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【第1話】全落ちの春、はじまりの春春は、嫌いだ。桜が咲いても、心が寒いし、花粉で鼻もつらい。僕は、今年の医学部受験に全落ちした。共通テストで大コケして、二次試験もパッとせず。後期すら補欠にかすりもしなかった。現役最後の夜、布団の中で天井を見つめながら、静かに独り言をつぶやいた。「はい、浪人確定〜…っと。」⸻うちは、いわゆる“普通よりちょっと下”くらいの家庭だと思う。父は長距離トラックの運転手で、母は近所のスーパーでレジ打ちをしている。派手な贅沢はしないけど、冷蔵庫にはいつも
始めにお断りしておくと、今回は合格実績ではなく進学実績である。1人で私大などに複数合格した場合の重複が除かれた真の実力値と言えよう。https://www.senzoku-gakuen.ed.jp/pdf/data202403_2.pdf東京一工➕早慶➕国立医学部🟰28➕3➕4➕8➕31➕32➕7🟰113他にも慶医や順天などもいるので、まぁ100番を切っていたら早慶当確なんだろう。https://www.senzoku-gakuen.ed.jp/pdf/data202403_3
「国立医学部は学費が安いから、経済的に安心だよね」そう考えていませんか?実はこれは大きな誤解です。国立大学の医学部であっても、6年間の学生生活でかかる費用はトータルで800万円以上になるのが現実です。親御さんの多くが、「学費だけを考えていればいい」と思い込みがちですが、実際には授業料以外にも生活費、実習費、教材費、交通費などさまざまな出費が積み重なっています。知らなかったがゆえに、進学後に家計が苦しくなり後悔する家庭も少なくありません。ここでは、国立医学部でかかる6年間のトータル費