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一見、相矛盾するような厳戒であります秘密の密教を広めるには非器には伝えない素行の悪い者には深い教えは伝授しないその代わり器を認めた者には惜しみなく瓶の水を注ぐのです今頃は講習会の伝授で誰彼無くかつては惜しみ授けてくれなかった秘伝や奥伝までもひと通りすべて教えてもらえる昔では考えられなかったありがたい時代です誰もが生まれ出自に関係なく法流の正嫡となるのですしかしやはり器としてご縁にあずからない「非器」の者は最終回までに脱落したり半分失伝し
空海さまが真名井御前をモデルに如意輪観音像を彫り上げ最近、空海さまにいろいろと教えを頂きたいとお祈りしています徐々に、空海さまのことを書物などでいろいろ知ることができましたその中で、空海さまが心から愛されたと思われる女性の存在を知りましたその女性は、真名井御前(まないごぜん)という方です真名井御前は803年(空海さまが29才のとき)に、現在の兵庫県の天橋立の近くの神社(真井神社)の宮司、海部(あまべ)氏のもとに生まれ、幼名は厳子(うついこ)といいました
2025年10月10日あるパンフレットが目に留まりました。それは高野山東京別院での法会の案内でした。萬燈萬華会(まんどうまんげえ)10月18日のスケジュール法会当日は混みあうでしょうから、先にお参りにいきました。高野山東京別院高野山東京別院山門に萬燈萬華会の案内弘法大師さま境内高野山東京別院縁起高野山東京別院(こうやさんとうきょうべついん)とは、東京都港区高輪三丁目に存在する寺院である。宗派は高野山真言宗。本尊
お葬式に用いられる「引導作法」はもともと「大師引導の大事」を授けるためのものでありそもそも俗人に対して得度を与えこともあろうか師位の印可である傳法灌頂を与えたりするものではないそこに書いてあるから何の疑いも無く或いは俗人を「お」檀家さまなどと呼びホトケにしてやると言って弘法大師さまが身命を護るが如くと厳戒されたにも関わらずいとも容易くお葬式に秘密灌頂のすべてを授けて疑いの無い無学のお坊さんたちです弘法大師さまが身命を賭して学んできた両