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大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideNやっぱり挨拶だから正装で行こうって智さんが言うから、俺は智さんからスーツやワイシャツを借りた。本当に智さんの中ではしっかりとした結婚挨拶という考えになっているみたいで、それが手土産とか正装でっていうところにあらわれていて、何だか嬉しくて少し擽ったい気持ち。と同時に、自分の家に帰るのに少し緊張してきた。「和、どうした?」「ん、何か緊張してきた」そう言って智さんを見ると、智さんはふふって笑った。「俺もすげー緊張してる」「え
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN「智くん、ごめんなさい」ただ謝り続ける俺に、はぁっていう智くんのため息の音が聴こえてきた。顔を上げると、智くんは横を向いていた。そうだよね、もう顔も見たくないぐらい嫌われてるよね。「ごめんなさい、櫻井さんに全部聞きました。俺は自分が傷つくのが怖くて、話を聞かずに智くんに酷いことを言って。そして、智くんを信じてあげられなかった。智くんの会社のために、俺の好きな気持ちを利用されたんじゃないかって。良く考えたら、智くんはそ
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideO「じゃあ、次は指輪だね」相葉ちゃんが嬉しそうに声を上げた。「指輪もニノにあげるために用意したんだと思う。そうなると、アマネさんが指輪を持っているのがおかしいんだよ」転落した後に奪われたんじゃないかと翔くんは言う。確かに、そうかもしれない。でも、アマネはどうして俺が指輪を持っていたことを知っていたのか?そもそも、どうして俺は指輪を持ってアマネと一緒に空港にいたんだろう?和がこの島に来たのは、俺の転落から一週間ぐらい後だっ
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN熱が出ると心が弱くなるのかもしれない。智さんが泊まってくれると聞いた時、嬉しくて知らず笑顔になってた。智さんが居るとドキドキするけど、安心するし落ち着く。あー、俺、ホント好きすぎでしょう。なんて考えていたら、智さんが突然。「はい、和、あーんっ」ってお粥を俺の口元に。「えっ?!」驚いて固まっていると、あっ、そうかって思い出したように、お粥をふーふー息をかけて冷ましてる。「ほら、あーんっ」で、再度口元へ。反射的に口
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN「和?」何での意味が分からなかったみたいで、智さんは首を傾げた。「何で、俺の良いところ、分かるんですか……?」少し恥ずかしいけど訊ねてみると、智さんは魅惑的にクスッと笑って俺の耳朶を指先でなぞった。思わずピクッと反応する身体。「ほら、敏感に反応するだろ?反応が可愛くて艶めかしいから、一度反応したところは忘れねぇの」そう言って智さんは長くて綺麗な指で、再び俺の身体に触れていく。「んっ、は、ぁっ」触れられたところ
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN驚いた。母が泣いているところなんて初めて見たかもしれない。どんな時も明るく前向きで笑い飛ばすような母だったから。智さんも気づいて息を呑んだ。俺たちが泣かせているのかもしれないって思うと、ただただ申し訳なかった。でも、智さんと離れるなんて考えられないから。「母さん、ごめん……、でも、俺、智さんとは離れられない」「本当にすみません、でも、俺も和也さんとは離れられません」そう言ったら、母は更に号泣した。どうしようかと途方
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN「じゃあ、もう難しい話は終わり、折角の旅行だから楽しもう」今日はここに行きたいんだよね、あれ食べたいって翔さんと潤くんとまーくんが楽しそうに話し始めた。みんなにやっと本当の事を言えて、ホッとした。完全には気を抜けないけど、メンバーの前では自分で居て良いんだって思うと何だかとても嬉しくなった。「あの、智さん、もう大丈夫ですよ」ずっと俺を抱き締めたままの智さん。気持ちも落ち着いてきたので、もう大丈夫だと伝えてもなかなか腕の力
