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第88話「息子よ、お前は……」放映日:1974/3/22ストーリー午後9時頃、堀川町の2丁目の要通りで男が轢き逃げされる事件が発生した。男の腕時計は9時15分で止まっていた。男は身分証明書の類いを持っておらず、氏名や住所や職業はいずれも不明で、推定年齢30代としか分からなかった。要通りは前後150mに及ぶ直線道路で見通しが極めてよく、運転者が歩行者に気づかないはずが無かった。現場に急ブレーキによるタイヤ痕が無かったため、歩行者の飛び出し、運転者のわき見、酔っぱらい運転の3つ
松田優作のジーパン刑事の「太陽にほえろ!」第12作「マカロニを殺したやつ」ショーケン兄さんのマカロニ刑事の出演シーンがありましたね。「マカロニを殺したやつ」の脚本は長野洋と小川英、監督は山本迪夫。ストーリーは「山さん(露口茂)の執念の捜査によってマカロニ(萩原健一)殺害犯(水谷邦久)をつきとめたが、犯人もまた刺殺される。」といった内容で、山さんの噺でしたね。この2作品、ちょうど3か月後に放映されていたのですね。1973年7月13日放映、第52話「13日金曜日マカロニ死す」
第215話「七曲署一係その一日」放映日:1976/8/27ストーリー8月27日、三上は宿直勤務を担当していたが、事件は発生していなかった。野崎は自宅で康江(西朱実さん)と良子(井岡文世さん)と食事をしていた。康江は野崎に、デパートで良子の結納の品を決めるように頼んでいた。野崎は8月29日にデパートに行くように決めていたが、暇があったら見ると約束した。良子は食事の腕を向上させていた。野崎宅に三上から、変死体がいるという連絡が入り、出動した。野崎と三上は、変死体に縋り付い
第408話「スコッチ誘拐」(通算第618回目)放映日:1980/5/30ストーリー5月26日、女子高生の篠原恵子(白石まるみさん)は帰宅中、乗用車に乗った謎の男に尾行されていた。謎の男は七曲署刑事の安原と名乗り、恵子に手帳を見せ、恵子の母親が交通事故に遭い、救急病院に搬送されたと偽り、拉致した。翌日、一係室に恵子の誘拐事件が通報され、山村と岩城が篠原宅に急行した。恵子の両親の篠原夫妻(西本裕行さん他)は山村に、恵子が下校後、夜になっても帰宅しないために通報したことを説明した。
第472話「鮫やんの大暴走」(通算第682回目)放映日:1981/8/28ストーリー西條は野崎から、西口公園の裏通りで轢き逃げ事件を目撃したという通報を聞き、現場に急行した。鮫島勘五郎(藤岡琢也さん)は公園の階段にて、ファッションモデルの風間朱美(川井優さん)の撮影をしていた。西條は現場に向かう途中、勢い余ってレフ板の担当者と衝突し、照明を破壊した後、風間に衝突してしまった。鮫島が激怒し、西條を突き飛ばした影響で、カメラが階段から転げ落ちてしまった。西條は事件の捜査を優先し
第597話「戦士よさらば・ボギー最後の日」(通算第291回目)放映日:1984/4/6ストーリー沢木高志(水上功治さん)はマンションの部屋を飛び出し、公園で恋人の杉野麻衣(園みどりさん)と再会し、走り去った。沢木はディスコにて杉野に、指示通りに安全装置をかけていたが、暴発して坂口竹夫を射殺してしまったことを打ち明けた。マンションにて発生した殺人事件が通報され、現場に七曲署捜査一係が駆けつけた。被害者は坂口リサーチという経済紙の社長の坂口竹夫(鶴岡修さん)で、死亡推定時刻は午
第200話「すべてを賭けて」放映日:1976/5/14ストーリー24時間オープンのホテルTOYOの805号室の浴室にて、竜野和正という男が水死体となって発見される事件が発生した。805号室に男が侵入し、ベッドの上の上着に入っていた財布から現金を奪い、引出しの上にあった現金入りの封筒を強奪し、去った。石塚と道代(武原英子さん)はレストラン「欅」にて、結婚式の日取りと出席者の確認について相談していた。道代には両親と兄弟、広島に小林政治(まさじ)という叔父がいた。道代は幼少期に小
