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つい先ほど、市の防災メールがきました。『○○町××クリニックの東130mで建物火災です』え。それって伯父(父の兄)の家付近!?今は伯父が亡くなり、伯母は施設にいるので誰も住んでおらず、いとこのNちゃんが時々来る程度。えっ、まさかNちゃんちなの!?あわてて車で飛んでいきましたが当然ながら伯父宅に入っていく路地につながる北側の道路は東も西も封鎖されています。ええい、じゃあ逆方向からだ!心臓ばくばくいわせながら、南から攻めたらなんとか伯父宅まで入れました。よかったNちゃんち
まず考えなくてはいけないのが今日の泊まる場所。今日の今日で猫2匹連れた人が泊まれるホテルなんて皆無。ペットホテルも頭をよぎったけど、それでなくても火事のバタバタでショックを受けているこの子たちと離れることはしたくない。今日は車に泊まってもと旦那に言ってみたが、「じゃあ明日はどうするの?明後日は?」と。その通りだ。まずは猫の物をとホームセンターでトイレとごはん等を買い車の中にセットした。何度か家の方に戻ってみるが、いまだ炎と煙が凄く通行止めのままだ。旦那が歩いて家の方まで行ってみると
すっぽりと抜け落ちていた出来事。思い出したので追記しておこう。1日目夜家を出るときに流れていた水は消火の水ではなくキッチンの水道管が破損したことによる水漏れだったらしい。旦那が朝玄関を開けた時に凄い量の水が流れ出したので気づいて慌てて元栓を閉めたとのこと。いつ破損したのかはわからないけれど、一晩中流れ続けていたのは事実。水道料金が恐ろしい。相談してみると言って旦那は水道局に電話してみたが、無理だったらしい。まぁ以前蛇口の破損で半日流れていた時もそこまでの金額ではなかったこと
ショックによる後遺症なのか当時の記憶が少しうっすらとしてきているので書き留めておこうと思う。3月5日覚えているのはパンパンという外からの音。その時の私はまた近所の人が作業する機械の音だと思っていた。パッとしない天気のせいか手術したヘルニアの痛みが出てコタツで横になろうとしていたちょうどその時、チャイムが鳴りモニターに女の人が映る。宅急便でも営業の人でもなさそうで応答すると、「裏の家が火事です。車を移動させたほうがいいですよ!」なぜだかここで私は旦那に電話をしている。「裏の家
9時少し過ぎに家に着くと、既に旦那は片づけをしていて、警察への話も終わっていた。用意された防塵ツナギを着て家の中へ。明るく照らし出された家の中はどこから手を付けていいかわからない。昨日この時間まではいつもと変わらない1日の始まりだった。家の中は昨日のあの時間のままそこにある。ただすべて真っ黒なだけボーっとする頭でもう使い物にならない物たちをゴミ袋に詰めていく。全部家ごと重機で壊して産廃として持って行ってもらえばいいじゃん!そんな風に考えていた私は先ほど来ていた保険やさんと旦
まずは無事だったスマホで友達に明日の中止と火事のことをLINEで送った。天気も悪かったせいかもうすでに真っ暗だ。自宅へ入れる許可が出て、通行止めのテープを外しながら車を進めた。家ある。燃えてないきれい。正面から見た我が家は”ちゃんと”ある。スマホがどこに置いてあったかはわからないが、濡れてもいなく無事に戻ってきたという事は中も。。期待して玄関を開けた私は立ちつくす。凄い煙臭さとススで汚れた壁と天井。消火の水が天井からそこいらじゅう垂れてきている。もう電気は点かない。シ
たった数時間でくたくたになった。ヘルニアの手術前から痛みで無理できず、すっかり運動不足になっていた私にはオーバーワークだ。明日の為に程々にして仮住まいを探すことになった。ここで困ったことになる。普段家で仕事していた私はスマホでネット検索することがほとんどない。パソコン派でスマホも家ではWi-Fiで繋がっていたのでパケの契約容量が少ない。あっという間に容量が無くなった。それでも何とか探し当てた家から程近い、猫2匹可の物件。即入居可だ。直ぐに不動産屋に向かった。部屋を見せてもらい私的に
車に戻りさあどうしよう。何も決まっていない。役所や旦那の会社に理由を話して泊まる場所を探してもらったけれど、やはり猫を連れていては難しいらしい。とりあえず旦那はビジネスホテルで私は車で。と言いかけたその時電話が鳴り、さっきLINEをした友だちからだった。「大丈夫なの?泊まるところは?うちにおいで!」開口一番そう言ってくれた友達の家には犬がいる。それも少し前まで調子を崩していたワンちゃん。こちらからお願いできなかった理由だ。病み上がりに知らない人と猫2匹が急にやってきてストレスでも溜
こんなに疲れているのにやはり眠れない。猫たちは日中いい子にしていたようだが、夜になるとウロウロと歩き回って夜鳴きする。私の意識下の不安が伝わるのだろうか?かわいそうで順番に抱っこしてみる。があまり効果はなかった。3人ともウトウトとした状態で三日目の朝を迎えた。今日は友達もお仕事なので猫たちに少し多めにご飯を置いてお留守番をたのみ、再び自宅に向かう。旦那はとっくに片づけを始めていて外にはススまみれで湿っているソファや家電が運び出されていた。数日前までは普通に使っていた物たちが今はゴミと
「こっちの車のキーは?」家の前方に停めてあった旦那の車。正確には代車。良いのか悪いのか2日前に車検に出して借りていた代車。キーは燃え始めている1番奥の旦那の部屋に。上着を取ってきてくれた近所の人もさすがに無理だったと戻ってくるほど既に火はまわっていたのだろう。少し離れた場所に移動した後もあまりの煙にもう少し移動するように指示された。そこからは隣の家の陰になって自宅がよく見えない。ますます広がる炎と凄い煙をただただ見ているしかなかった。強くなる雨はなんで火を消してくれないんだろ