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あけましておめでとう御座います今年もよろしくお願いします大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideO薄く塗られた生クリームの下から薄くのぞく赤く色づく突起がやけに艶かしい。「美味そ」和也に見せつけるように舌を出して突起に近づける。恥ずかしそうに、でも僅かな期待も瞳にはらませて俺を見つめている和也。その顔が物凄く艶麗で。何回惚れてもまた惚れ直す。和也の魅力には底がない。どっぷりハマって抜け出せなくなるんだ。まあ、抜け出すつもりもねぇ
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideO「和也、メリークリスマス」抱き締めていた腕を緩めて、和也の左手をとると、その薬指に指輪をはめた。「これ……」「初めて作ったから少し不恰好だけど、和也への気持ちはすげーこめたから。俺は和也を愛してる。一生かけて愛しぬくから、一生傍にいてくれないか?」そう、俺が和也に贈ったのは婚約指輪で。プラチナにダイヤモンドをあしらった婚約指輪なんだけど、和也に似合う指輪を自分で作りたくて、しばらく内緒で彫金工房に通って自作したものだっ
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideO朝食はスモーブローにマリネ、クラムチャウダー、キッシュ、ヨーグルト。ヨーグルト用に様々な種類のジャムや蜂蜜も並んでいた。色鮮やかで美しい朝食だった。でも一番美しいのは和也だけどな。いつもと違って食べ方すらエッチく見えるのは俺の気のせいだろうか。ヨーグルトもだけど、クラムチャウダーなんて特に、もう白いアレにしか見えねぇし!ほぼほぼ和也に見惚れながら食べていた。「さと、そんなに見られたら食べづらい」恥ずかしそうに伏
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideO「んふ、美味し♡」出しちまったと呆然と見つめていたら、和也は微笑んでそう言った。「ちょっ、馬鹿、不味いから飲むなって」「さとのは美味しいにゃん」そう言って飲み干したのを舌を出して見せてくれた。少し飲みきれなかった欲が口の端から垂れているのがえっちい。「和也、ここ垂れてる」唇を拭ってやろうとしたら、和也は自分で口の横をペロッと舐めた。赤い舌が淫靡で、ムラムラして押し倒そうとしたら、またひらりと躱さ
ゆめうつつ最終話、一個前にアップしてます大宮ちゃんのお正月話、いかがでしたかこちら、はなちゃんとあぽろさんからいただいたリクエストを合体して書かせていただきました🙌はなちゃんからのリクエストえっとね、えっとね、卯年だからバニーガールどうかなぁ?😊あぽろさんからのリクエストお正月は明るい感じ?最近読みたいなぁって思ったのは、にのちゃんに素直になって欲しい智くんが魔法?とか『甘えるお薬』とか怪しいやつでも使って甘えん坊なにのちゃんを作り出すってやつです←とにかく甘えるにのちゃんが見たい
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideOゆっくりと前後にスライドする。その度に和也のナカは俺に絡みついてくる。「和也、すげーイイ」「ん、さと、もっとキテ」自ら腰を揺らして快楽を得ようとする煽情的な姿。そして、自ら自身に触れて揉みしだく官能的な姿。「和也、やべーな、すげーエロい」「だって、さとがシテくれないから」和也が見せる艶やかな流し目に、俺は操られるように強く
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideO和也を抱き上げて、部屋に戻る。俺に気づいた途端に安心して気が緩んだのかクタッとなり、全部を委ねてくる感じがめちゃくちゃ可愛いじゃねぇかって思うわけよ。普段毒舌だけど、心の中では俺を頼ってくれてるって事だろ?そのままベッドに運んでおろしてやろうとしたけど、ぎゅっとしがみついて離れない。一緒にそのままベッドに座った。「和也、大丈夫か?具合、悪くねぇ?」「大丈夫……。さとがいてくれて良かった……」割と恐怖を感じていたんだ
