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写真は夫の初診から闘病中、そして夫が天国へと行ってからの私のメモ帳。これを開いて読むのは辛いけど、このブログを書くにあたって、私の失われた記憶がここに記載されているので、このメモ帳をたまに開いてブログを書いている。夫が亡くなり初七日を終え、私はクリニック閉業に向けて動き回った。先ずは全患者さんへ、院長の死去、クリニック閉院のお知らせと今までクリニックに足を運んでくださったことの感謝の言葉を入れ、送付した。その後の患者さん達からのお手紙やお供えの花が毎日届いた。当初はその手紙は辛すぎてと
外来を、やっていて隣のブースから他の医師が、患者さんと話している内容が聞こえてきます。多いのが、以下のような会話です。名前は?ここに来た理由はこっちの質問にまず答えてよ!質問は?これを、事務的な、抑揚のない調子で言います。これって、警察官の職務質問のようだと思いませんか?このような内容が聞こえてくる度に心の中で、職質か!とツッコミます。よく私が、丁寧な口調で患者さんと話していると露骨にバカにする医師が、います。でも、そのような医師が、その気になったとしても丁寧な言葉つ
過ごしやすい秋晴れの朝☀︎娘を保育園へ送って食品の買い物をしてユニクロへお世話になっている人へのギフトカードを買いに行き活動的に過ごしてます\(^o^)/午後からは市の保健所が開催している「神経難病の患者・家族のつどい」に参加してきます♪はじめてのイベント参加になるのでとてもドキドキしますが何か一つでも学んで帰ってこようと思います!
退院時は自宅療養をご希望され訪問診療が開始となりました「排泄の世話を家族にさせたくない」そう決めていたAさんトイレに行くのが辛くなった時に悩みながらも入院を決めました病院の主治医が困った時には入院してきて良いとご本人に伝え情報提供書にも入院受け入れしますと記載がありましたそこで病院へ入院を依頼すんなり翌週入院できましたしかしその日にご家族から電話がありました主治医が転勤していて今回の主治医からは「よくなったら退院しましょう」と入院早々に言われたそうですその
家族に迷惑をかけている皆さんにも申し訳ない訪問診療に行った時患者さんは泣いてそう言いましたそして入院させてくださいと入院できるところを探しながらがんの痛みをコントロールし数日後かなり身体がらくになり生活の質はぐっとあがっていました今は家に居たいならいましょう!と在宅チームが言うとありがとうございます皆さんのおかげです妻と居られるから家に居たいですそう男泣きされますみんな涙居たいだけお家にいましょうね必ず支えます
週末や連休によく患者さんが入院します在宅での症状緩和が十分にできずつらい不安痛い苦しいそのような訴えを当番医が聞き「病院へ行きますか?」と問う“ひまわり先生は来てくれますか?“と患者さん結局休日は当番医が対応するためひまわり先生は来られないそれなら病院いくしかないかなと救急車そして入院翌日には家に帰りたいと電話がかかってくるこの一連の動きを無くしたいいつでも不安が解消できるようにいつでも望まれる医療を届けられるように
85歳ですが病気になるまでは一人暮らし毎日近所へ出掛けて買い物や友達とのおしゃべりを楽しんでいた方ですリンパ腫が頭蓋内に広がりふらつきがひどくなり歩けなくなりました退院はご本人の強い希望です離れたところから手伝っていたご家族が同居してお世話をすることになりました初めて訪問診療に行った時患者さんは大変喜ばれ家で過ごすこと使い慣れた布団で眠れることをニコニコしながら話してくださいました病院の主治医は退院をしぶり「動けないんだから入院してていいよ」と言い続けたそう