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideO和が自分から村瀬を離すために懸命に誘う演技をしている。演技だって分かっても、村瀬にそんな姿を見せるなって思ってしまう俺は心が狭い。村瀬が和から離れたらすぐに乗り込もうと思っていた。でも和がまだだと目で制してくる。和の狙いは理解したけど、失敗したら余計に危険だ。だからといって、それを無視して勝手な動きをする方がもっと危険だ。ぎゅっと拳を握って耐えながら待つ。ただ、もうすぐ翔くんと潤、警察が到着するから待てと連絡が入ってい
もう少しで24時間テレビが始まりますね応援してますが、無理はしないように大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideNそれから楽しくご飯を食べて、お酒も飲んで。最初からここに居るみたいに智さんは馴染んでいた。夜も遅いから智さんに泊まっていけばと言ったけど、明日は仕事だからと帰る事になった。「明日から、仕事で和に会えねぇの寂しいな」そうだった……。智さんに会えないんだ。「早く一緒に住みてぇな。今週の休みに新居探そうか」「あ、でも新居探す前に先に智さんの実家にも挨
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN「へぇ、お前、なかなか可愛いな」自分の思い通りになる従順な人間が好きなんだろう、村瀬は一気に相好を崩した。「時間はあるし、優しくたっぷり可愛がってやるよ」俺の頬に触れながらニヤッと笑う。「ふふっ、良かった、ありがとうございます」にっこりと微笑んでやると、村瀬は頬に触れたまま顔を近づけてきた。キスは嫌だ……。や、全部嫌なんだけどさ。だからといって顔を背けたら、また機嫌の取り直しになって面倒だ。「あの、俺、伝染性単核球
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideO和は怪我は無いと言っていたけど、拘束されていた手が擦れて赤くなって血が滲んでいた。その手当てをしてもらった後に、俺と和は警察車両に乗せてもらって帰る事になった。その間に調書を取り、足りない場合は後日また協力をお願いしますと言われた。そして、途中の車内で、村瀬が一命を取りとめた事を聞いた。「助かって良かったですね」「そうだな」あんな奴だけど、助かって良かったって心底思った。俺のマンションに着いて車からおりると、和も一緒に
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideO「あんた、眠れなくなるぐらい悩んで苦しんで何かに打ちこんだ事ある?大野さんと同じだけの努力をして、報われなかったのか?それで妬んでるなら、こんな事するのが正解とは絶対思わないけどさ、まだ気持ちは分かる気もしないでもない。たださ、あんた、こんな事するエネルギーを自分を高めるために使ったら良かったんじゃないの?」「五月蝿い!お前に何が分かるんだよっ、才能がある奴には何したって敵うわけないんだよ、だったら潰すしかねぇじゃん」「は
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideO抱き締めた身体がとても熱い事に気づいた。「和、もう休もう」「ん……」そのままベッドに横たえる。何か冷やす物を借りに行こうと立ち上がると、和の手が俺のスーツの裾を握りしめていて。行かないでって声にはしないけど、その手が言っているようだ。可愛くて愛しくて堪らない気持ちになる。「和、すぐに戻ってくるから」「本当ですか?」うるうるの上目遣いで俺を見てる。こんな可愛い子を放っておける訳がない。離した手にチュッと唇を付ける
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN「あれ?智さん、どうしたんですか?」「お風呂入って、今戻りました。お風呂ありがとうございます」智さんと姉の話す声がやけに鮮明に聴こえて、俺は慌てて布団を被って下着とスウェットを上げる。えっ?ドア、開いてた?俺きちんと閉めてなかったとか?智さん、いつから戻ってた?俺の声も廊下に漏れてたりした?サーッと血の気が引いていく。ぐるぐる考えていると、智さんの声がした。「和……、入るけど良いか?」「い、良いですよっ!」ドア
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルです昨日の和くんsideですsideN手を止めた智くんは、しばらく何か考えていたようだった。その間に少しでも昂りを逃そうと深呼吸していたんだけど、俺の上で智くんがいきなり服を豪快に脱ぎ捨てた。露わになる智くんの引き締まった身体。うっすら日焼けしていて、細いのにしっかり筋肉がついていて彫刻のように美しかった。「さささささ智くんっ!」目の保養なんだけど、いきなり間近に現れた裸体が衝撃的過ぎて。しかも智くんは更に下着とズボンに
