ブログ記事258件
講師の中島基浩です。公務員試験の合格ラインは6割程度と言われています。満点は必要ありません。しかも、地方上級の大半の自治体等はリセット方式を導入し、筆記試験で満点を取ったとしても、面接試験の採点は、満点の受験生も合格点ギリギリの受験生も皆同じく、ゼロからスタートです。ということで、6割のラインを越えることが非常に重要になります。まずは、自分の得意科目、不得意科目を認識した上で、職種の出題科目・出題数を把握して、この科目からは何点取ると冷徹に計算しなければいけません。
面接や論文試験の評価分布について、拾ってきたデータになりますが、以下となります。標準偏差をもとに算出。(ただし、多少上下はします)面接試験(推定割合/標準点)A:2%・・・・188B:18%・・・・148C:64%・・・・103D:14%・・・・59E:2%・・・・不合格論文試験(推定割合/標準点)6:4%・・・・945:21%・・・・744:54%・・・・543:18%・・・・342:3%・・・・不合格※専門試験、一般教養試験
国家一般職試験の受験地区分は【北海道】【東北】【関東甲信越】【東海北陸】【近畿】【中国】【四国】【九州】【沖縄】以上9地域の地域区分で行われます。(試験問題は同一)原則として各地域毎の官庁での採用となります。※本府省庁(霞ヶ関)での採用は全国区分から可能。では一体、どれくらいの最終合格最低点の差があるのでしょうか。地域ごとの最終最低合格点区分北海道東北関東甲越東海北陸近畿中国四国九州沖縄平成28年度497
筆記重視の国家一般職試験において、専門科目は一番重視すべき項目です。配点比率は半分弱である全体の4/9占めています。合計出題数は80問、内40問選択制(各科目5問)。専門試験で稼ぐことができれば、基礎能力試験で多少ミスをしても挽回することは可能。時間は3時間とじっくり問題に取り組むことができますので、しっかり対策すれば本番も安定して高得点を取ることができると思います。専門試験よりも教養試験の時間をもっと増やしてほしいんだが!では、ここで気になってくることとして・
講師の中島基浩です。過去記事です。国家一般職専門択一推奨科目今年の正答率データから、国家一般職の狙い目の科目を紹介します。過去記事は過去2年(2018年、2019年)のデータです。この記事は2020年のデータです。○政治学<守り>マイナス2点も仕方がないでしょう。ただ、正答率が低かった問題も、マスメディアの強力効果説と限定効果説を理解していれば、取れた問題だと思われます。地方上級や教養科目との関連からも、政治学を外すのは難しいと思います。○行政学<
人事院面接とは1次試験通過後に受験することができる2次試験(面接試験と適正検査)です。7月中旬~8月上旬の期間に順次行われます。面接の順番は受験番号が早いといって先の順番になるわけではなくランダムに決められるみたいです。受験日や場所、その他詳細は1次試験の合格通知所(しょぼいハガキ1枚)に記載されてます。国家一般職試験において面接試験が占める点数割合は2/9。A~Eの5段階で評価されます。Aが最高評価でE(足きり)が最低評価。受験生1人に対して、面接官3
では人事院面接の流れを書いていきたいと思います自分は近畿区分での受験なので、受験地は大阪でした。面接日は日程後半の方で、8月上旬、時間帯は午前の部で、9時集合。大阪梅田駅から約1kmで徒歩15分程の距離。夏場なので朝方はいえ、汗ばむ気候道はそれほど迷うこともなく、地図アプリなどを用いて行けると思いますただ、土地勘がない人は、大阪駅(梅田)から出る方向で迷うかもしれません(未だに自分もよく分からん)当日は何かしらのアクシデントも考えられますので、余裕を持
講師の中島基浩です。令和4年度(2022年度)国家一般職試験の№31~60まで、正答率データを基に分析してみました。『国家一般職専門択一推奨科目(2023年版)<政治・法律編>』講師の中島基浩です。令和4年度(2022年度)の国家一般職の正答率データを参考に、各科目を分析してみました。ご参考にしてください。本日は、前半30問…ameblo.jp『国家一般職専門択一推奨科目(2022年版)』講師の中島基浩です。国家一般職専門の択一科目について、2021年試験の
EYE受験生の皆さん、こんにちは。本試験が近づくにつて、不安で相談にくる方が増えてきました!皆さんもそうなっていませんか。やってもやってもやるべきことがでてくる、本当に合格できるという保証のない勉強・・・でもこの不安は、自身の将来を真剣に考えている人がなるものです。私は不安で合格している人はたくさん知っていますが、この時期に安心して合格している人を殆ど知りません。なので、とっても大変なことですが、不安は皆さんが合格するためによいことです。そして、不安な分行動しましょう。行動に移
今後、添削受付も開始する予定です。全問題について、「現実的な論述例レジュメ」を付ける予定です。いくつかの問題については、ブログ上でも答案例を公開する予定です。幸福追求権について論じなさい。法の下の平等について簡潔に説明したうえで、平等原則違反が問題になった場合に用いられる違憲審査基準について論じなさい。思想・良心の自由について論じなさい。信教の自由について論じなさい。政教分離原則について論じなさい。学問の自由について論じなさい。表現の自由に対する事前抑制について論じなさい。表