医師A訪問診療医施設訪問Aでは不評、Bでは好評価施設A重症化すると全て看取りにもっていきます施設への相談もありませんご家族と勝手に決めてしまいますご家族からは後々後悔しているとか何かできることがあったのではというお気持ちがでてくることがあります施設B全て先生が決めてくださいます施設は介さずにご家族とやりとりして全て決めてくださるので助かっていますAとBは同じような役割の施設決して看取り目的の施設ではなく医療の先に看取りがある施設ですこれだけ評価に違いがあるのは
訪問診療をする理由に通院が困難という理由があります待つのが嫌という困難さだけでは訪問診療しませんが体調が悪かったり体力が無くなっていたりで通院が困難な場合は訪問します病気の治療をうけながら在宅での体調管理を依頼されることもありその場合は病院の主治医と在宅医二人が担当医になります訪問診療の依頼の多くが病院の主治医からの依頼になります私の考えでは家でやれることは家でやって欲しいほとんどの病院の主治医はそう思っていますうまく連携することで患者さんの負担を減らし受診
毎日雑談ですが今朝はもっと雑談(なんのこっちゃ)患者さんとの付き合いかた!行ってみよ~若いころ、指導医から「まるぽこ。は患者さんとの距離が近すぎ。そのうちしんどくなるから少し間合いを取れ」と忠告されたことがあります。なんの間合い。熊、熊なの?それから数十年。ようやく彼がこんこんと私を諭した意味がよ~く分かるようになりました。親切にしすぎ、感情移入しすぎ、友達になりすぎ、を患者さん相手にしてしまうと先に「かわいそう」が来てしまい、目が曇ったり判断が遅れたりする
私が勤務している訪問診療クリニックでは私はどんな患者様でもお受けします!なるべく早く伺います!というスタンスで受け入れをしていますただし○自宅療養したいこと○訪問診療を望んでいることが必須です患者さんは通院したいのに「通院難しくなりますよ」「訪問の先生にお世話になった方がいいですよ」と押し出されてしまう方も大勢いて初診に伺ったのに門前払いということもあります理解と納得が必要です
先日、勤務している病院の病棟で患者さんの急変がありました。どうもアナフィラキシーというアレルギーのひどいものになったようなのです。看護師からコールがあり病棟に行きました。すると、そこにある医師が平然とカルテの記載をしています。まわりがバタバタしているのにです。患者さんの所に行くと呼吸も苦しそうででゼーゼーしています。ボスミン筋肉内注射して容態は少し上向きましたがやることまだあるので、先ほどいた医師に応援を頼みました。すると知ったかぶりのウンチクをたれますが、ちょっとズレています。そ
肺炎で入院していましたが認知症のため寝ていることができず退院しました内服薬を処方され訪問看護師さんを導入し次は外来を受診することになっていました訪問看護師さんからなるべく早くお願いします!と訪問診療の依頼があり翌日伺いました入院は無理です自宅で看ますとご家族しかし休みの日に救急搬送されていましたご家族の限界と週末訪れた別のご家族が搬送、入院を希望されたようです在宅医療の限界はまだまだ先やれることはあるのに入院させてしまったと力不足を感じています24時
このブログがきっかけで雑誌の取材を受けました多くの読者にがんのことがん患者のこと医療のこと緩和ケアのこといろんなことが届くといいな
こんにちは。悩める歯科衛生士さんを応援👊😄📢AYANOです☆今回のテーマは、「文句を言う、怒り口調の患者さんの対応」です。ちょっと苦手だな~…恐いなぁ~…そんな患者さんに当たると、少し心が折れそうですよね。以前の自分もそうでした。でも、今は、あまり苦手ではありません。先日、当日アポで、担当したことのない患者さんを診ることになり、前回までのカルテを読みました。もう半年以上も来院しておらず、メインテナンスになっていますが、検査がイヤ写真とられるのがイヤDrが来ると
いつもブログを見てくださってありがとうございます。自分の気持ちと向き合うために始めたブログですが、いつの間にかたくさんの方に見ていただいて、温かいメッセージやコメントにとても励まされています。これからも少しずつ書いていきたいと思います私は母を亡くした後に、本当に天国という場所があるんだと確信した出来事がありました。それはまた夢の中での出来事なのですが…私は看護師として働いているのですが、ある日、夢の中に、当時仲良くしてもらっていた患者さん(Aさん)が出てきました。Aさんはまだ若く、50
