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為替市場に対する世の中の関心が高まっています。そんな中、このところ毎日のようにテレビで顔を見るのが、「新ミスター円」と呼ばれる財務省の神田財務官です。GW中も為替介入が行われたと言われ、連日、神田財務官のコメントが取り上げられていました。財務官の一言で相場は動きます。それだけに自分の発する言葉の一言、一言に細心の注意を払っていることがテレビ画面からも伝わってきます。大変なストレスのはずですが、神田財務官はそれを楽しんでいるように私は感じています。というのも、神田財務官は私の大学の一年
このところ、どこに行っても「人が足らない」という声を聞きます。そして深刻化する人手不足を補うためには「外国人に頼るしかない」という声もよく聞きます。しかし私はそういう声を聞くたびに「もう日本にきて働いてほしいと言っても来てくれませんよ」と答えています。なぜならば他国に比べてこれだけ賃金が安くて、しかも今後、中長期的にも円安が進むことが想定される今の日本は、外国人から見たら、もっと稼げる国が日本以外にたくさんある現状では、全然、魅力的ではないからです。もはや外国人を安い労働力として使える時
岸田総理が何度も「今国会中に実現する」と言い続けてきた政治資金規正法の自民党案がようやくまとまりました。他党はとっくに案をまとめているのに、問題の発端を作った自民党が最後まで案をまとめず、せっかく政治改革特別委員会を設置したのに1ヶ月以上も時間を無駄にしてしまいました。しかもこれだけ時間をかけながら、その内容は肝となる部分については踏み込まず、これだけ大きな問題を起こしたにも関わらず、反省の色が全く見られない内容です。さらに今回の法改正の背景にあるべき理念も全く見えません。例えば自民党案
先の衆院補選の結果を見ても、国民の政治に対する不信感は極めて深刻です。来週から政治資金規正法改正をめぐる議論が本格化しますが、いま自民党が考えているような内容の改正では話になりません。最低でも野党各党が共通して主張していることについては実現することが必要だと思いますが、私が特に重要と考えているのは政治資金に関するルールの設定とルールの遵守状況を監視する第三者機関の創設です。これまで私たち政治家が自分たちで自分たちを縛るルールを作ってきたことが抜け穴を作ることにつながり、それが政治不信も招い