https://note.com/y_takayuki515/n/n264c738ac634超現実的な答案【2021年裁判所職員専門記述】|安田貴行【オンライン添削/100通起案コース】【オンラインロースクール[OLS]】|note法の下の平等の意味について説明した上,法的取扱いにおける区別が憲法に反するか否かを判断する基準について論ぜよ。2021年裁判所職員採用試験(専門記述憲法)まず、「法の下」の意味は、法適用の平等だけではなく、法内容の平等も意味すると考えるべきである。なぜならば、内
講師の中島基浩です。国家一般職専門の択一科目について、2021年試験の正答率、難易度データを参照しながら、分析しました。ご参考にされれば、と思います。過去の記事です。『国家一般職専門択一推奨科目(2021年版)』講師の中島基浩です。過去記事です。国家一般職専門択一推奨科目今年の正答率データから、国家一般職の狙い目の科目を紹介します。過去記事は過去2年(…ameblo.jp『国家一般職専門択一推奨科目』講師の中島基浩です。国家一般職専門択一の
【人生逆転!!】既卒2年目職歴なしの公務員合格体験記~国家一般職~久々のブログ更新となる今回は、1年半にわたる公務員浪人の末に国家一般職に合格した体験について語ってまいります。拙い文章のため、読み苦しい点もあるかもしれませんが、最後までお読みいただけますと幸いです。浪人期間の過ごし方がメインの内容になるため、試験対策の方法や面接試験の内容等についてはコメントにてご質問ください。好評であれば、それらも記事に起こします。目次1.公務員浪人に至るまで2.浪人期間の生活
最近の問題傾向(難易度変動について)について考察します。国家一般職試験において、毎年80題16科目も問題が出題されます。その内40問を選択するというシステムです。一見、この選択制には、かなり自由度があるように思えます。しかし、その科目毎の対策しやすさや難易度にバラツキがあるためにある程度、受験生が選択する科目に偏りが生じます。できれば正答率が良い科目を選びたくなるでしょう。『過去問500』には各年度の問題が網羅されているので、難易度の雰囲気をつかむために
国家公務員受験生用語などについてまとめてみました。【コッパン】国家一般職の略。長い名称のため、省略されて用いられる場合が多い。稀にコッペパンなどと呼ぶ受験生も。【魔界】試験難易度が高い地域(倍率が高い)に用いる。現在では近畿区分がそれに該当し、受験生から恐れられている地域である。【試される大地】北海道庁が展開しているキャッチフレーズで行政北海道区分のことをいう。国家一般職試験では特に何も試されておらず、最も難易度が低い地域である。寒いそう。
講師の中島基浩です。今週末は国家一般職試験です。第一志望の方も、いらっしゃるでしょう。直前で、あれもこれもと押しつぶされそうになっている方も、いらっしゃるかもしれません。しかし、とにかく基本中の基本、過去問に何回も出ている知識に、できるだけ勉強を集中させましょう。当ブログでも何回か書いている事柄ですが、国家一般職試験の教養・専門試験の足切り点は3割です。専門試験も3割です。行政や機械、土木等を問わず3割です。40点満点で、12点が足切り点です。建築だ
社会人での国家一般職試験(大卒)合格が可能かどうか考察していきたいと思います。非常に適当発言が目立つ内容になりますので、ご注意ください結論としては厳しいが不可能ではないと思います。まず、社会人の方は基本仕事で忙しいため、勉強時間の確保が厳しいはず。全くの初学者であれば1000時間以上の勉強時間が必要と言われているので、帰宅してから・・・というのは時間的にも身体的にも困難です。日程の問題もあります。1次試験(筆記試験)こそ日曜日ですが、2次試験は平日。それに
教養論文試験について。国家一般職試験において、教養論文試験の割合は全体の1/9で低い割合です。出題テーマは幅広く、なかなか予想しずらいものとなります。ただ、意外なテーマは出題されにくく、何について論じたらいいんだ・・・というテーマはほとんどないです。出題に関しても、ある程度の背景的な文章が書かれていますので、書き始めもやりやすいかもしれません。ただ、時間は60分と結構短いものとなっていますので、集中して取り組む必要があります。全くの無体策でもなんとかなる可能性もあります
受験するまでの流れざっくりとした流れは下記のとおり。*平成29年度のもの平成29年度試験日程事前登録(インターネット)3月31日(金)9:00~↓試験申し込み(インターネット)4月7日(金)9:00~4月19日(水)↓受験票発行通知メ-ル受信5月30日(火)13:00~18:00(予定)↓受験票発行(印刷)5月30日(火)13:00~6月15日(木)17:00※期間内にダウンロードすること。印刷のみではなく、ダウンロードをして保存推奨。↓
国家一般職試験の筆記試験の当日の流れについて。かなり記憶が薄れてますので、ざっと書いていきます。国家一般職試験は6月中旬頃に行われます。そろそろ暑くなってくる季節。9時集合の8時半から受付開始されます。余裕を持って8時くらいに行くのもいいですが、8時半からしか受付は開始されないので、列に並びながら待機しなくてはなりません。自分の場合は、家からそこそこ近い大学が会場でしたので、バイクで行き、8時20分くらいに着きました。人はそこそこいました。さすが受験者が多
【令和4年度・数的処理】誕生日のパラドックス?!確率問題の基本【国家一般職・大卒区分・行政No.20】令和4年度・国家一般職(大卒・行政区分)No.20の問題です。非常に典型的な確率の問題ですが、一度も解いたことが無い方は罠にはまってしまうかもしれません。今回は問題解説の最後に『誕生日のパラドックス』と呼ばれる数学の問題についても、少しだけ触れたいと思います。真面目に解こうとすると大変、、確率の問題として、この問題を真正面から解こうとすると実は難解です。なぜ