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新緑が眩しい季節となりました。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。澤野大樹氏青森講演会主催小野裕美子です。さて、なんだか釈然としない日々が繰り返されますね。今回も満身創痍、力の限り澤野大樹氏へのインタビューを敢行いたしますよ。では、――澤野さん、よろしくお願いいたします。ゴールデン・ウィークも終わりましたが、新型コロナの蔓延が大きなニュースになっていますね。はい、よろしくお願いいたします。そうですね。すべては東京五輪の中止に向けて突き進んでいるのだと見
環7ウォークで平和島まで歩いたが、ウォーキングから離れた話を書いておきたい。今年は太平洋戦争中、昭和18年の学徒出陣からちょうど80年で、10月には新聞にその特集が何度か組まれた。その時20歳で招集された学徒は、生きていればちょうど100歳になる年だ。学徒出陣の話題は11月になっても続いているようで、今朝の新聞の投書欄には、投稿者の母親が神宮外苑で泣きながら小旗を振って出陣学徒の見送りをしたという記事があった。ずいぶん昔になるが、職場の大先輩からその話を聞いたことがある。彼はその
神風特攻隊。出撃が近づくにつれ、17~18歳の純真な少年飛行兵にも死の恐怖は容赦なく襲った。隊員のほとんどが少年飛行兵十五期生で17~18歳の純真な少年達であった。出撃を前にしたある夜、第72振武隊の隊員たちは富山食堂で宴会を開いた。最初は賑やかに楽しく酒を飲み交わしていたが、酒の量が増すうちに隊員の中には郷里が遠くて家族との暇迄いができなかったことへの心残りを抱いたり、死に直面して恐怖を感じたりして涙する者もいた。高橋峯好伍長もそのうちの一人。心との葛藤の末、涙を流す隊員たちを内務班長の