BL要素含みますパラレルですsideNそこに着いたら、まーくんは笑ってた。「待ってましたよー」ぎゅっと肩を抱いてくるまーくん。その腕の中から逃げながら言った。「ホントに、大変に申し訳ないんですど……、俺たちって書いた手紙渡されたら、普通さ、アナタと俺、2人の中の約束だと思うに決まってんじゃん」「でも来てくれたってことは、覚えててくれてたってことだよね」ぼやきが止まらない俺と嬉しさを爆発させるまーくん。「相葉ちゃん、くっつき過ぎ」そんな俺達の間にいきなり智が割って入ってき
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN「手、大丈夫か?」縛られた時についた傷。手当てしてもらって包帯が巻いてある。その手を智さんが痛々しそうに見てる。「痛くないんで大丈夫ですよ。あ、でもこれ取らないとお風呂入れないですよね」せっかく手当てしてもらったけど……。「濡らさないように入ろう」そう言って智さんはラップやビニール袋、テープを使って手首が濡れないように両手を包んでくれた。でも、これだと身体はなんとか擦れるけど、頭は洗えないんじゃ……?ビニールに包ま
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN「なぁ、ニノ……。俺はニノとの事だけ知りてぇ」そう言って俺の手を強く握る智。俺を見つめる瞳は熱を帯びていて。「俺との事って……ちょっ、どうしたんだよ」手を振り解こうとすると、指を絡ませて余計に強く握られた。「なぁ、俺はニノを和って呼んでたんだろ?それって俺がお前の特別だったって事だよな?」「違っ」「俺は、アマネとの婚約は破棄する。俺が好きなのは、和だ……」驚いた。でも何より嬉しくて、今にも涙が溢れそうだった。だっ
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルです最終話ですsideニノその日から、智のお休みの日の日向ぼっこに、にのと🐈⬛サトシも加わった。お家に同じ名前の人間と猫では分かりづらいからか、智とにのはお互いに「さと」「かず」と呼び合うようになった。2人と2匹で縁側で寄り添って過ごすんだ。ポカポカが増えて、とても幸せ。夜は、僕はいつも智のベッドで一緒に寝ていたんだけど、にのが泊まりに来た日は部屋からも追い出されるようになった。でも代わりに、僕と🐈⬛サトシのベッドがリビングに用意
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN「智さん、今日……あ、えーと」「今日?」いざ言おうとすると、急に恥ずかしくなってしまって、智さんを直視できなくて俯く。でも、あんな思いするのはもう嫌だし、ハジメテは智さんが良い。「和……、何か耳赤いけど」そう言って智さんが俺の耳に触れる。思い切り肩を揺らして動揺してしまった。「和、どうした?何考えてる?」心配そうな声の響きにそっと目だけ上げると、智さんの真摯な瞳とぶつかった。絡み合う視線。智さんの瞳が熱を帯びたと
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideOイートインスペースでいつもどおり試食させてもらって、少し話してから、二宮さんがレジの準備をしている間に、俺は外の看板をOpenに変えにいく。その看板の前には二宮さんうさぎにキスをしたままの俺うさぎ。こんなの見たら、また二宮さんは困惑してしまうんだろうな。明日には、普通に横に並んでいるかもしれないなって苦い笑みが漏れた。「お前たちは、誰にも邪魔されず、このままずっといられると良いな」そう願いながら看板をOpenに変えた。開
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideO今まで彩りに満ちていた世界が、またどんどん色を失っていく。目の前が真っ暗になったような気がした。失ったものが大きくて感情がついていかない。自分は今どんな顔をしているんだろうか。「和さんも、やっぱりあいつと同じで、俺のこと信じてはくれないんですね」そう言って俯いた。ああ、そうだ、もう和さんとも呼べないな。麻痺した頭でそんな事を考える。「二宮さん、楽しかったです。ありがとうございました」和さんの顔を見るのは怖かった。
