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家族に迷惑をかけている皆さんにも申し訳ない訪問診療に行った時患者さんは泣いてそう言いましたそして入院させてくださいと入院できるところを探しながらがんの痛みをコントロールし数日後かなり身体がらくになり生活の質はぐっとあがっていました今は家に居たいならいましょう!と在宅チームが言うとありがとうございます皆さんのおかげです妻と居られるから家に居たいですそう男泣きされますみんな涙居たいだけお家にいましょうね必ず支えます
週末や連休によく患者さんが入院します在宅での症状緩和が十分にできずつらい不安痛い苦しいそのような訴えを当番医が聞き「病院へ行きますか?」と問う“ひまわり先生は来てくれますか?“と患者さん結局休日は当番医が対応するためひまわり先生は来られないそれなら病院いくしかないかなと救急車そして入院翌日には家に帰りたいと電話がかかってくるこの一連の動きを無くしたいいつでも不安が解消できるようにいつでも望まれる医療を届けられるように
いや〜疲れましたわ今日は久しぶりに大きな手術が二つあって夕方までやってたまぁ達成感はあるわなでもこんなオペいつまでやってられんだろとも思うオレも40代半ばだし目と手が効くのはあと15年だろうねオペって楽しいんだけど責任もあるからね〜患者さんにデメリットにならないうちにはやめないとな
子宮がんの患者さん手術ができなくて抗がん剤など、すすめられましたがその他の治療は望まずご自宅で療養されています最近がんによる痛みよりも頭痛や動悸がつらくなっています不安ですか?お話を伺っていくと「この先どうなるのか考えると不安になります」怖いですか?「怖くはないです。手術できないってわかった時この先治療しなくていいと決めました。死ぬのは怖くないです」確かに病院から紹介があって会いに行った時も同じように“死ぬのは怖くない“とおっしゃっていましたこれからの経過をお
自宅療養を希望され訪問診療をしていた患者さん訪問診療開始前に緩和ケア病棟の見学、面談を済ませていました緩和ケア病棟の担当医からは入院が必要になったら連絡くださいというお手紙もいただいていましたあれから半年少しずつ痛みがでたりだるさがでたり最近はトイレまでの移動もやっとになってきてそろそろ入院したいというお話が出ました緩和ケア病棟に問い合わせをして返事まち「お部屋空きました今日か明日入院してください今回キャンセルされると次はいつ空くかわかりません」と患者さんの希
医師A訪問診療医施設訪問Aでは不評、Bでは好評価施設A重症化すると全て看取りにもっていきます施設への相談もありませんご家族と勝手に決めてしまいますご家族からは後々後悔しているとか何かできることがあったのではというお気持ちがでてくることがあります施設B全て先生が決めてくださいます施設は介さずにご家族とやりとりして全て決めてくださるので助かっていますAとBは同じような役割の施設決して看取り目的の施設ではなく医療の先に看取りがある施設ですこれだけ評価に違いがあるのは
訪問診療をする理由に通院が困難という理由があります待つのが嫌という困難さだけでは訪問診療しませんが体調が悪かったり体力が無くなっていたりで通院が困難な場合は訪問します病気の治療をうけながら在宅での体調管理を依頼されることもありその場合は病院の主治医と在宅医二人が担当医になります訪問診療の依頼の多くが病院の主治医からの依頼になります私の考えでは家でやれることは家でやって欲しいほとんどの病院の主治医はそう思っていますうまく連携することで患者さんの負担を減らし受診
緊急で訪問診療の依頼がありその日に伺いました前立腺がん骨転移痛みと足の腫れで動けませんごめんなさい皆さんにご迷惑おかけしますごめんなさい痛みで苦しいのに私たちスタッフを気遣ってくださいますもう長くないですはやく入院したいです妻が疲れてしまいます本当にごめんなさい迷惑をかけて申し訳ないこれもがんの痛みのひとつです入院先も探しますが最優先は苦痛緩和です
先日、勤務している病院の病棟で患者さんの急変がありました。どうもアナフィラキシーというアレルギーのひどいものになったようなのです。看護師からコールがあり病棟に行きました。すると、そこにある医師が平然とカルテの記載をしています。まわりがバタバタしているのにです。患者さんの所に行くと呼吸も苦しそうででゼーゼーしています。ボスミン筋肉内注射して容態は少し上向きましたがやることまだあるので、先ほどいた医師に応援を頼みました。すると知ったかぶりのウンチクをたれますが、ちょっとズレています。そ
クレームがありました主治医とコミュニケーションが取れません!当院の医師へのクレームです専門外は診ない!を繰り返しどんな小さな湿疹も皮膚科受診褥瘡も皮膚科へ原疾患も専門科へと全て受診、入院を指示え?長いことそのような診療をしてきたそうです本当に申し訳なく謝罪しました病気と共に生活する在宅、施設での生活を支援するのが在宅医の仕事看護師さんが、何か提案するとうるさい!と一喝してきたそうです一緒に考える一緒に決めていくそんなことができない医師はこれからの時代働
