後は3ヶ月に1回ペースで受診し、病状報告。元記事はこちらhttps://m.facebook.com/story.php?stor
若い精神科医はそもそもセレネースを使ったことがない昨日の記事で30年以上前から使われている古くて安い薬が良いことを書きました統合失調症治療薬である抗精神病薬では、セレネース、コントミン、ヒルナミン、等です自分が医者になった頃は上記薬剤がメインの治療薬でスタンダードでした状況が変わってきたのは、1995年頃ヤンセンファーマのリスパダールが発売されてからですリスパダールのマーケティングは激烈でした講演会、学会のランチョンセミナーでは繰り返し繰り返し下記のことがアピールされました”欧米で
になりました。朝がなくなり夜だけになります。今日からで特に不安もなく過ごしてます。こんなに簡単にやめられるとはびっくりです。夜のアルプラゾラムも減らせるのかな。夜の薬が多くて嫌だったので減らせたらいいんだけど。まだまだ先になりそうだ。抗うつ薬と抗精神病薬が減らせたらいいんだけど。
統合失調症発病5年目の女子大学生、3ヶ月ですっかり良くなった症例;10代後半、女性H24より幻聴、注察妄想あり。5年間広島市内の精神科クリニックに通院し、投薬治療を受けているが改善せず、幻聴は今も酷い。FB記事を見た大学保健室の先生に当院受診を勧められた。H29.10、母親同伴にて当院受診。現在の薬、抗精神病薬:ジプレキサ15mg、エビリファイ9mg、睡眠導入剤:フルニトラゼパム1mg、抗不安薬:ランドセン1.5mg。BUN14.4、フェリチン42。→高タンパク/低糖質食を
退院後も色々大変だったこと、第③弾まできてしまいました。まだまだあります。変化④:眼球上転(目が上に上がっちゃう)退院して少しすると、たまに上を見たくなってきて、ついには目が白目を向くほど上を向いたまま元に戻らないという事が起き始めました。最初になった時はびっくりして、自分の身体に何が起きたのか、かなり不安になりました。病院で聞いたら、眼球上転と言って、これも抗精神病薬による副作用で、抗パーキンソン病薬(ビペリデン)が効くと言う事で、頓服として処方されました。
昔の統合失調症治療は定型抗精神病薬しか選択できなかったため、しばしばアキネトン(ビペリデン)が併用されていた。例えば以下のような処方。セレネース3㎎アキネトン2㎎当時、僕が不思議に思ったのは、セレネースでさえ全ての人に薬剤性パーキンソン症候群が生じるわけではないのに、最初から併用を推奨されていたことである。薬剤性パーキンソン症候群を緩和するためにしばしば選択されていた薬は、アキネトン(ビペリデン)、アーテン(トリヘキシフェニジル)、ヒベルナ(プロメタジン)の3剤である。前
『抗精神病薬による体重増加について』かつて、精神科医は統合失調症における体重増加について、無関心か、あるいはその影響について軽視していた。僕が精神科医になった当時、治療の専門書に体重増加は治療が…ameblo.jp『抗精神病薬と体重増加』体重増加がないか体重が減少する薬物ロキサピン(本邦未発売)モリンドン(本邦未発売)エビリファイルーラン体重が増加する薬物(下に行くほど多い)ジプラシドン(本邦…ameblo.jp2006年から、抗精神病薬の肥満について時々触れている。近年は個々の
レキサルティは服用後、表情を改善させるなど何も会話しなくても善し悪しがわかりやすい。特に表情の険しさが弱まり、笑顔も出てくるとその人には合っている可能性が高い。この変化が顕れるのは2~3日目くらいである。また不眠などの良くない副作用が出るのも比較的早い。当初よさそうに見えても、その後、やはり良くないこともある。不眠などがなくても、過敏性が出て妄想が惹起することもあるからである。最初の数日で不眠が改善した人は有望である。レキサルティは不眠になる人と、不眠が改善する人がおり、変更する前薬
これは、言って良い筈なので、発言します。朝散歩は、基本的に精神病には効果があります。お医者様が、臨床医として、ご活用なさっている時には、おそらく、ほとんどの患者様に効果のある生活療法のひとつと言えます。しかし、私の飲んでいる薬がそうですが、お医者様が臨床医をご退職なさる最後の数年で、新しいタイプのお薬が開発されました。私は統合失調症なので、統合失調症のお薬、抗精神病薬は、主に、患者様の脳の中で、伝達物質のドーパミンが出すぎることが原因で、そのドーパミンが出すぎる状態を抑えることは出来ませ
夜分遅くにこんばんは今日は診療日でした精神科ものすごく混んでいて思わず待ち時間寝ちゃいました今は診察時間になるとLINEで教えてくれるのでありがたいです(うちの大学病院だけなのかな?)そしてついにこの日が来たビプレッソ断薬!およそ2年近く飲んできた不眠と吐き気を消してくれた私の救世主的お薬何より鬱症状を治してくれたのが大きい本当に本当に感謝そんなお薬とついにお別れいやいつかお別れしないといけないのはわかってたけど今夜からレクサプロのみ先生に不安をこぼしたら本当に慎重に減
最近、話題が少なくなったリスパダールコンスタとゼプリオン。この2つは似た薬だが治療した印象が多少違う。持続性抗精神病薬は、効き方が内服するタイプよりピュアな印象がある。ちょっと前(とは言え1~2年前)、この2つは、ゼプリオン35000名(平均投与量75㎎概算)リスパダールコンスタ30000名弱とほぼ五分五分で使われていたようだが、若干ゼプリオンが増えているのに比べ、リスパダールは新規投与が追い付かないといったところだと思う。患者さんに筋注する際に驚くのはその注射キットの外
急性一過性精神病性障害ってあんまり多くないみたいだし、どんな経過をたどるのかなって不安になりません?私が初めて発症したのが6年前。仕事のストレスでした。殆ど眠れない日が一週間くらい続いた後、急に悪化しました。海外旅行中(しかも発展途上国で標高の高い山中)だったので受診も出来なければ睡眠薬なども無い状態。高山病?なんて思いつつ……まあ、きついけど、「眠れない」で死ぬわけではないし…と、旅行を続けていた最中に急に発症しました。でも、不思議な事に、初発は急激に悪化した後、ほぼ記憶はないです