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日本史の考え方21「なぜ徳政一揆が起こるのか」でも触れましたが、今回改めて「徳政令」を扱いたいと思います。高等学校で使用する日本史の教科書には、実に興味深い記述があります。「土一揆(つちいっき)はしばしば徳政(とくせい)のスローガンを掲げて各地で蜂起(ほうき)し、室町幕府も徳政令を乱発するようになった。」土一揆とは、当時の一般庶民層は、支配者側から土民(どみん)と呼ばれており、その土民が徳政などを要求して起こす反権力闘争のことです。
人間というものは、物質的な生活がより豊かなほうへ豊かなほうへと流れることを本質的に求めている。歴史も人間の営みの軌跡であるのだから、いつの世であってもそのことに変わりはない。ただ、そのテンポが川の早瀬のように急速な時代もあれば、ゆるやかな時代もある。急速な時代の典型は、現代であろう。1925年のラジオ放送開始を起点に見てみると、1953年にテレビ、1987年に携帯電話、2007年にiPhone、そして2023年に生成AIが登場。この間、約100年である。鎌倉時代。この時代もそうとう
当然なのだ。簡単に説明する。はるか昔の固定相場だったとします。1ドル200円位にしましょうか。こうなると恐ろしいことが起きます。現在のアメリカの金利が4.6%で日本は0.9%です。どちらに資産をあずけますか?当然アメリカになりますね。固定相場は売り買いに左右されません。つまり為替によって損も得も発生しません。この条件ではドルが欲しい人で溢れます。ここから為替のリスクを考慮したときに4%ドルが安くなるのであれば日本円で預金をしたほうが良いでしょう。つまりドルの金利が良い(=強い)ので