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記憶に残る一刀(日本刀)私の約50年にわたる日本刀人生の中で記憶に残る一刀を紹介してみましよう最初の一刀は短刀「備前長船住長義(名物大阪長義)」です平造り短刀備前長船住長義(名物大阪長義)重要文化財正平十五年三月日刃長、9寸1分余、やや反りがある(1分)造形は、平造り真の棟、身幅1寸弱、重ねは薄い地鉄の鍛錬は、板目肌やや大振りのところもある地映り
日本刀の拵日本刀は地金の美しさと刃文の美だけではありません日本刀を入れる拵にも日本人の美意識が出ています画像をご覧下さい、短刀拵えですわずか15cm程の短刀が入っている拵です鞘の造り、目抜きの飾りなどは日本人の美意識そのものではないでしようか小尻と下緒拵えについてと言ったものの日本刀を中心に集めてきましたから拵えについてはあまり詳しくはありません皆さんに紹介するような良
日本刀の拵日本刀の地金の美しさと刃文の美だけではありません日本刀を入れる拵にも日本人の美意識が出ています下の画像をご覧下さい、短刀拵えですわずか15cm程の短刀が入っている拵です鞘の造り、目抜きの飾りなど日本人の美意識そのものではないでしようか拵え、即ち日本刀を入れると外装のこと刀身を入れる鞘(さや)、茎(なかご)が入る柄(つか)(握る部分)縁頭、および鐔(つば)などを総称したものですまた、短刀などで
目貫草紙洗小町今回は伯耆国廣賀作の鎧通し短刀の拵え目貫「草紙洗小町」の紹介です謡曲「草紙洗小町」を画にしたもの小町は平安朝の女流歌人として六歌仙の一人また美人代表でもあります今日でも美女、美男のたとえに「小野小町か業平か」と言われるその小町の歌の上手振りを讃えてつくられた物語ですある時、内裏で歌合せがありその前夜、小町が「水辺の草」という題で「まかなくに何をたねとて深草の
目貫・恵比寿大黒天について目貫の恵比寿大黒天についての故事を紹介してみましよう。江戸時代から七福神の信仰が盛んに行われ、今日でもなお相当強く残っているようです。七福神とは恵比寿、大黒、昆沙門、弁天、布袋、福禄寿、寿老人をいい、このうち恵比寿・大黒、昆沙門・弁天、布袋・禄寿(福禄寿と寿老人は同神という)のごとく、二神を組み合わせてそれぞれ二福神という慣わしである。恵比寿は鳥帽子姿に大鯛を抱え、釣竿を持ち、目無籠を