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideOそれはケーキの生クリームだった。冷蔵庫に入っていたから冷たくて。それを俺に食べさせるのではなく、和也は俺の唇に塗るように指を這わせた。「ちょっ、和也?」「美味しそう」そう言って、俺をソファに座らせると、隣に座って俺の唇を舌で舐め始めた。冷たいクリームを和也の熱い舌が舐め取って。すげー下半身が反応して、明らかに俺自身がぶるんと勃ち上がった。「さと、可愛い」そんな俺自身を愛おしそうに撫でてる。
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideOそれからも毎日パンを買いに通った。店に入ると二宮さんはいつも笑ってくれるし、話しかけてくれる。パンの味も、段々と美味しくなっている気がするし。毎日工夫して研究もしているんだろうなって、食べながら感動するし尊敬もする。段々恋心は増すばかりで、自分では隠していたつもりだったけど、二宮さんに伝わってしまったのかもしれない。最近は、二宮さんの視線を感じて見たらパッと顔を逸らされたり、前までは目を合わせて会話してくれていたのに少し伏
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですニノちゃん誕生日のお話始めますsideN大学2年。俺は今年の誕生日で二十歳になる。ずっと決めていた事があるんだ。二十歳の誕生日までに無理だったら、もう諦めようって。残り1か月。「ニノー、またダメだったわ」俺の隣で愚痴ってるこいつは大野智。家が隣で、何なら生まれてからずっと一緒に育ってきたような男だ。顔良し、スタイル良し、性格良し、運動神経良し、芸術センス良し、勉強はまあまあだけど、かなりレベルが高い奴だと思う。ただ残念な事
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideO「さとー、もう起きましょう」ツンツン頬をつつく指の感触。「んぁー、もう少しっ」「さとー」普段「さと」と呼ばれていなかった俺はまだ自分が夢を見ているんだと思っていた。だってよ、目の前にはうさ耳に白衣の和也。白衣からは白い脚が惜しげもなく晒されていた。「えっ、すげーエロ可愛い……。卯年だからか?なんつー幸せな初夢……」和也の頬を撫でると、甘えるように可愛く擦り寄ってくる。「もうっ、夢じゃないですって。
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideO除夜の鐘と一緒のタイミングで和也のナカへと腰を打ち付ける。割とゆっくりでそして浅くしか攻めないから、イきそうでイけなくて、和也が俺の下で甘く身体を捩らせながら悶えている。えっちの時の和也は、毒舌ではなくて可愛い。でも、欲を言えばもっと甘く積極的に俺を求めて卑猥な言葉も言ってほしい。まあ、言ってほしくて焦らすけど、和也が言う前に悶えて瞳を潤ませて俺を見つめ
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN「じゃあ、どうして松井に独立を唆したんだよ……」苦笑する大野を見ていると、俺に復讐するためではなかったのではないかと思えて、訊く声も段々と小さくなってしまう。「私は、初めからずっとあいつを信用できなくて、和也様から早く引き離したかった。そして予想どおり、あいつの経営はかなり杜撰で、私的に会社の金を流用していて、いつかは経営が傾くのは明らかでした。会社ごと買収して、ただあいつだけを追い出しても良かったんです。でもそうすると、
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideOホテルにチェックインする。スイートルームは窓際に大きなクリスマスツリーが飾られ、部屋の至るところが緑と赤で美しく装飾されていた。外の眺めも最高。夜になると夜景も綺麗だろう。「へぇ、やっぱ、良いな」日常からかけ離れた雰囲気に、和也もきっと激しく燃えるに違いない。俺はいつでも燃えてっけどよ。早く和也が帰ってこねーかな。学会って遅くまでやってんのかな?懇親会みたいなやつもあんだろうか?きちんと確認しときゃ良かったな。
