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仏教と飲酒(その2)の続きです(難しいテーマに手を出してしまったと…若干の後悔)。初期仏教及び上座部仏教において、肉食が「不殺生戒」に抵触しない範囲で認められていたにも関わらず、大乗仏教以降、全面禁止となったことについては、先日の記事「仏教と肉食」でお話したとおりです。では、飲酒についてはどうかというと、肉食と同様、大乗仏教以降、全面禁止されることになります。大乗仏教における戒律の基礎となる「梵網経」では、以下のように記されています。一切の酒を売ってはいけない。酒は罪が生じる原因
冬休みに入りました。今日の夜は友人3人と焼肉を食べに行く予定です。「焼肉に行く」と宣言することは、仏教をテーマとするこのブログでは、あまりふさわしくないのでは?…などと思われるかもしれませんが、仏教と肉食について論ずる良い機会となるので、あえて取り上げさせてもらいました。まず、仏教では飲酒はダメとされています。これは、釈迦が明言していて初期の仏典でも完全明記されています。では、肉食は?というと、結論から言えば、上座部仏教では「条件付きでOK」、大乗仏教では「ほぼNG」となってい
前回「仏教と飲酒(その1)」に続き、仏教における飲酒の話です。仏教では、「戒」と「律」という二つの側面から禁止事項が設けられています。「戒」は、悟りを得るための修行や、死後天道へ生まれ変わるための善なる生き方において、障害となる行為を禁止するもので、「律」は、サンガ(仏教教団)を組織として維持するために、社会からの非難を受けるような僧侶の行為を禁止するもの…となっています。経典を読むにせよ、坐禅・瞑想するにせよ、飲酒した上で行うと絶対にまともなものにはなりませんし、また、深酒によっ
龍族-TheBlazingDawn-第7話✨《戒律》が解除され、学生だけでなく侵入者も言霊を使用できるように…。侵入者の狙いは、アンジェ校長が持ち帰った骨壺だった❗ヴァルハラを守っていたシーザーと図書館を守っていたズーハンの前にそれぞれ侵入者が現れ、言霊を駆使した激しい戦闘が繰り広げられる❗
十戒(じっかい)とは、仏教において沙弥および沙弥尼(見習いの僧侶・小僧)が守るべきとされる10ヶ条の戒律をいう。いわゆる五戒に、八斎戒等から別の五項目を加え、「不邪婬戒」を「不婬戒」にした、日常的に守るべき戒律である。【Wikipedia十戒】先日、得度した際に、私もこの十戒を師僧から与えられました。得度前は、在家の五戒を意識するようにしていましたが、これからは、この十戒を意識していかなければなりません。そんなわけで、今回は、十戒の内容を確認していきます。①不殺生(ふせっしょ
サワッディー•カップ。今回もご覧頂き、有難うございます。2020年2月に記事を加筆修正しました。今日はタイ人とは切っても切れない宗教である、仏教について、書いてみようと思います。(あくまでも経験上の主観ですのでご了解を。決して批判している訳ではありません。。。)タイに来て初めての朝早く、僕が見たのは、托鉢中のお坊さんの姿でした。それ以降、何度も至る所、無数のシーンでお坊さんの姿を目にしました。また、妻、妻母、妻親族、知り合いになるタイ人の方々ほぼ全てが誰にはばかる事なく『仏教
年末年始の飲み過ぎで体調を崩されている方もおられるでしょうか。私も40代となり、酒にかなり弱くなってきているようで、多めに飲むとすぐに体調を崩してしまうので、そろそろ断酒すべきかどうか考えています。よく、少量の飲酒であれば逆に体に良いなどとと言われてきましたが、最近の研究結果によるとそれは誤りのようで、医学的には「百害あって一利なし」ということが指摘され始めています。…そんなわけで、今回は「仏教と飲酒」をテーマにお話ししたいと思います。さて、飲酒に対する仏教の考え方ですが、かなり厳
GWは、絶対に仕事をしないと心にきめてのぞんだ。朝からTVでは渋滞のニュース、円安、インバウンドで溢れている。こんな中、どこへも出かける気にもならない。こんな時は、配信だ。AmazonPrimeで「古畑任三郎」全話を一気通貫で鑑賞。中には権利の関係で配信されていないエピソードもあるが、それは仕方ない。中で僕が選ぶ、ベスト3のエピソードを書きたい。第1位Season2_Ep1「喋りすぎた男」やり手弁護士の小清水潔(明石家さんま)には、愛人がいる。しかし、大物弁護