箸墓古墳(はしはかこふん)は、三輪山の北西麓一帯の国内最大級の集落跡である纒向遺跡(まきむくいせき)の中に位置している。箸墓古墳は、3世紀中頃から後半に築造された、日本最古の古墳で全国で11番目に大きい前方後円墳とされ、墳丘規模は、全長約280m、後円部の直経155m、高さ23m、前方部の長125m、前方部の前面幅147m、高さ13mの大規模な墳墓である。当古墳は、第7代孝霊天皇の皇女で崇神天皇の叔母にあたる人で、倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)の大市墓として宮内庁で管理されて