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideO「今何時だ……?」2人でベッドで抱き合っていつの間にか眠っていたらしい。目が覚めたら既に暗くなっていた。電気をつけずに和也を抱き上げてリビングに向かう。クリスマスツリーの明かりが美しく部屋を照らしていた。和也を抱っこしたままソファに座ると、和也が俺の膝に乗る形になる。和也のミニスカサンタの衣装は多少汚れているもののまだ脱がす程ではなさそう。ずり下がっていた胸元を引き上げて整えてやった。「さと?」ぼんやりと目を覚まし
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN好きって、智くんが俺を?!智くんの胸の中でその気持ちを噛み締める。嬉しい。でも、嬉しいだけでこの胸に居てはいけないんだ。胸を押して離れる。「好きなんて、きっと勘違いだよ」そう言ったら傷ついた顔をするから。見ていられなくて目を逸らした。俺だって嫌いで言ってるんじゃない。智くんの将来のことを考えたら、好きを受け入れてはダメなんだよ。歳上の俺がしっかりしないと。「二宮さん、俺が嫌いですか?」「っ……、嫌いじゃない…
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideO和也の眼鏡を取ってサイドテーブルに置く。甘く煌めく薄茶の瞳に吸い込まれそう。「さと……キスして」そっと目を閉じてキス待ち顔。うっすら開いた唇とその下の黒子が色っぽくて俺の欲が更に増していく。黒子に触れて、唇を押し下げて更に開かせると、そこに噛み付くように唇を重ねた。すぐに舌を侵入させて、和也の全てを奪うように舌を絡めて貪る。俺以外何も取り込めないように、
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN智に触れられたところが熱くて。全身焼けているんじゃないかって思うほど。特に智が唇で咲かせていく赤は、智の存在を自分の身体に刻みこまれているようで嬉しく、そして同時に身体を激しく疼かせた。そんな時に、俺自身に智が触れたから。味わった事のない快楽が身体を駆け巡って、高い声を上げてしまった。「ああ、此処も美味しそうだ」俺自身を撫で下ろしながら秘処に指が這う。くちゅっと水音が聴こえて初めて、そこが蜜
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideOすぅすぅと気持ちよさそうに寝息をたてる和也を尻目に、俺は和也がきちんと覚えているかが心配で。とりあえず枕元に袋を置いて、和也のスーツのズボンを脱がして上着と一緒に掛ける。水のペットボトルを持ってきて、和也が夜中目覚めたら飲めるようにサイドボードに置いた。それから軽く食べてシャワーを浴びて和也の眠っている部屋に戻った。明日の準備は完璧だ。朝昼晩、全てルームサービスを頼んでいるし、ケーキもプレゼントも用意した。部屋だってクリ
こちら『ゆめうつつ』の続編になります大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideO「うん、やっぱり大正解だ」俺は届いた荷物を開けてニヤリと笑った。ニヤリというかにんまりだな。これで楽しいクリスマスを過ごせるはずだ。町医者の俺の恋人はツンデレの可愛いやつ。いつもツンとしていて俺には厳しいから、たまのデレがめちゃくちゃ可愛いんだけどよ。やっぱりクリスマスとか甘い恋人のための日には一日中デレていて欲しいって思うわけよ。しかも可愛いコスプレでデレだとなお良しなんだけどよ
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideO「さと、服捲ってください」小首を傾げてオネダリみたいに言われたら、そりゃ捲るだろ?和也は俺の肌に直接聴診器を当ててきた。ひんやりとした感触に、一瞬ピクリと身体が震えた。「さとの身体、綺麗……」聴診器を持っていない手で、俺の腹部を指で妖しくなぞってる。それから胸元までゆっくりなぞって、俺の胸の突起を撫でて。そこは俺はすげー感じる場所ではないけど、和也が触れてるって
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN「松井だ……」スマホに表示された名前を見て呟くと、智は舌打ちした。「どこまでも邪魔な男ですね」俺が起き上がって通話しようとすると、再び布団に引き摺り込まれて邪魔される。そのうちに切れてしまったんだけど。間髪入れずに再び鳴り始めた。更に邪魔しようとする智だったけど、何とか智から逃げ出した。「話すのもこれで最後だから」そう言ったら智は渋々腕を緩めてくれたから電話に出た。「ああ、データ開いてみたか?それが俺の答えだ、も