今回は、私のまわりにいた個性的な先生の思い出話です。私が、10数年前にいた救急病院の内科で上司の男性の先生です。当時50歳くらいでしょうか。内科医としてできるのです。医療文献もたくさん読みこなしたくさんの事をしっていました。診断治療も的確で本当にたくさんの事を教えてもらいました。この先生一方で性格的に厄介な患者さんとは関わりたくないらしくいわば強引に自分以外にいかせようとします。ある日私が内科ブースで通りかかった時その先生が外来で患者さんを診てい
退院時は自宅療養をご希望され訪問診療が開始となりました「排泄の世話を家族にさせたくない」そう決めていたAさんトイレに行くのが辛くなった時に悩みながらも入院を決めました病院の主治医が困った時には入院してきて良いとご本人に伝え情報提供書にも入院受け入れしますと記載がありましたそこで病院へ入院を依頼すんなり翌週入院できましたしかしその日にご家族から電話がありました主治医が転勤していて今回の主治医からは「よくなったら退院しましょう」と入院早々に言われたそうですその
肺炎で入院していましたが認知症のため寝ていることができず退院しました内服薬を処方され訪問看護師さんを導入し次は外来を受診することになっていました訪問看護師さんからなるべく早くお願いします!と訪問診療の依頼があり翌日伺いました入院は無理です自宅で看ますとご家族しかし休みの日に救急搬送されていましたご家族の限界と週末訪れた別のご家族が搬送、入院を希望されたようです在宅医療の限界はまだまだ先やれることはあるのに入院させてしまったと力不足を感じています24時
同僚Mが出勤したので報告治すことは難しいですが毎日訪問看護師さんにはいってもらってケアしていただくのはどうでしょうかと訪問看護特別指示書(2週間毎日介入するための指示書)を提案しましたもし私が主治医なら特指示を出しその間に往診一方でご本人、訪看さん、ご家族、ケアマネさんと今後の療養の場についても話し合いますM普段はこのような患者さんの往診はしない医師今回は往診しかし「家に居るのは無理だよね」という話をして「どこか入れるところ探してもらうからね」という話を患
「患者さんに恋をする事はありますか?」という質問を以前からコメントや、メッセージで頂いていたのですが答えとしてはないです。そもそも患者さんは高齢者が多いし。50代の患者さんだと若いな、と思うレベルです。仮に、好みど真ん中の女性が患者の担当になったとしても綺麗だな・・・くらいは思うかもしれませんが(出会った事がはないですが)患者さんである以上、あくまで患者さんでそれ以外の何者でもりません。患者として診察を受けるのに、色眼鏡で診る医者が主治医だったら嫌じゃないですか?今は医療ミス以外で
私が勤務している訪問診療クリニックでは私はどんな患者様でもお受けします!なるべく早く伺います!というスタンスで受け入れをしていますただし○自宅療養したいこと○訪問診療を望んでいることが必須です患者さんは通院したいのに「通院難しくなりますよ」「訪問の先生にお世話になった方がいいですよ」と押し出されてしまう方も大勢いて初診に伺ったのに門前払いということもあります理解と納得が必要です
【商売モンには手をださない!】医者はロキソニンは飲まない「私は血圧が高いのですが、薬は一切飲みません。血圧は低いほうがいいと言う医者は少なくありませんが、歳をとると血管が固くなるので、身体に異常がなくても血圧は上がります。これは自然なことです。高齢者にあえて血圧を下げる降圧剤(アダラート、ブロプレス、アムロジンなど)を使わなくてもいい。むしろ血圧を下げすぎたために、脳に血液が回らなくなり、失神することもある。最悪の場合、肝臓や腎臓に障害が出ることもある」『大往生したけりゃ医療とかかわる
このブログがきっかけで雑誌の取材を受けました多くの読者にがんのことがん患者のこと医療のこと緩和ケアのこといろんなことが届くといいな
緩和ケア外来初めて来られた時には問診票の記入をお願いしていますそこに「聞きたいこと•知りたいこと」という項目を作っていますほとんどの患者さんが「これからどうなるか」と書いています何ヶ月も場合によっては何年も治療に通い長い期間話してきた主治医ではなく緩和ケア医への問い一般的な話も含めて患者さんの今後をしっかりとお話しするとともにどんな時も共に居ること患者さんの希望を最優先すること苦痛緩和を図ることを約束します
知り合いから相談がありました30年ほど前に通っていたお店のご家族でわたしの新聞記事を見て相談に来ましたご自分が手術を受けることになり自宅で一緒に住んでいる母親をどうすればいいかという相談ですレスパイト入院ができないか探したそうですが稀にピクピクとひきつけのような発作をおこすことがありそれが理由で断られました精密検査を受けてピクピクの原因をはっきりさせてから再度相談して欲しいと言われたそうですお母さんを預けなければ手術が受けられないケアマネが施設も探したそうですが同じ
