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●全ての苦難から脱出する方法。さて、まず全ての苦難とは、どういうものでしょうか?皆さんは、四苦八苦(しくはっく)という言葉を聞いた事があるかと思います。この四苦八苦こそ、私達が生きている間に体験する、全ての苦難です。詳しく言うと、四苦は、①■生苦(生まれる苦しみ)②■老苦(老いる苦しみ)③■病苦(病の苦しみ)④■死苦(死ぬ苦しみ)の事で、産まれたからには避けられない苦しみだと言います。上の四苦に、新たに4つの苦難、①■愛別離苦(愛するものとの別れによる苦しみ)②■怨憎
8月9日のグッドモーニングに出題された「孤独の由来は?」で、そうだったんだという答えでした。その答えは、「社会的弱者」。それは、孤独が鰥寡孤独(かんかこどく)という言葉から来たことに由来するそうです。鰥寡孤独って?(知らない私)。調べてみました。鰥寡孤独とは、律令制で、国家による救済対象とみなされた家族構成のこと、なのだそう。これは孟子にも出てくる言葉でもあるそうです。日本では、『令義解』(りょうのぎげ)(833年(天長10年)に淳和天皇の勅により右大臣清原
「歴史の父」228「封禅書」129前回我々は、「世界民主主義の父・孔子」の「源泉」が、学而篇第一章第一段落「学んでこれを習ふ。また説(よろこ)ばしからずや」であるのを見た。天を父とし、地上の人間すべてが兄弟で、平等である世界、「天下的世界」の創始者「文王」の道を「学び」、「習い」、「歓び」に光り輝く少年孔子。これこそが、やがて世界のすみずみまで救済してゆく「源泉」そのものであったのである。『孟子』離婁(りろう)下第十八章にこの「源泉・孔子の姿」が描写されている。徐子
今日はこのブログで何度か書いている中国古典の名言です。「孟子:道は近きにあり、しかるにこれを遠きに求む」原文:道在爾而求諸遠事在易而求諸難人人親其親長其長而天下平読み:道は近きにあり、しかるにこれを遠きに求む。事は易きにあり、しかるにこれを難きに求む。めいめいその親を親とし、その長を長として、しかるに天下平らかなり。意味:人の道、正しい道は、実はすぐ近くにある。しかし人は、高遠な理想を追って遠くを見