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ジュウンはサトシとチェスを指している。腕に覚えのあるジュウンは、このフニャンと力の抜けた錬金術師に連敗していることが気に食わない。だからヴェーマへ来た時は必ずと言って良いほどサトシを訪ね、対戦を申し出ていた。『潤はホントに負けず嫌いだなぁ。連敗記録更新だね。』チェックメイト。サトシはくふくふ笑った。『もう1回だ。』潤は不器用な手つきで駒を並べた。チェスはいい。勝負に血が流れないのが本当に良いと思う。『でも結局王様は打ち倒される歩兵や騎士の
ヴェーマは国境都市である。ウダナとの狭境は広大な樹海であるため城壁はなく曖昧だ。しかし深すぎる森は隣国の侵攻を簡単には赦さない。それでも夜陰に紛れて招かれざる者たちの侵入,侵出は絶えなかった。騎士の称号を持つシ・ヨウは西の国境守備を託されていた。森へ分け入って北へ少し進むと、大きなナツツバキの樹が、焚火を挟んで対峙するサトシとシ・ヨウを護るように枝を広げていた。薄い淡黄色の5枚花弁の小さな花は満開で、辺りにはジャスミンのような香りが漂っている。シ・ヨウはヴ
image辺境の町ヴェーマの名は、その大半を占める樹海の名前に由来する。『どう?釣れる?』川に糸を垂れるサトシの隣にマサキが腰を下ろした。『大地震からこっち、釣果は散々だよ。』サトシはもともと丸い頬を膨らませた。『地震…立て続けだったもんね。』『雅紀はヴェーマの領主さまだから、ホント大変だったよね。』『まぁね。でもさ、翔ちゃんも大ちゃんも色々手伝ってくれたからね助かった。その節はどうも。』マサキはちょっとおどけてお辞儀をしてみせ
こんばんは♪春嵐に引き続き。またまた。コラボに参加させていただきました。涼ちゃんさん、りみたん*さん。今回もまた素敵な企画。ありがとうございます♪みなみなさま。よろしくお願いいたします♪大宮さんのBLのお話です。苦手な方はご注意を///。選ばせていただいた曲は。「花火」です///♪
大宮さんのBLのお話です。苦手な方はご注意を///。〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*最初はさ。ただ・・・キレイな子だなって思っただけだった。相葉君が・・・俺の広報部の部下ね・・・なんて言って連れて来て。初めましてって言ってやってきて。その時もやっぱりこの五人だった。年齢的には松潤が同期で。互いにまあまあ知っていたみたいで。って言うか同じ歳?って。みんな驚いていた。松潤が落ち着きすぎなんだよ・・・
(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)ちょりんぴーです。4月始動でお潤プロデュースでSTARTOお披露目ライブがあるとかないとか?(~_~;)どんな選択にも不均等であれメリット、デメリットはあるよね。これまでは全体的に、事務所を超えた交友関係をあまり公にはしていなかったんだ。。。とここにきて感じている。(もちろん皆無ではないんだろうけど。)超党派での関わりが以前より可視化できる、とは思うもの。_(:3」∠)_ヌーン。。。そうなるとタレントさん達にとっては少し制限が減ったのかな
(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)ちょりんぴーです。やーっとあの日の大宮について叫べる~~~ギャ―←先日行われた映画公開舞台挨拶でのにのちゃん。奇跡っていうのは存在するんだなとか縁だとか運だとか1日1日同じ日は無いし、大変な日もあればすごく嬉しい日もあったり毎日一生懸命生きるべきだなぁとこの映画を観たときに改めて思わされたし、本当に何が起こるか分からない中で自分たちは生きていくんだなと思いながら、(いうぞ言うぞ感最高潮!)今日この会場に来る途中にです
大宮さんのBLのお話「wannabe...」の続々編です。苦手な方はご注意を///。毎朝7時の数話更新です。〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*「ねぇ・・・智。」腕の中の和が。ひそやかにつぶやく。見下ろすけど・・・顔を上げない和。そのまま。黒髪に一度口づけて。和の言葉を待った。「いいよ。」「・・・ん?和・・・何が?」「・・・女子と・・・二人で食事してもいい。」「・・・。」
「春嵐」の続編です。大宮さんの腐のお話です。苦手な方は。ご注意を///♪~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*「まあ・・・仲よさそうで?・・・よかったよ。」「・・・。」「あの日・・・ほら・・・あの初めての五人での飲み会の後。」「・・・。」「俺んちに・・・夜中いきなり来たでしょ?」「・・・。」「あの時は智君・・・詳しく話してくれなかったからさ・・・。」「・・
「春嵐」の続編です。大宮さんの腐のお話です。苦手な方は。ご注意を///♪~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*ハヤクキスシテ俺は。何の迷いなく。その声に導かれるようにして。和君の・・・その顎をとらえ。横を向かせ・・・そのかわいい唇に口づけた。「・・・ん・・・。」「・・・ぁ///ちょ・・・ちが・・・ん///。」「・・・っん・・・ちゅ・・・
