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毎年、梅雨入りはしてもしばらくの間は雨も降らずに好天が続くのですが、今年は梅雨入り宣言が為された途端から雨が続きました。昨日からようやく梅雨の晴れ間の短い晴天がありましたが、今の時期、路上でも何処かのお宅の庭先からでも、あの花の香りが…姿かたちよりも独特の濃厚な香りが───こんにちは、本日の季語は「くちなしの花」・・・夏の季語です。あの香り高い真っ白な花については花の名を上げただけで誰もがご存知の花ではないかしら?庭木や公園木としてもよく植栽されているお馴染みの花
みなさんこんにちは「四葩(よひら)」とは、俳句などで使われる紫陽花の別名。夏の季語花弁が4片あることに因むといいます「葩」はなかなか見かけない漢字ですが、この字自体が「花・花びら」という意味を持つそう紫陽花にはこの他にもいろんな別名があります咲き始めてから時間が経つにつれ、色を変えることから「七変化(しちへんげ)」同じく花の色が変わっていく様から「八仙花(はっせんか)」「手毬花」「刺繍花」は、花姿を毬や刺繍に見立てた別名「オタクサ」は、江戸時代後期、
(神奈川県横須賀市長沢)夏鳶や地質学者の首タオル誠司今日は西荻窪「俳句の駅」句会。コロナの影響で会場の入場定員数が制限されており、3回に分けて句会をしている。今日はそのうちの2回分(午前、午後)があり、一日中、句会である。普段とは違う6~8人程度の句会で、物足りなくもあったが、句についてディスカッションも出来て楽しかった。ふだんはスルーする私の句も、みんなに見解を尋ねたりした。この句、好きな句なのだが、先日の超結社句会「細道句会」で、鳶鳴いて地質学
立夏を過ぎて30℃以上の夏日も観測されるようになりました。夏を迎え、私たちの周囲にはさまざまな色彩が溢れるようになりましたね。ところで、お花の名前がそのまま色彩名になっているのは珍しくはありませんよね。例えば薔薇色、藤色、すみれ色、そして・・・こんにちは、本日の季語は「ラベンダー」・・・夏の季語です。このラベンダーを季語として良いものかどうか、実はまだ賛否両論はあるのですけれども、これだけ多くの人々に認知されるようになれば充分季語として認められるのではないかと思うのですが、
みなさんこんにちは6月の異名の水無月(みなづき)は一般的に知られていますがその他にも、涼暮月(すずくれづき)、蝉羽月(せみのはづき)、鳴神月(なるかみづき)、松風月(まつかぜづき)、夏越月(なごしのつき)、葵月(あおいづき)、常夏月(とこなつづき)どれも美しい呼び名で漢字を見ただけで、何となく意味が想像できるものばかりその中のひとつにある「風待月(かぜまちづき)」は蒸し暑い日が続くと、風を恋しく待ち、ほんのささやかな風にも喜びを感じることが出
みなさん、こんばんは。素人俳人玉龍院ヒロキこと玉龍院道霞です。我が教材としている「プレバト‼︎」で、最下位でありながら、何でか妙に印象が残っている俳句があります。しかも、今の時期だからこそ(このタイミングだからこそ)のピッタリの最下位の句です。ラジカセに憑く幽霊の呻き声お題は「ラジカセ」。季語は「幽霊」で夏の俳句・・・とご本人はそう言っています。この俳句の作者は、意外なことに現在最多優勝を遂げている名人10段東国原英夫さんの句なんです。当時数少ない名人10段