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男の子は多少苦労させたほうがなんとなくいいような気がして、指定校推薦や確実に入れる大学への現役進学より、一浪してもいいから一般入試で志望校へと、息子が高校生の頃、私はそのように考えていました。現役合格にはまったくこだわっていなかったのです。入学できればどこでもいいわけではない、本人が納得のいく大学へ進学させなければいけないとそれをいちばん強く思っていました。息子は中学時代も高校時代も、ずっと学校に行きたくないと言い続けていました。学校の勉強が楽しくないというのが理由です。
先日、探しものをしていて、東京で暮らしていた頃の書類を見ていたのですが、その中からイケメン塾からの請求書が出てきました。それを見て、イケメン塾に振り込んだ毎月の塾費だけが、息子のために支払ったたくさんのお金の中で、唯一、いまでもこのお金を払って良かった、本当に息子のためになったと納得できる教育費だったと、そう思いました。反対に一番無駄だったと思うのが、浪人一年目に通わせた大手予備校です。いまでも、この一年さえなければ…こんな選択をしていなければここまで悲惨なこと
中学受験は悲喜こもごもの真っ最中かと思います。気を抜かないで頑張って。合格手続きや、再出願などはくれぐれも手ぬかりなく。中学受験、発表もすぐなら、締め切りもすぐです。子供は次の中学受験中、ウチには下の子もいるし・・・ともなればもうバタバタです。どんなにバタバタしても母のミスで入学できなかったなどということのないように!お母さんの勘違いで、せっかく合格したのにもうちょっとで入学資格取り消しになるところだったのよ怖いニャ
前回の投稿に続いて、息子が通った塾について書こうと思ったのですが、少し忙しかったり体調が良くなかったりして、ブログを書くことができませんでした。申し訳ありませんでした。塾についてはまた別な機会に書くことにします。大型連休が終わったばかりですが、連休中に友人や会社の同僚からよく聞かれたのが、「息子さん帰ってきてるんでしょ?どこかに遊びに行ったの?」すみません…。子どもが二浪もすると、経済的にも苦しくなり、そんな普通の家庭と同じようなことはできなくな
暗い内容の話を書いたので、今日は前向きな話題に切り替えたいと思います。息子の通っている大学、私はとても気に入ってます。キャンパスや大学の設備なども想像を超えるほど素晴らしかったのですが、(これはどの旧帝大を受験しても思ったことです)いちばん満足しているのが、学生に対するサポートが素晴らしいということです。一人一人の学生を本当に大切にしてくれている、そう感じることが多いことでしょうか。息子が言うには、いままで教わったすべての教授が熱意を持った授業をしていて、学生
息子が高校生の頃、文系か理系か選択しなくてはいけないという時、迷わず理系を選んだのには少し不安を感じました。得意科目は全部文系でしたので。いま思えば文系だったら、大学受験でこんなに苦労しなかっただろうなあと。でも良いほうに考えれば、文系科目が得意だったからこそ、センターで高得点が取れて国立大学へ進学できたとも思うので、文系科目が得意だったことも無駄ではなかったと思います。数学に不安がある理系志望というのは一番苦労すると思いますが、それでも本人が理系が好きで
我が家の受験体験記をすべて書き終えて、いまはほっとしています。ブログを書くかどうかずっと悩んでいて、我が家のような、あまりにも特殊なケースの受験体験記を書いても、誰の役にも立たないのではないか、ただの面白い受験体験記として読まれて終わり…になってしまうのではないかと不安に思っていました。一浪時の予備校での一年間、そして不合格の場面などは、当時のことを思い出して書くうちに、精神的に不安定になり、具合が悪くなってしまうほどで、やっぱりブログなんて書かなければ良かったと少し後
母の日、終わりました。何もありませんでした。予想していたとおり、LINEでメッセージを送ってくることさえありませんでした。医学部でも最難関でもない大学に入るのに二浪もして、親にこんなにサポートしてもらって、合格したときはすごく感謝していたのに、大学に入ってわずか数年で、もう母への感謝の気持ちを忘れる息子って…LINEで『いつもありがとう』ってメッセージ送るくらい、5秒でできるよね?息子が幼い頃は可愛かったなあ。幼稚園で書いた小さなメッセージカードを持ってき
おひさしぶりです。かなり長い間更新できなくてすみません。このブログを読んでくださる方のために必ずこれだけは書かなくてはいけないと思ったのが「二浪した息子の就活がどうだったのか」ということでした。コロナ禍で各企業による採用がここ数年抑え気味だったと思うのですが、それが今年度は逆転して採用枠が増えたのか学生の売り手市場になったと聞きました。このような特殊な状況でしたのであまり参考にならないかもしれませんが私が感じたのは「二浪したことによって就職が不利になることは全く無か