「春嵐」の続編です。大宮さんの腐のお話です。苦手な方は。ご注意を///♪~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*Side.O「おじゃまします///。」そう・・・静かに言うと。俺に続いて部屋に入ってきた和君。ぐる・・・とリビングを見回して・・・すぐに。「これ・・・ベランダに置いていいですか?」・・・とそう言って。持っていた鉢植えの花を。ベランダに置いた。
大宮さんのBLのお話です。苦手な方はご注意を///。〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*2部が始まり。また・・・大きな音と光が周りを彩る。周りのみんなは相変わらず花火に夢中で。誰も。前の三人も。俺たち二人の事。気になんかしない。ニノの顔が。また・・・光ったり暗くなったり。キラキラしている。キレイなその横顔を・・・花火じゃなくてそのニノの横顔を。じっと・・・ただただじっと見つめ続ける。
「春嵐」の続編です。大宮さんの腐のお話です。苦手な方は。ご注意を///♪~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*でも。そんな男はいないって・・・潤君に言われて。相葉さんにも・・・そんな事は絶対にないって言われて。好きの想いがあるなら。触りたいし。もっとそれ以上の事も。したいはずだ・・・って。二人にそう断言された。お前もそうだろ?って潤君に言われて。確かに・・・うん///
「春嵐」の続編です。大宮さんの腐のお話です。苦手な方は。ご注意を///♪~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*「お待たせいたしました。」そう言いながら・・・俺と翔君の目の前にお代わりのグラスを置くバーテンダー。低い声。薄暗いバーには・・・とても似合う。俺と翔君は・・・乾杯の代わりに二人で小さくグラスを目の前にかかげ。新しいビールを口にした。薄口のひんやりとしたグラスの口当たりと。
「春嵐」の続編です。大宮さんの腐のお話です。苦手な方は。ご注意を///♪~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*「そろそろ・・・時間ですよね。」「・・・。」テレビの上の時計を見る。そろそろ準備しないと。終電の1本前に乗ることができない。意外に潔く・・・すっと離れたその手。俺の気持ちの方が。まだ・・・その手のぬくもりから離れられずにいる。和君は・・・自分の空のグ
(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)ちょりんぴーです。大野くんに会いたいなぁ。と思いながらつらつら書いてみました。お時間のある時に読んでいただけると幸いです。‹(´ω`)/››‹‹(´)/›‹‹(´ω`)/‹‹(´)/›‹‹(´ω`)/›y鏡に映る自分を映し、また映していくと、少し頭の中、目の奥のあたりが暖かくなっていつのまにか、目の前に鏡の中に道が拓けていた。合わせ鏡の道を進んだ先には、透き通る薄荷のような空気の中佇む青のあなた。
「春嵐」の続編です。大宮さんの腐のお話です。苦手な方は。ご注意を///♪~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*電車が来た。予定時刻よりも少し遅れての到着。ちょっとガラの悪そうな男がドアサイドに立っているのが見えて。軽く和君の腕をひいて。一つ隣の扉へと乗り位置をずらした。開いた扉からは。ほとんど人が降りない。混んではいないけど。座れるほど空いてもいない。向こうのシートに
『松潤~~♡』ライブの構想を練っていた潤が振りかえると、そこにはデレデレした智の顔があった。それに対して向こうのソファに座る和也は恨めし気にこちらを睨んでいる。『え?なに?』『おかげでかずと仲直りできたけど。。。』キョトンとする潤に智が耳打ちした。『この薬、ヤバすぎるからあんま使わない方がいいよ。』――というわけでお返しします。智ははにかみながら薬の小瓶を潤に手渡した。結局のところ、智と和也はお互いを映す鏡
「春嵐」の続編です。大宮さんの腐のお話です。苦手な方は。ご注意を///♪~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*まずは・・・呼吸を確認する。横になった和君のその唇に耳を寄せたけど。すーすーと規則正しく聞こえるその寝息に。安心して深く息を吐いた。あどけない寝顔。どうして俺を抱き寄せたの?・・・と。その寝顔に問いかけた・・・けど。当たり前だけど返事はなくて。ただ・・・スヤスヤ
(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)ちょりんぴーです。ちょっと前にちらりと載せて引っ込めた予告のお話がやっとこさっとこできました。年度の切り替わりで、すんごい忙しくて、全然記事を描く時間がなかった~(ノД`)・゜・。今回も私の頭の中では、舞台です。しかも自分にとっては珍しく、和物じゃない異世界ファンタジー懐かしのファンタじじぃよろしくどうぞ。<m(__)m>因みに今回はアメ限ないです。Hなしですのであしからず。‹(´ω`)/››‹‹(