第415話「ドクター刑事登場!」(通算第625回目)放映日:1980/7/18ストーリー7月15日、藤堂は島の事故死に激しい責任を感じ、辞表を提出していたが、そのことで警視庁の徳田警視(稲葉義男さん)に招集されていた。七曲署の署長が藤堂の辞表の取り扱いに困り、徳田に回していた。徳田はこれまでに何人もの部下を死なせてしまったが、辞職したところで死んだ部下が戻ってくるわけではないとして、藤堂に辞職を翻意するように促した。徳田は藤堂が辞職を撤回しようとしないために、藤堂に、本庁捜査
久々のショーケン兄さんの太陽にほえろ!の話題です。第38話オシンコ刑事誕生脚本:長野洋、小川英、監督:山本迪夫今では、高橋恵子さんでしょうが、このころは関根恵子さん。アニキの勤務先七曲署の同僚、少年係から1係の刑事になるという噺。刑事って、管理職ではない私服の警察官を指すみたいで、デカが俗称。お茶くみから実働部隊へ、女性活躍とイベントにまつわる黒い利権がらみで、今みても面白かったですね。女性刑事を決めたのが、七曲署署長の南原宏治この人は映画の悪役のイ
第294話「逮捕」(通算第504回目)放映日:1978/3/17ストーリー午前11時40分、矢追2丁目のバス停付近の「あかべこ店」の路地裏で、田沢正雄(23歳)が腹部を包丁で刺され、殺害された。犯人の男は、田沢の背広のポケットに入っていた20万円を紙袋ごと強奪した。「あかべこ」のコックが犯人の男と田沢を目撃していた。田沢の住所は北海道の釧路だった。田沢のポケットの中に、セントライトホテルのマッチが入っていた。田沢の預金通帳には、今日の日付で20万円下ろされている形跡があっ
第400話「スコッチ・イン・沖縄」(通算第610回目)放映日:1980/3/28ストーリー五代は滝と対面し、手島安夫(森大河さん)ではないことを確認した。五代は滝に拳銃を向け、所持品を調べようとしたが、一瞬の隙をつかれて拳銃を蹴り飛ばされ、拳銃を奪われた。滝は五代に、他人の体を探るときにはもう少し慎重に捜査するように助言した。滝は五代に、自分の身分と名前を名乗った。野崎は山田署にて、伊東刑事課長(森幹太さん)と林刑事係長(多田幸男さん)と、2人の本庁幹部(相原巨典さん、大木
第303話「お人好し」(通算第513回目)放映日:1978/5/19ストーリー夜の駐車場にて、杉山良雄(56歳)(門脇三郎さん)という男が、戸川組の大幹部の原田幸三(田中浩さん)に拳銃で2発撃たれ、殺害される事件が発生した。翌朝、七曲署捜査一係が現場に駆けつけ、捜査を開始した。杉山はナイトクラブを2件経営していたが、戸川組がそのナイトクラブを乗っ取ろうとしているという情報が入っていた。駐車場に隣接しているビルの4階の住人が、原田らしき男を目撃していたが、暗闇のために原田とは断
第310話「再会」(通算第520回目)放映日:1978/7/7ストーリーOLは銀行で238万円を下ろしたが、背広の男に尾行されていた。OLはビルに入り、エレベーターに乗ったが、背広の男も同時に乗ってきた。背広の男はOLの首を締め、238万円を強奪し、途中でエレベーターを降りた。エレベーターに乗ろうとした男女は、OLがエレベーター内で倒れているのを発見した。七曲署捜査一係が事件現場のビルに駆けつけた。被害者のOLは病院に搬送されたが、首の骨が折れており、死亡した。田口は被
第12話「彼は立派な刑事だった」放映日:1972/10/6ストーリー隆(寺田誠さん)というチンピラが、神社の境内でヤクザ数名に暴行を受けていた。隆は殺されそうになったが、そこに藤堂が駆けつけた。藤堂はヤクザに、それ以上暴行すると逮捕すると警告した。隆は藤堂に手を出さないように頼んだが、藤堂に粋がらないようにと警告された。藤堂はヤクザを追い払った。隆は藤堂を「兄貴」と慕った。藤堂はおでん屋の屋台で食事をした。そこに隆も駆けつけ、主人(大村千吉さん)に自己紹介をした。藤堂
第518話「忘れていたもの」(通算第726回目)放映日:1982/8/6ストーリー西條と岩城は、拳銃を発砲しながら逃走する強盗犯の水原(高品正広さん)を追跡し、ヒューム管工場に追い詰めた。水原は物陰に隠れ、拳銃を発砲していたが、西條と岩城に発砲を回避しながら接近され、銃弾を撃ち尽くしていた。岩城は水原を叩きのめし、逮捕した。水原は西條と岩城に取り調べられていた。水原はスナック「エイト」のウェイターの井上圭一から拳銃を20万円で購入し、3日前に矢追信用金庫に強盗に入り、350
