ブログ記事153件
←『子宮内膜症の手術をしました⑥〜手術の問題点とジエノゲスト服用の提案〜』前回のブログでは半年間服用することになった「ジエノゲスト(ディナゲスト)」という黄体ホルモン薬についてちょこっと書かせてもらいましたこのジエノゲストを服用することで排卵が抑制され、卵巣嚢腫が縮小する可能性があります。そうなれば、「手術をしなくても済むかもしない!」「もし手術をするにしても小さい方が正常な組織を多く残すことができるかもしれない!」という直接的な希望や「子宮内膜症に
←『子宮内膜症の手術をしました⑬〜手術開始と思ったら終了〜』ブログの続きの前に!子宮内膜症や婦人科の悩みや不安に関して、たくさんの方に質問などをいただいています。それに対してのお返事やみんなの居場所として、私の公式YouTubeチャンネル『スーパーミヤジマンタイム』にて定期的に子宮内膜症や婦人科の悩みについて扱っていくことにしました。その第一弾を昨日アップしました!私が手術に至る経緯やいただいていた質問やお悩みにお返事しています。一度観てみてもらえたら嬉しい
←『子宮内膜症の手術をしました②〜診断と油断〜』突然の激痛が起こるまで「特に症状はなかった」と、前回の記事にも書きました、が。先生に「なんでこんなに下腹部だけでなく胸の辺りまで痛かったんでしょうか」と聞いたところ…「片方の卵巣が少し破れて、チョコレート嚢胞が体内に若干出てしまっているせいで、卵巣や卵管、腸などが癒着しているのが原因ですね」癒着…!!臓器と臓器がくっついているんですか…私の中身は…だから内臓全てがかき混ぜられて引っ張られているような
←子宮内膜症の手術をしました⑧〜ジエノゲストの効果と手術の決断〜この手術記ブログも第9回にしてそろそろタイトル回収の気配!ずっと読んでくださってありがとうございますとはいえ、タイトル回収した後も手術後のこの1年についても綴っていきます。もう少しお付き合いくださいね手術は2021年3月頭。日程が決まったのは入院の2ヶ月前のことです。後日、両親も同席のうえ、主治医から手術についての説明がありました。まず、投薬で卵巣嚢胞が小さくならなかったこと。
←『子宮内膜症の手術をしました⑭〜手術内容と見知らぬ……〜』手術翌日の朝!6時に起床した私はまだ見知らぬ天井を見ていました。この日は2021年3月5日金曜日通常であればBAYFMで担当しているラジオの日。いつも早朝にスタジオ入りし、9:00〜13:00までの4時間生放送毎週金曜日は朝5時起きなので6時にベッドにいる自分にソワソワしていると看護師さんが明るく「宮島さーん!おはようございまーす!」それが合図になったのか「仕事も大好きだし大切だけど、今は身体のこと
←『子宮内膜症の手術をしました⑫〜いよいよ手術直前!〜』みなさま、、!!私としたことが大事なところでお久しぶりになってしまって本当に本当にごめんなさいブログ再開します早速ですが、”ジェットコースターの如き手術”とは一体どういうことなのか。まず、手術台に仰向けに寝ますよね?この辺りで主治医の先生がにこやかに登場「いや〜いよいよですねぇ」なんて世間話でも…と思ったら看護師さん達により問答無用に手術着が全てむしり取られ(←言い方)、生まれたままの真顔の
はじめましての皆さんもいつもありがとうな皆さんも「スーパー戦隊の役に立ってから死にたい!ぼっち戦隊ミヤジマン!!」ミヤジマンことフリーアナウンサーの宮島咲良です。今日はひな祭りですね。ちょうど1年前の今日のこの時間(23時頃)は、お雛様なんて1ミリも思い出すことなく病室でひとり、絶食の末にやってきた下剤との絶対に負けられない戦いが終わり「早く手術がしたい…!」と、ベッドの上で恐ろしいほどぐったりしていました。包み隠さず全て公表し、レギュラーのお仕事を1週