退院前主治医は「元気になったら治療しましょうお家で好きなものを食べたり元気になって」通院予約もあり患者さんは食べる動くを心がけていましたとても頑張り屋さんですでも実際は1-2ヶ月というみたてでしたなぜそれを主治医が伝えないのか?悶々としながら体調不良を訴える患者さんにひたすら向き合いました緩和ケアの話も受け入れられず治すの!治りたいの!とおっしゃっていました主導している人の先導の仕方は重要です体調不良で動けなくなってきたころご本人が自覚しました先がない
1週間の予定が、念には念をと、もう1週間返却を延長していた松葉杖ともついにお別れをした術後8週。座っていても寝ていても、同じ姿勢でいると膝が固まるので、動かし始めはギシギシと鈍く痛むし、患脚の外すねの張り、ふくらはぎの重怠さはまだ残っていて、足首をこまめに動かす必要があるが、日によっては、夜間のマッサージ機を使わずに済む日も出てきた。そして筋トレメインとなった外来リハビリは、徐々にメニューも本格的になっている。それまでスムーズにできていた膝下の曲げ伸ばしも、足首にゴムチューブを
自宅で介護中転倒し骨折入院して手術、リハビリを受け退院の目処がつきました93歳認知症もあり自宅での介護は簡単ではありません退院前カンファレンスの日程が決まると主治医:行く必要があるのか?何を話すのか?と拒否そもそも退院させるな家に帰すなという意見ですどうせあの娘はみることができないそうなったら入院させてくれるのか?入院させてくれなかったら主治医が困る!という考えやってみましょう!何か問題が起きたらその時考えましょう!ではなくどうせ無理‥とそれでも退院は
訪問診療の担当になって8ヶ月当初から最後は家は無理という話でしたお一人の生活を息子さん夫婦がサポートしていましたが泊まり込んだり1日に何回か見に行かないといけなくなり入院を考えるようになりましたご本人はこのまま家がいいとおっしゃいましたがご家族で話し合った結果訪問診療を卒業することになりましたおそらく2-3ヶ月ですと言われて訪問診療をお引き受けしましたが良い時間が流れとても仲良くなり私たち在宅チームもこのままお家で過ごせるといいなあと思いました卒業お看取りま
患者サン同士で喋る機会が増えたって書いたケド友達ができた(*^ー^)ノ♪もぅ今日退院なんやけど💦術後回復してきたくらいに「同じ苗字ですね~」ってお声をかけてくださった奥様1度荷物の受け渡しで間違って呼ばれたコトもあってもぅ1人同じ苗字の方がいるんやなと知ってたから「ぁもう1人の○○サン」と少しお話したりしててんその日もデイルームでお喋りしてたら看護師サンが「ぇ!2人仲良くなったの?」「同じ苗字で同じ病気で同じような症状やから知り合えたらイイのになぁて思っててん!」っ
足が痛くて立てません往診依頼です同僚Mが主治医ですが休みのため私が代診へずっと続いている足のむくみがかなり悪化しているようでパンパンです筋力も弱くなり足の血流が悪くなっていることが主の原因です丁寧なケアが必要です訪問看護師さんに電話で相談するとM先生には治らないんだから、今後はむくみについては連絡不要と言われましたと‥‥同僚は治らない、治せないだから医師の仕事はないという判断をしたようです看護師さんたちは相談もできなくなりどんどん悪化してしまいご本人も
訪問診療を依頼され月2回訪問しています病院の主治医はお家でリハビリをして栄養をつけてまた治療頑張りましょう!と退院させましたその時点で食事はほとんど食べられず今後の治療はできないと判断されていますもちろんもし元気になったらという「もし」の可能性は大切にしたいですでも正しく情報を伝えることは医師の役割患者さんが気づき始めています元気になれないの私の頑張りが足りないのよね頑張っても効果がでないし頑張らなくなってきたこのままでは病院も行けなくなりそうこう
先日私の外来に上司と一緒にある50歳代の男性が受診しました。上司の指示をすぐに忘れてしまうのです。認知症の検査をいろいろしましたが、異常ありません。よくよく話を聞いていると娘さん2人が発達障害の診断を受けて治療中であったのです。ご本人にもADHDASスコア(コウノメソッドによる)をやってみると高得点でADHDでした。つまり発達障害であったのです。ASはアスペルガー症候群の略です。中年ぐらいから発達障害の症状がはっきりしてき
病院でがんの治療をしていた方に主治医から訪問診療の依頼があり介入を始めます理由は様々ですがほとんどが「治療中ですが今後治療ができなくなることが予想されるため早めの介入をお願いします」という内容通院や入院しての治療を継続しながら訪問診療も併用多くが治療できなくなっても通院のみ継続この間病院からは「元気になったら治療を再開します」と言われていることが多く患者さんは必死で食べ必死で散歩し体力回復を目指しますこんなにがんばっているのに食べられない動けない情
退院の日朝から状態が悪化しご家族は早急に連れて帰りたい!主治医はもう帰れない意見が分かれていました双方に話していなかったので病院へ迎えにきた介護タクシーは主治医の指示でキャンセル娘さんは介護タクシーの時間に病院へ行ったのに退院はできないと言われる訪問診療はキャンセルで‥‥と病院の地域連携室から連絡が入りましたその後もう一度連絡があり急遽、退院になります訪問していただけますか?もちろんです!ご自宅に到着して30分経たないで旅立たれました少しの時間でもご家族