第90話「非情の一発」放映日:1974/4/5ストーリー刑務所では、囚人の河野(船戸順さん)が、もう1人の囚人の坂田(内田良平さん)に3倍の報酬をつけて殺人を依頼していた。しかし坂田は殺しをやらない主義として断っていた。坂田は山村と面会した。坂田は模範囚なのであと1週間で出所できることになっていた。山村は出所後の坂田の動向を気にしていたが、坂田はマイホームが欲しいために江島マリという女性と結婚することを告げた。山村は坂田の結婚式に喜んで出席することを言って去った。江島(
ひとつ前の当ブログで、松田優作さんと「ショーケン」こと萩原健一さんについてのエピソード、『ブラックレイン』(1989リドリー・スコット監督)と『誘拐報道』(1982伊藤俊也監督)のキャストは元々逆だったという話を書きました。このお二人はプライベートでもつき合いがあったようで、ずっと前に読んだことがあるのですが、優作さんが萩原健一さんの家に来て、「健ちゃん、原田芳雄はもうダメだなあ。最低よ、あいつは」なんてことを言い出したそうです。若き日の優作さんは原田芳雄さんの喋り方からファッション、ヘア
第361話「殺人鬼」(通算第571回目)放映日:1978/6/29ストーリー島は母親の十三回忌のために北海道に戻っていたが、飛行機で東京に帰り、空港から個人タクシーに乗った。運転手の長沼源三(名古屋章さん)は、島が自分の長男に雰囲気が似ていることから、島を役人と思っていた。長沼は、息子が財務省に入省したエリートであることを自慢げに話した。長沼竜男(20歳)(氏家修さん)は矢追2丁目の雑居ビルの屋上に登り、ギターケースに隠していたライフルを取り出した。竜男は歩行者天国の通行人
第167話「死ぬな!テキサス」放映日:1975/9/26ストーリー三上は偶然に目撃し、指名手配犯の渡辺隆夫(椎谷建治さん)を格闘の末に逮捕した。三上が七曲署に着任して1年が経過していた。矢追町のレストラン「チェック」でチンピラが暴れているという通報が入り、三上が単独で出動した。藤堂たちは早見と柴田がそれぞれ着任1年後に殉職したことを思い出し、刑事勤務になって1年後の頃が一番危険であるという認識をした。三上は「チェック」で暴走していたチンピラを取り押さえ、街を歩いていた。
第591話「ボギーの妹?」(通算第285回目)放映日:1984/2/24ストーリー春日部と竹本は逃走する犯人を何とか逮捕したが、その光景を広田洋子(19歳)(川田あつ子さん)という女性に目撃されていた。洋子は春日部を尾行し、踏切に突き飛ばそうとしたが、背後から人が来たために実行しなかった。春日部は広島郷土料理店「たぬき」で食事を済ませ、帰宅中の経路で、洋子の尾行に気付いた。春日部は洋子の正体に気付き、逃走する洋子を追跡しようとしたが、洋子を庇ってトラックに轢かれてしまった。
第520話「野崎刑事カナダにて最後の激走」(通算第728回目)放映日:1982/8/27ストーリー野崎はカナダの警察に、岩城の風葬の許可を申請した。野崎はバンフのスプリングスホテルにて待機していた時、原から、岩城の遺体の風葬の許可が下り、明日の朝にヘリコプターが飛ぶことを告げられた。原は岩城が撮影したフィルムを現像し、野崎に写真を提出した。岩城が撮影した写真に写っていた人物のうち、ポール川瀬(鈴木弘道さん)だけは素性が不明だった。北澤光子(髙瀬春奈さん)は西條と竹本に、川
第475話「さらば!スニーカー」(通算第685回目)放映日:1981/9/18ストーリー西條と五代は張り込みをしていた。早苗(山下幹子さん)は「海の牧場」を手伝うため、沖縄に帰りたがっていたが、五代に、子供だから一人で生活することが無理と言われ、反対されていた。早苗は勤務中、有田信之(倉地雄平さん)という男から電話を受け、五代がなかなか納得してくれないことを話した。西條は五代から早苗のことを聞き、美しき郷土愛と褒め称えた。五代は早苗が東京の生活に慣れてきたのに、突然に海の