こんにちは遊びに来てくれてありがとうございます😊まずは自己紹介。杜の都で働いている会社員です。2016年11月に、会社の健康診断でひっかかりました。12月に、すい臓がんらしいと言われ、2017年1月に手術をうけました。2月末から抗がん剤を4コース。今のところ、再発はしていません。しばらく会社を休職していましたが、昨年の6月から週3日勤務で会社復帰。入院中や、抗がん剤の最中は、身近にすい臓がんの患者さんがいる環境でした。違うがんのお友達もいて、色々悩みを聞いてもらって
こんにちは。もものマークのクリニック院長てしまですちょうど2年前、こんな記事を書きました40代女性~爪の色が急に変わった!痛くなった!!『爪下血腫』という外傷で爪の下に血がたまる症状に関する記事です。今の季節だと、スキーブーツで圧迫されたり春休みの行楽でたくさん歩いたりした後などに出やすいかもしれませんね。今日、爪下血腫の患者さんが来院されました。バドミントンの試合直後から足の親指の爪の色が変わり近くの病院へ行ったものの、そこの医者
医療の進歩で病気が減り患者さんの数が減った領域があります。その領域の専門医の先生の仕事も当然減ります。仕事が減れば立場、収入も減ります。これは、専門医にとっては、死活問題です。以前ある領域の専門医セミナーに参加しました。そこでどこに患者さんがいるか、いわば掘りおこしをどうするかの話し合いがありました。確かに専門医の先生の生活もあるでしょうが、何か違和感を覚えました。困っている方が、まずいてそれに対して行うのが医療です。求められるから行うのが自然
医師に、よくいるケースを書きます。よく自分の発言には、責任を持つべきだ。と言われます。これは、発言の結果について責任を持てという意味だと思います。つまり、発言の結果を、予想し、何が起こりうるかを考えて発言するべきです。これは、社会人なら、ごく当たり前の事ですが、医師の中には、これを意識していないヒトが多いように感じます。医師の発言は、患者さんにとっては重いです。当然そこには配慮が必要で友人や家族とのプライベートな会話とは違ったものになるはずです。その配慮のない、結果を予見して
今回は、私のまわりにいた個性的な先生の思い出話です。私が、10数年前にいた救急病院の内科で上司の男性の先生です。当時50歳くらいでしょうか。内科医としてできるのです。医療文献もたくさん読みこなしたくさんの事をしっていました。診断治療も的確で本当にたくさんの事を教えてもらいました。この先生一方で性格的に厄介な患者さんとは関わりたくないらしくいわば強引に自分以外にいかせようとします。ある日私が内科ブースで通りかかった時その先生が外来で患者さんを診てい
クレームがありました主治医とコミュニケーションが取れません!当院の医師へのクレームです専門外は診ない!を繰り返しどんな小さな湿疹も皮膚科受診褥瘡も皮膚科へ原疾患も専門科へと全て受診、入院を指示え?長いことそのような診療をしてきたそうです本当に申し訳なく謝罪しました病気と共に生活する在宅、施設での生活を支援するのが在宅医の仕事看護師さんが、何か提案するとうるさい!と一喝してきたそうです一緒に考える一緒に決めていくそんなことができない医師はこれからの時代働
医者への付け届け、つまり患者さんが、医師にお金や物を渡す事は、よくあります。私は、お金はいろいろ厄介なので基本的には受け取りません。この付け届けお布施と私のまわりでは言われています。このお布施の思い出話を書きます。私の同僚の消化器内科の医師の話です。ある中年男性の内視鏡治療を行う事になりました。ちょっとリスクがある処置ですが、うまく行い無事退院しました。その数日後、その医師の自宅に見知らぬ男性しかも、いかにもその筋のヒトが訪ねてきました。ドアを開けるとお世話になりました!
