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フトイと間違えやすい、トクサ。フトイは、水物(みずもの)。5月には、たくさんの方に手にしていただきました。ご参考→◆◆◆◆◆◆ちなみに、フトイのレッスンでは、こちらが合言葉でした(笑)ワタクシ『これは、細いのに?』全員『フトイ!』一方、今月のレッスンで多用しているトクサは、陸物(おかもの)。作品の雰囲気も、やっぱり、野山の気配が合うようです。平成女子も。。。いけばな男子も。。。ユリと、
こんにちは。茶道体験の銀座茶禅です。今日は4月17日。二十四節気の「清明(せいめい)」,七十二候の「末候虹始見(虹はじめてあらわる)」にあたります。「ご一服いかがですか?」お茶を頂く際に、亭主からこんな言葉をかけられたことがあると思います。一服(いっぷく)とは、現在では一般的に、「薬を飲む」、「しばしの休憩」という意味で使われていますが、辞書をひくと「お茶やたばこを一回分飲むこと」と書かれています。でも、「ご一服いかがですか?」と言って飲み物をすすめられる事はなく、大抵「一杯い
おはようございます。この春、生徒さんが、看板を取得されました。これをひとつの目標に、ずっとお稽古を頑張ってきました。みんな、初めて目にする看板に、『かっこいい~!おめでとうございま~す!』と、その場にいたみんなで、一緒にパチリ!看板を取得する際に、【雅号】も、合わせて、お家元に申請することができます。【雅号】とは、本名とは別に、いけばなの道における名前。どんな雅号にしたらよいか、迷っていらした際、『私の芳庵の"芳"の字は、私の親
70cm以上の長さのある、立派なギボウシが入荷しました。よく見かける斑入りのギボウシも、お洒落で素敵ですが、伝統文化の華道いけばなにおいては、格式を重んじる場合には、斑入りの花材は、好まれません。なかなか手に入らない花材ゆえ、しっかりと活かすべく、一種のみで。"生花"と書いて、生花(しょうか)と呼ぶ花型で、江戸時代中期に確立したものです。同じく入荷したばかり、今季発表された、いけばな池坊オリジナルの花器を使っています。いけばなの醍醐味は、
11月の支部研究会の課題となったニューサイラン。たくさんの方に、さまざまな角度で、この花材を見つめていただきました。初めて、意匠的な作品にトライする方も。。。実は、簡単そうですが、見るのとやるのでは、大違い。当教室では、どんな作品も、徹底的に綺麗な手仕事ぶりにこだわります。時に、ワイヤーやテープも駆使しますが、フラワーアレンジメントやプリザーブドフラワーの生徒さんと同じレベルで仕上がりのクォリティを求めます。なぜって
こんにちは。茶道体験の銀座茶禅です。今日は4月25日。二十四節気の「穀雨(こくう)」、七十二候の「次候霜止出苗(しもやんでなえいず)」にあたります。茶禅の茶道体験には日本人だけでなく海外からのお客様も多いのですが、先ず最初に戸惑われるのが「正座」です。「どのように座ればよいのですか?」「正座する必要がありますか?」とほぼ全てのお客様からご質問を受けます。元々畳に座る習慣が無いのでこのご質問は自然ですね。茶道体験にいらした外国人のお客様。正座でお茶を点ててくださいました。でもやはりお