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN「二宮さん、俺、大学に行くのやめました」「えっ!」今度はしっかりと聞こえて、その内容に驚いて大きな声を上げてしまった。「智くん、大学行かないって、どうして?」「俺、将来はパン職人になりたいんです」パン職人になりたくて、俺が通っていた専門学校を受けたという。「智くんのお父さんとお母さんは、それで良いって言ったの?」「うちは、放任主義なんで大丈夫です。むしろ俺にやりたい事が見つかって喜んでくれているぐらいです。それで、
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN誕生日まであと3週間。大野に彼女が出来た。まあ、あの感じだと1週間もったら良いところだな。誕生日まであと2週間。やっぱり別れたらしい。次に彼女が出来ても多分もって1週間だろうから、俺の誕生日には大野はフリーかもしれないな。誕生日まであと10日。大野に彼女が出来た。………………大野にしては珍しいタイプの女子だった。胸と尻が大きいのは相変わらずだけど、今までとは違って浮いた噂の無い清純派みたいなタイプだったんだ。これ
unknownの最終話、一個前にアップしてますここのあとがきの下の方にunknownのオマケついてますこんにちはいつも読んでくださってありがとうございますunknown無事に完結しましたー和也くんを買いにきた智くん登場シーンで、皆さま、大好き『黒智様』を想像されたみたいでコメントをいただき申し訳なく思ってましたはい、『黒智様』ではなく、ただただ、和也様が好き過ぎる智さんでした全然黒いところがなく、全てはホントに和也様が好き過ぎるがための行動でしたガッカリさせてしまって、
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN大野がふられたら最高に嬉しいなんて、俺、最低だろ?でもさ仕方ないじゃない、俺、大野が好きなんだもん。俺が大野への恋心を自覚したのは、中学1年で大野に初めて彼女が出来た時だった。仲良く手を繋いで下校していく姿とか、うっかりキスしてるところとか目撃しては胸を痛めていたんだよね。ちなみに、その初めての彼女と大野が別れた後に、小さい頃に良く2人で遊んだ高架下の秘密基地で大野に「好き」って伝えた事もある。「ずっと友達でいたい」って見
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideO今年のクリスマスは和也は24日の学会に出席するために23日から泊まりで出掛ける事になっている。それで25日の早朝に和也は帰ってくる予定だ。その間、病院は相葉ちゃんの恋人の櫻井翔っていう医者が代診を引き受けてくれたんだ。和也が翔くんに頼んだのは、23日の午後から25日までだったんだけど、俺は相葉ちゃんにこっそり頼んだ。23日の午後から26日までにしてくれないか?って。そしたら相葉ちゃんも翔くんもあっさりオッケーをくれた。む
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN智くんが作ってくれたスープが冷めちゃうから、とりあえず先に朝ごはんを食べてから、ガレット・デ・ロワを食べることにした。智くんにはガレット・デ・ロワの母さんとの思い出は、もう少し後に話そう。だって結婚した時なんて、何だか照れくさいし、まだちょっと重たいでしょ。そう思いながら、ガレット・デ・ロワを切り分けた。昔から俺の分だって分かるように、フェーブの入ったところは少し模様が違っていて。そんなところも懐かしい。今回はいつもの俺
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideO和也の誘惑に抗えるはずなんてなくて、俺は和也を乗せたまま腹筋で起き上がり、押し倒そうとした。けれど、そこで和也に制された。「和也?」「さとは、寝てて」耳元で甘く囁かれ、訳がわからず再びベッドに沈む。和也は自分の手を舐めて唾液を絡ませるとギンギンに育った俺自身を握って軽く扱いた。えっ、まさか?!これから起こる事への期待で、俺は固唾を飲んで見守った。和也は膝