第78話「恐怖の瞬間」放映日:1974/1/11ストーリー殺し屋の坂田明男(木下清さん)がライフルの照準を合わせ、護送中の滝口益男を射殺した。坂田を追跡していた本庁の刑事の岡崎和一は殺し屋がいる廃墟を階下で張り込んでいたが、くしゃみをしてしまった。坂田は廃墟から逃げる途中、岡崎がいることに感づき、ライフルで撃った。滝口は金貸しで、十数億の脱税をしていたが、検察局に送検される途中に射殺されていた。藤堂と柴田は岡崎が入院している病院に向かった。島によると、岡崎は胸部貫通で意識
昨日(7/16)、興味深いNHKの番組を見ました。タイトルは「石原裕次郎がテレビと出会った時」。1970年、映画が斜陽の時代を迎えた頃、石原裕次郎に日テレのプロデューサーがテレビドラマに出演して欲しいと依頼しました。それが「太陽にほえろ」でした。⬇️石原裕次郎とは13本だけ出演の契約でしたが、ドラマが大ヒットして14年間も続きました。昨日は番組に関わったプロデューサーたち、元出演者たちが出演。その舞台裏を話してくれました。みなさん年はとっていますが、私には大体はどなたかが分かりまし
第156話「刑事狂乱」放映日:1975/7/11ストーリー鮫島(藤岡琢也さん)は、玉枝の経営するおでん屋「玉枝」で、倉橋律子(22歳)(五十嵐じゅんさん)という女を激励していた。倉橋は三上の恋人であり、鮫島は身代わりで死亡した青木のために、藤堂に頼んで2人を結婚させようとしていた。一係室の三上のもとに尾崎洋一という男から電話がかかり、倉橋のことで相談があるので、午後7時に世田谷のオリエンタルマンション501号室に来るように言われた。尾崎(山口暁さん)はアーチェリーの練習をして
第414話「島刑事よ、永遠に」(通算第624回目)放映日:1980/7/11ストーリー島は自宅にて、三好恵子(香野百合子さん)からの手紙を読んでいた。恵子は11日に帰国することが決定し、日本の土を踏むこと、自分の足で島のもとまで歩いていくことを激しく希望していた。島は一係室にて、他の捜査員に恵子の帰国のことを祝福された。アメリカの病院でも、恵子の手術後の経過が非常に良いとして、驚いていた。午後0時35分、一係室に謎の男から、矢追町に爆弾を仕掛け、午後1時に爆発するという内容
中村雅俊、芸能生活50周年に感慨ひとしお「初めて『俺ってよくやってきたな』と思った」(写真全26枚)https://t.co/U9G4h39HD6#中村雅俊—ORICONNEWS(オリコンニュース)(@oricon)2024年5月9日俳優の中村雅俊(73)が9日、都内で行われた『中村雅俊芸能生活50周年記念公演』製作発表会見に登壇した。この公演は、芸能生活50周年を迎える中村が、6月2日から18日にかけて東京・明治座で開催する記念舞台。昭和歌謡音楽劇『どこへ時が流れて
第217話「スコッチ刑事登場!」放映日:1976/9/10ストーリー城北署の刑事の滝隆一(沖雅也さん)は、待ち合わせのために新宿中央公園へ向かう宮本弘子(津田京子さん)を尾行していた。山村は神棚に、町民が三上のために贈った千羽鶴と、三上の愛用していたテンガロンハットを飾った。宮本は新宿を歩いていた。滝は反対側の道路から宮本を尾行していた。宮本は新宿中央公園に到着し、中岡進(北条清嗣さん)と落ち合った。中岡の姿を見た滝は横断歩道を上り、階段を下りて宮本のもとに急行した。宮本
第494話「ジプシー刑事登場!」(通算第704回目)放映日:1982/2/5ストーリー午後0時40分、七曲署捜査一係捜査員は、捜査一係に新しく着任することになった刑事の原昌之が出勤してこないことを心配していた。原は凄腕という噂があり、城西署、北富士署、三田署での在籍を経て、七曲署の在籍に至っていた。西條は竹本を射撃訓練に誘ったが、射撃訓練場では、原(三田村邦彦さん)が既に射撃訓練を行っていた。しかし、原が発砲した銃弾は5発中、3発が的の中心から大きく外れていた。原は拳銃を変
●M39のダブルカラム版S&WM59は、スミス&ウエッソン社が1971年に発売したダブルアクション・ピストルで、S&Wがネイビーシールズのトライアルに提出したM39のダブルカラム版を原型としている。基本的な設計は、M39と同じで、閉鎖方式は、ティルトバレル式、ハンマーは、シングルアクションとダブルアクションが可能なコンベンショナル・ダブルアクションとなっている。M39との違いは、マガジンの装弾数で、M39がシングルカラムマガジンを採用し、装弾数が8発であるのに対し、M59は、ダ