「春嵐」の続編です。大宮さんの腐のお話です。苦手な方は。ご注意を///♪~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*かなりの沈黙のあと。俺は・・・テレビでも付けた方がいいのかも・・・と。急に思い立ち。リモコンを取ろう・・・と。少し体を動かした・・・ら。「あの・・・。」和君が。小さく俺に言った。「・・・ん・・・。」「・・・あの・・・ずっと・・・聞き
大宮さんのBLのお話です。苦手な方はご注意を///。〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*「ニノ。」「・・・。」「来年もまた・・・ここで一緒に花火を見ようよ。」「・・・。」「来年だけじゃなくて・・・その先も・・・一生ずっと・・・」「・・・。」「ずっと一生・・・一緒に・・・。」「・・・。」「花火・・・だけじゃなくて・・・。」「・・・。」「イロイロ・・・全部・・・一緒に・・・。」「・・・。」
「春嵐」の続編です。大宮さんの腐のお話です。苦手な方は。ご注意を///♪~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*Side.O翔君と二人・・・飲んでいる。勤めているホテルの最上階。夜景がきれいに見えることで人気の高いバーだ。ついさっきまで。会議をやっていた。遅い時間の会議。先月・・・支配人が新しく変わって。その人との初めての会議だった。各部署の主任クラスが集ま
「春嵐」の続編です。大宮さんの腐のお話です。苦手な方は。ご注意を///♪~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*少しだけ早歩きの帰り道。もう。いつも乗せている終電の1本前の電車には間に合わなくて。それで・・・終電を逃すわけにはいかないから。だから急いでいる。急いでいるんだけど・・・でも。大通りから1本裏に入った細い道を。ちょっとだけ遠回りの道を。わざと・・・歩いていた。
「春嵐」の続編です。大宮さんの腐のお話です。苦手な方は。ご注意を///♪~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*Side.N仕事が終わり。潤君と一緒にご飯を食べた後。家へと帰る道のり。商店街から裏へと入る角を曲った大きな家のお庭に。たくさんの紫陽花があって。それが・・・花開き始めている。もうすぐ満開だねと。そう・・・小さく話しかけ。見
(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)ちょりんぴーです。先日のよにのでひっくり返ったわ!いや、セクシーだよ?セクシーだけどさ!女子巻きを崩さず徹底してしっかり隠してるのは、ゆっちのこの言葉でも分かる。この後ちょっとだけ(一瞬)タオルをずり下げられちゃうけれどすぐに引き上げちゃうところを見ると、公で上半身を晒すのが本当に嫌なんだね。(下半身は言わずもがな。(`・ω・´)ゞ)そう言えばしやがれ最終回でも女子巻きして、(*.゚꒳゚*)『裸NG』って言ってた~。
大宮さんの腐のお話です。苦手な方はご注意を///。~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~Side.N企画会議が・・・もうすぐ始まる。専務は役員会議中で。それが終わり次第。こっちの会議を始めることになっている。今は。静かな時間。会議の準備も全部終わっていて。専務をただ・・・待っているだけだった。このあいている時間で。昨夜のパーティでもらった名刺を整理する。その中に。俺を誘ったあの白
「春嵐」の続編です。大宮さんの腐のお話です。苦手な方は。ご注意を///♪~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*家への最後の角を曲ると。お庭にバラを植えている大きなおうちがある。そこのバラを見て思い出す。少し前に・・・大野さんに聞いた事があった。あの時。花言葉で僕へ思いを伝えようとした時。どうして。バラとかじゃなかったんですか?・・・って。バラは通年ある花だし。花言
「春嵐」の続編です。大宮さんの腐のお話です。苦手な方は。ご注意を///♪~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*時々・・・婚礼の飾りつけとは違う時間に来ていたのは知っていた。ホテルの公的なフロアには花が置いてあって。それに水をやったり飾りつけをしたり・・・と。そんな事をしているのも知っていた。婚礼の花の飾りつけは大体和君が来てくれるけど。簡単な水やりや飾りつけの時は。あの松本君や花屋のオ
「春嵐」の続編です。大宮さんの腐のお話です。苦手な方は。ご注意を///♪~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*「・・・最初に・・・もう・・・花に話しかけたの・・・聞かれてたんですね。」「・・・ああ・・・。」「恥ずかし///。」「その時は気づけなかったけど・・・。」「・・・?」「多分もう・・・きっと・・・。」「・・・。」「一目ぼれ・・・だったんだと思う。」「///。」「その