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天官賜福には、対比になっている部分がたくさんあります。最初読んだ時は気がつきませんでしたが、何度か読んでいるうちに結構はっきり描かれていることに気がつきます。大いにネタバレを含むので、まだ最後まで見ていない方はご注意ください。①謝憐と君吾同じように、華やかで万人から崇められる’’太子’’だった過去を持ち、「万人を救いたい」との志を持っていましたが、国の滅亡を止めることができず転落しています。その時に、かつて救おうとした民達から敵意を向けられますが、この時の二人の民に対する態度は全く異なるも
長女(新小4)が通い始めた日能研。私が大学生のころには近所にあった日能研を「日吉能力研究センター」などと言っていたのですが(笑)、今年中学受験を経験した長男がお世話になった塾(小規模塾、サピックスに近い感じ)との対比で気づいた点などを書いてみたいと思います。1.教材についてまず違いがあるのは教材です。長男がお世話になった小規模塾では、毎回の授業にプリント冊子が配られて、そこに書き込んでいくスタイルで授業が進み、帰りに復習用のプリント冊子(授業用と同じもの)を持ち帰って復習するといっ
【17.省略法】【省略法】あえて歌詞の中から言葉を削除して、文章の読み手にその言葉を想像させる文法表現この文法表現は、洋楽の中では一般的に使用されている非常に厄介な文法表現ですこの文法表現は、その曲の書き手があえてその言葉を言わなくても分かるだろうと判断した言葉や聴き手の想像に委ねたい言葉を歌詞の中から削除してしまう表現であるため、この表現を訳そうとするのなら文脈の流れを読んで、どんな言葉が原文の中から削除されてしまったのかを理解する必要がありますそして訳文
書き出しで、〈風に葉っぱがゆれている〉とあって、次に〈大きな葉っぱ/小さな葉っぱ〉〈ぎざぎさの葉っぱ/まるい葉っぱ〉〈黒い葉っぱ/黄色い葉っぱ〉と葉っぱであることは《類比》(同じ)ですが、大きさ、形、色は全て《対比》(違う)ということが「反復」され「強調」されています。そしてそれらが、ひとつひとつ風に吹かれて音を出していて、〈みんなできれいな曲を奏でている〉と擬人法で結ばれます。中学1年の国語の本を開くと、この詩がまず目にとまります。比較的新しい教材で、正直なところ、僕はこの詩を読んだとき