←『子宮内膜症の手術をしました⑪〜手術前日、下剤との戦い〜』前回は過酷な下剤との戦いを記しました。いよいよ手術当日、2021年3月4日朝6時。昨晩がんばった下剤の仕上げが待っています。朝イチで看護師さん登場。「では浣腸入れますね〜」うおおおおおお小学生以来のこの。。しかも昨日しんどかったせいで頭痛と吐き気がありもう早く…早く…手術してくれ!!!!!!と心の中で雄叫びをあげる朝6時。そして病室で手術着に着替え待機。うとうとしながら待つこと3時間半。
←『子宮内膜症の手術をしました⑤〜激痛再来と投薬治療〜』さて、前回のブログでは医師から「薬で排卵を抑制して様子を見ましょう。手術をせずに済むかもしれません」と提案があったところまで来ました。実際、投薬治療している人も少なくないこの子宮内膜症。これを読んでくださっているみなさんの中にもきっとたくさんいらっしゃると思います。この提案があった時の私の内膜症の状態ですが、卵巣にあるチョコレート嚢胞は6〜7cmで手術を勧められるサイズにまで肥大していました。
←『子宮内膜症の手術をしました①〜最初の激痛〜』急に襲われたとんでもない痛みの原因は『子宮内膜症』であると診断されました。しかも私の場合、"両側の卵巣"に4cmくらいの「チョコレート嚢胞」ができているとのこと。『子宮内膜症』とは、、、本来は子宮の内側を覆う子宮内膜が、他の場所にできてしまう症状のこと。通常であれば厚くなった子宮内膜は月経として排出されますが、他の場所(私でいう卵巣)にできた内膜は出口がないため排出できず、古い血液が溜まってしまいます。それが「チョコ
←『子宮内膜症の手術をしました⑩〜入院初日まで〜』手術前日の午後に入院した私。実は「手術よりもしんどかった」と言える出来事がこの入院当日にありました。それは…術前の『下剤』です。お腹の手術などを経験されている方は辛さをご存知かと思いますが、この下剤が私にとってはかなりの難敵でした。ラスボスの前のモブ敵がめちゃくちゃ強く設定されててコントローラー投げつけるレベル。入院2日前から錠剤の下剤を飲んで、入院前日の夜から絶食。ということは、すでにそこそこ綺
←『子宮内膜症の手術をしました⑨〜腹腔鏡手術に向けて〜』このブログも第10回です10回目にして、とうとう入院までやってきました。人生初の入院。人生初の手術。それはそれは様々なことがありました。全部書きます!包み隠さず!!少しでも皆さんの参考になれば!それが一番嬉しい!!さて私が入院したのは第1回のブログにも書いたように昨年2021年3月3日。当たり前のようにコロナ禍であります。そのため前日3月2日に入院前のPCR検査と肺のCT撮影をしました。病院
←『子宮内膜症の手術をしました③〜激痛の原因と再びの油断〜』激痛から約1年、2019年秋頃。ほぼ気にする事もなくなっていた頃。「両側卵巣のチョコレート嚢胞、7cmになってますね。そろそろ手術を考えましょう」………手術!!!!!特にあれ以来症状もなかったのに!?そんなに大きくなっていたのですか!?知らず知らずのうちに、毎月の生理のたびに成長していた卵巣嚢胞。。楽観的だった分、その言葉は衝撃でした。そしてエコーで見た、小さいはずの卵巣が大きくなり他臓器
←『子宮内膜症の手術をしました④〜手術の不安とコロナ〜』最初の激痛から1年7ヶ月。2020年6月頭。大人しく存在感を消しながらも着実にすくすく(?)と卵巣の中で育っていた私のチョコレート嚢胞が、コロナ禍での心的ストレスから再び暴発しました。②のブログにも書いたように、ストレスや疲れが婦人科に出やすい私は予測できたことだったかもしれません。コロナは流石に予測できませんでしたが…。たとえ子宮内膜症や婦人科疾患がなかったとしても、私と同じように精神的なものが不調