2017センター試験終了しましたね。お疲れさまでした。雪に翻弄されたところも多かったようでその地域の方はざそや大変だったことでしょう。一回こっきりの入試が多いです。無事に受験できるようにと気を揉むことも多くなります。風邪ひきませんように。朝起きられますように。電車が遅れたりしませんように。さて、とにもかくにも2017のセンターは終了してしまいました。採点結果はいかがでしたでしょうか。速攻でセンターリサーチをかけてください
とうとう息子が森の家を出て行く日がきました。息子はここの環境がとても気に入っていて、大学に入ってからも、森の家が恋しいと言っていました。しばらくホームシックにかかっていたほどです。ホームシックって普通、生まれ育った家に対して思うものですよね?たった一年しか住んでいない、しかも二浪していて自分の人生の中では暗い一年だったはずなのに、ホームシックになるほどこの森の家が好きで、ここでの生活はとても平和だったと。なんだか不思議に思います。でも、考えてみると、ここでの生活はとに
二次試験の日を迎えるまで、私は淡々と家事や仕事をこなし、その日まで無事に過ごせることだけを願っていました。たとえ模試でA判定を取っていても、センターで十分な点数を取っていても、ここで、息子はもちろんのこと、私が病気にでもなったら、すべての苦労は水の泡となってしまいます。休日も出かけないようにしたり、仕事の後も、いつもだったらちょっと寄り道をして帰ることもあるのに、スーパーでの買い物もさっさと済ませ、まっすぐに自宅に帰っていました。この頃は家にいる時以外は、いつもマスクをし
いや~、なんていうか、総合的に忙しいです。もうバッタバタ何言ってんの?毎度の愚痴よ・・・仕事は少々のことはありますがピークに比べたら落ち着いているのですが引き継ぎ業務やら、あいさつ回りやら、年度末決算の処理やら、自身の目標管理やら、担当変更に伴う膨大な書類の整理やら・・・。そこに各種送別会、(1回じゃないんだこれが。課で、部で、所で、みたいな?)お墓参りにも出かけ・・・爆睡もしないと持たないお年頃というのもあり・・・
このブログを書き始めたとき、私はお世話になったイケメン先生や、イケメン塾の存在を教えてくださって先生に紹介してくださった『二浪日記』のmarimcreamさんに恩返ししたいという気持ちがとても強かったので、息子の浪人時代を振り返ることはとても辛いことでしたが、合格までの道程をすべてブログに書くことができました。そして多くの受験生の保護者の皆さまにお読みいただき、我が家の失敗例から何かヒントを得てお子様の受験に役立てていただければと、そのような思いでいました。でも、ブログを
花子の中学受験編、如何だったでしょうか?2つのチャレンジ校に合格し、舞い上がり、迷走する私。もうちょっと、ドッシリ構えられなかったのか、今でも恥ずかしい想い出です。そして、今日は、もう一つのテーマを書かねばなりません。憧れの第1志望校に入学した花子は、鶏口になったのか?花子の学校は、中学から塾に通っているような子は殆どおらず、習い事や部活中心の学校生活を送っておりました。定期テスト1週間前からテスト勉強を始めるものの、宿題以外の特別な家庭学習は一切せず、通塾も
昨日ブログを書いたのですが、書き終えてUPする寸前に操作ミスで全部消えてしまい、途方に暮れてしまいました二時間もかけて書いていたのに一瞬で消えてしまうなんて…。丸1日経ってやっともう一度書き直す気力が戻りました合格発表の次の日かその次の日、このあたりの記憶があやふやですみません。入学の書類が届きました。表に大学名が入った、しっかりとした大きな封筒で、ずっしりと重くて、この封筒を郵便配達の方から受け取ったとき、あらためて合格の喜びを感じました。嬉しくて、その大きな
失敗に終わった一浪目、張り切って予備校に通っていた息子の様子がおかしくなったのは、夏の終わりの頃でした。夏には志望校の冠模試もあって、9月に入ればセンター試験の手続きも始まって、秋には休む暇もないほど模試があって。でも、自分の成績は思っていたほど上がっていない。模試の判定は厳しいものばかり。自分は何をやってきたのだろうか。この先どうすればいいのだろうか。その時の息子の焦りはこんな感じだったのではないでしょうか。もっと勉強しなくてはと思い、毎日夜中まで勉強を
息子二浪目の時、試験の雰囲気に慣れるためにとある私大を受験しました。私も付き添いで行ったのですが、たまたまその大学の近くに友人が住んでいることを知り、メールで事情を話したらせっかくなので会いましょうか、ということになり、息子が入試会場に向かったのを見届けた後、その友人とランチをはさんで3時間ほど一緒に過ごしました。身の上話を聞いてもらったり、これからのことを聞いてもらったり、辛かった時期、親しい友人に会って愚痴を聞いてもらえたことは本当に良かったと思います。美味しい