とりあえず少しずつ再開です。大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideO和のナカからズルッと自身を抜く。絡みつくナカにずっと挿っていたいけど、後処理しないと和の体が心配だ。「んっ」甘く吐息を漏らした和。ナカから白い液体が溢れ出し身体を震わせる姿が煽情的で、俺がまた反応する。視界に入れないようにぎゅっと和を抱き締める。そうでもしないと、また欲望のままに和を抱いてしまいそう。今まで抑えてきたのに、一度抱
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN家に電話をしたら、母が何かを察したみたいで、父に有給をとらせたらしい。だから16時くらいに父は家に帰ってくる事になった。父の帰宅する頃に到着するように智さんの家を出るんだけど、智さんが手土産を買いたいと言ったので少し早めに出発する事にした。でも、まだ午前中だったから出発まで時間はあるし、とりあえず色々汚した物を洗濯したりしようかなとソファから立ち上がった。「和、どうした?」「ん?洗濯しようかなと思って」そう言ったとたん、
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideO車通りが少なくなってくると尾行が難しくなってきた。ただ着いていくとバレてしまう可能性があるので、一方通行のような細い道へと右折した車を追わずにそのまま少し直進して止まる。現在地のマップを見てみると、車が曲がった先は200m程で行き止まりで、家が一軒あるようだ。翔くんにその一軒家に印をつけたマップを送信した。「おーちゃん、どうする?」「とりあえず、歩いて近づこう」そう話していたら、車が戻ってくるのが見えた。和はこの先の一
いつも読んでくださってありがとうございます初めて来てくださった方、いらっしゃいませこちらは嵐さんをモデルにBL小説を書いているブログになっております大宮Loveしか書いておりません。あくまでも妄想小説で、たまに成人向けになってます間違って足を踏み入れた方は回れ右で退室お願いしますねお話も少しずつ増えてきたので、お話の紹介をしたいと思います題名を押すと一話目に飛ぶようになってます。あとがきにオマケの話がついている事がありますので、良かったらあとがきまで読んでいただけたら嬉しいです。
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN確かに、ナカ出しした後にそのままにしておくとお腹を壊すって聞いた事があった。昨夜は多分俺が飛んだ後に智さんがきちんと処理してくれていたんだと思う。でも待って、智さん、何て言った?ナカから掻き出す……?いやいやいや、それ、意識ある今、絶対恥ずかしいやつだよね?無理無理無理っ俺は慌てて、自分で出来るからと言って立ち上がった。はずが、すぐに座り込んでしまった。なに?全然力入らない……。えっ、どうしたら立ち上が
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN泣きながら話したから、話し終えた時にはもう顔もぐちゃぐちゃで、大野さんの服も涙で濡れていて。今まで誰にも吐き出せなくて、心でずっと拗れてドロドロに滞っていた気持ち。でも口に出すと気持ちの整理も段々ついてきて、何だか落ち着いてきた。「カズ、今の全部聞いて思ったんだけど……」重たい気持ちをぶつけて嫌じゃなかっただろうかと心配していたので、何を言われるかドキドキした。「カズは我慢し過ぎる。どうせ相手に迷惑かけるとか気を使って言え
皆さま昨夜の地震は大丈夫だったでしょうか?怪我なく無事である事をお祈りします。大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideNそこで目が覚めた。夢――――宙に手を伸ばして泣いていた。夢で泣くなんて……。でも俺の今の不安が全て夢にあらわれていた。――コンコン部屋のドアがノックされた。「和、大丈夫?」姉が帰ってきたようだ。涙を隠すためドアに背を向けたまま返事をする。「大丈夫だよ。おかえり、どうだった?」「会社が久しぶり過ぎて何だか懐かしかったわ」会社の事を
こちらBewithyouシリーズの第8作目です。良かったらシリーズの最初から読んでいただけたら『Bewithyou1』大宮妄想小説ですBL要素含みます。パラレルです。『和…?お願いがあるんだけど』久しぶりにスマホから聴こえてきた愛しい人の声。最後に話したのはいつだったか…切な…ameblo.jpお話のあらすじなどはこちらへ『お話紹介(2023.1.6)』いつも読んでくださってありがとうございます初めて来てくださった方、いらっしゃいませこちらは嵐さんをモデルにBL小説を書いている