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待ってました!3巻!「詩歌川百景」3巻吉田秋生内容説明のために裏表紙を~と思ったのですがカエルのインパクトが強すぎて(笑)3巻も、相変わらずの内容ぎっしりで読み応えがあります。絵も文字も両方が語りかけてくるから1冊読み終えるとふ~っと達成感がありますリアルなドキュメンタリーのようなNHK[新日本紀行」のような純文学のような・・・はやく4巻が読みたいけれどだいぶ先だろうな~「海街diary」の西野加代ちゃんが登場してきた
BANANAFISHを打たれ、悪夢に苦しめられ英二を殺そうとするショーター。英二が必死に呼びかけても正気に戻らず錯乱し続け、英二への攻撃の手を緩めない。アッシュが叫ぶ、一瞬我に返ったショーターは天使のレリーフを見て、ほんの少し自分を取り戻すんですよね。そしてアッシュに「俺はもうだめだ・・殺してくれ・・・」と懇願する。英二に襲いかかるショーターに銃を向けるアッシュの瞳にはショーターが・・なんという演出でしょうか・・・原作にはない演出がされていて、私は鳥肌ものだったのですけれど
この間から『昼と夜』という韓国ドラマを観ていて、吉田秋生の『YASHA夜叉』を思い出しました。なぜだと思います?『昼と夜』の主人公がいつもアメ(ロリポップキャンディ)を舐めているのでなぜだろうと思観ていたのですが、話が進むにつれ主人公が子供の頃に薬の人体実験に使われ、その副作用でIQが高くなっていることが判ってきました。ここで、『YASHA夜叉』のほうに移りますが、こちらでは主人公の有末静(ありすえせい)が遺伝子操作により人為的に作られた天才です。静は幼少期より脳の
初見で「BANANAFISH」を読んでいた時、私はゴルツィネにまったく興味がなくて・・・。ひたすらアッシュと英二の関係性ばかりに目がいってました。当時の私には、ゴルツィネの執着心が理解の範疇を超えていたし、ひたすら気持ち悪かったから・・・。だけど自分も年を重ね改めてゴルさんの気持ちに寄り添ってみると・・。作者がゴルツィネは基本おねえだから・・といっていた意味がなんとなくわかるような気がしてきました。(演歌とかに出てきそうな女像と被るんですよね)以前ご紹介した厭世観さ
そして蝉時雨のやむ頃、我が家に末の妹がやってきた。本作第一話の最後のこの一文で何度泣けただろうか。自分たち三姉妹を捨て、不倫した女性とともに家を出て行った父親を、幸は許すことができなかった。また、あっさり再婚して三姉妹を母(祖母)に預けて置いて家を出ていった母親も同様に。まあ当然だわなと思う。しかし、その幸も父親と同じように不倫しているという矛盾。自分で自分を傷つけている。業というか、ゆがんだ長女だなあと読んでいて思った。次女の佳乃は美人だが男運が悪く、年下のイケメン
Blu-rayBOX1特典ドラマCD「ANGELEYES」アッシュの故郷「ケープコッド」からロスへ行く途中トラックに乗っている時の会話から始まる。二年前。アッシュ15歳。2人が初めて少年刑務所で出会った時のエピソードが語られる。これは、原作を読んだ方はご存知でしょうが、BANANAFISH完結後、番外編で発表・最終巻に収録されているエピソードです。オーサーの勢力が幅をきかせ、目をつけられていたショーターはオーサーにハメられムショ行きになった。そんな中、アッシュも殺人罪で収