いよいよ明日(18日)明後日(19日)日本がんサポーティブケア学会の学術集会がさいたま市で開催されます!この学会は、名称からわかるように、がん治療そのものでなく副作用のコントロール、アピアランスケア、がんリハビリテーション患者・家族の様々なピアサポートなどなどを話し合うものです。われわれ患者にとって非常に身近なテーマばかりです!ご興味ある方は参加されてはいかがでしょうか?市民公開講座もあります!私は参加するので18日・19日は日本橋のお店はお休みです。(通販年中無休)
こんばんは、鈴木です。本日は昨日の外来での患者さんとのやりとりを一つご紹介します術後ホルモン療法を終えられ、フォロー中の患者さんとですが、幸い今回も再発なくお互いほっとしたところで、患者さん「そういえば重松先生はお元気でしょうか。髪型もお変わりないですか。」とのことで私「(髪型については自信がありませんが)お元気そうですよ、今週末の乳癌アカデミアにも出られるそうですので是非!」とおすすめしました。(重松先生、お久しぶりです!お元気ですか・・・)患者さん「そうですか、
昨日はずっと心配だった全前置胎盤の妊婦さんの手術を無事終える事が出来ましたー本当は37週目の来週手術をする予定でしたが出血があり昨日緊急手術をしました。この妊婦さんが救急車で初めてうちの病院に運ばれて来た時の光景がカナリショッキングで多分私だけじゃなくその場にいたすべての職員達の記憶に残ったのではないかと思います。救急車で運ばれて来たのは29週の頃デパートの駐車場で歩いていたら急に下から大量出血がその場で座り込み即119に連絡し救急車で運ばれて来ました救急隊員さんから「駐車場には
なんらかの病気で自宅療養していて通院できなくなり訪問診療に変更定期的な訪問以外にも体調不良の際には「往診」するのが基本もちろん他の患者さんを訪問していることもあるのですぐに駆けつけることができない場合もありますがなるべく早く行くようにしていますでも行かない医師もいます吐き気がある痛みが強い苦しんでいるそんな報告が訪問看護師さんから連日入っていましたが特に反応するわけでもなく数日が経ち夜間お母さんからの苦しそうで見ていられませんに夜当番の医師が往診し
訪問診療を依頼され月2回訪問しています病院の主治医はお家でリハビリをして栄養をつけてまた治療頑張りましょう!と退院させましたその時点で食事はほとんど食べられず今後の治療はできないと判断されていますもちろんもし元気になったらという「もし」の可能性は大切にしたいですでも正しく情報を伝えることは医師の役割患者さんが気づき始めています元気になれないの私の頑張りが足りないのよね頑張っても効果がでないし頑張らなくなってきたこのままでは病院も行けなくなりそうこう
緩和ケア外来初めて来られた時には問診票の記入をお願いしていますそこに「聞きたいこと•知りたいこと」という項目を作っていますほとんどの患者さんが「これからどうなるか」と書いています何ヶ月も場合によっては何年も治療に通い長い期間話してきた主治医ではなく緩和ケア医への問い一般的な話も含めて患者さんの今後をしっかりとお話しするとともにどんな時も共に居ること患者さんの希望を最優先すること苦痛緩和を図ることを約束します
知り合いから相談がありました30年ほど前に通っていたお店のご家族でわたしの新聞記事を見て相談に来ましたご自分が手術を受けることになり自宅で一緒に住んでいる母親をどうすればいいかという相談ですレスパイト入院ができないか探したそうですが稀にピクピクとひきつけのような発作をおこすことがありそれが理由で断られました精密検査を受けてピクピクの原因をはっきりさせてから再度相談して欲しいと言われたそうですお母さんを預けなければ手術が受けられないケアマネが施設も探したそうですが同じ