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今回はこういうお題でいきます。刀剣シリーズの一環ですが、怖い世界史のカテゴリに入れておきます。ただし、ここで出てくる内容が史実かどうかはかなり疑わしく、後世の脚色がだいぶ混じっていると思いますので、そこはご承知おきください。さて、みなさんは「呉越同舟」という故事成語はご存知でしょう。ときは紀元前500年頃、中国の春秋時代のことです。現在の蘇州周辺を支配した呉と、浙江省のあたりにあった越の国はたいへん仲が悪く、戦いをくり返していました。この両国の数十人が、国境にある川で舟に乗り合わ
最近、少し高額のどちらかと言えば、美術鑑賞用の刀剣を多出すようになっていると思います。そのことで、自問自答してしまうことがあります。しかし、基本的には考えは全く変わっていません。少し安めな刀を買って来て、修理をして、できれば皆さんが手を出しやすい刀、使いやすい刀を販売していきたいと思う気持ちは些かも変わって居ません。ただ手をかけるにも、時間と人件費がかかるのですが、今は大変な職人さん不足で、手をかける刀を買うと商品になるのに時間がかかり過ぎます。かといっ
明日は関西方面の業者市のため、前泊して刀座を見学してきました。ちょうど子供が春休みなので、家族旅行を兼ねての大阪です。(妻は仕事)刀座は大阪城ホールで行われているのですが、春なので桜も開花していて広場は宴会状態本日はWESTというアイドルグループの公演があるらしく、会場は若い女子であふれています。そんな大阪城公園を歩き、大阪城ホールの東口へ入口で名刺を提示して業者として入場させていただきました。※古物免許の記載された名刺の提示で入場無料
先日は旗師について説明したのでヤフオク業者について説明していこうと思います。■過去の話はこちら『色々な刀剣店の営業方法』先日、業者市場で他の刀剣商様と営業方法について少しお話をしてきました。営業方法といえば一番最初に店舗が思い浮かびそうです。しかし刀剣専門で店舗を構えて…ameblo.jp『いろいろな刀剣商旗師の現在』昨日は展示即売会のお話を書いたので、本日は旗師について書いてみようかなと思います。旗師というのは市場を渡り歩いて、市場間の相場差を利用して商売をす
今回の優品鑑賞は『薩摩国元平』の脇差です脇差奧大和守平朝臣元平寛政九年巳春種別本造り脇指刃長一尺八寸一分強反り五分三厘弱元幅一寸一分九厘元重二分七厘先幅七分三厘造込み本造り脇指行の棟、鎬筋やや高い地鉄板目肌、裏面はやや流れ柾交る地鉄の質感は錬れた感じ刃文匂に小沸つき大乱れ刃、匂足太く入る。匂中に砂流し入り金筋状のもの交る
現在、村の墓地管理会の会長をしていますが、次期の役員さんがなかなか引き受け手がなく、このところその関係であまり仕事ができずに四苦八苦しておりました。それが、昨晩になって、一度断られた方のお宅へ直接訪問して説得をすることで、ご理解を頂き、何とか私の受け持ちの地域の分の役員の方は引き受けてもらえることが決まりました。今日はちょっと晴れ晴れしてます。まだ、総会での承認も受けてはいませんが、今週末の総会に向けて最終の準備を詰めていきたいと思っています。ただ、このところ体
毎日、子供をスクールバスに乗せてから始まる1時間の朝活本日は先日仕入れた監獄長光の短刀です。この刀、市場に出たことがないデットストック品で、近年まとまって出てきた新品です。敗戦後にまとめて保管していたんでしょうね。当時の新聞にくるまれて雑に保存されていたようで、錆が深いです。※急いで研磨スタートしたので撮影忘れてました※夕星さんが研磨している監獄長光の短刀の兄弟刀となります。『長光の短刀の進捗です。』今週の火曜日に仕入れた監獄長光の短刀
こんばんは。『HEART花火2026』で販売いたします銘切ストラップの商品の製作のお話です。鍛えた玉鋼は、銘切ストラップ用に形を整えていきます。デザインの打ち合わせでは、HEART花火の記念となるような、素敵なデザインを模索しました。そこでまず1つ目は、皆様の想いが詰まった春馬さんへ贈る「花火」と、「春馬」の文字を組み合わせたデザインです。ラフ画を描いて、微調整をしながら鋼材に彫っていきます。画像では大きく見えますが、実際の刻印のサイズは縦19
こんにちは❤️名古屋市出身、全国転勤中2児の母で、オンライン秘書をしているtomomiです!普段は、在宅で事務をしたり、カウンセリングの仕事をしています!アメブロでは、子育てに関連したことを主にお伝えしています✨ーーーー*♡ー*♡ーーーーー手帳や英語についてもまとめているので気になるという方はこちらをチェックしてみてください▶︎引き寄せ手帳についてはこちら▶︎オンライン秘書についてはこちら▶︎小学生の英語学習についてのあれこれはこちらーーーー
刃文や肌が越前関っぽい小脇差を出品しました!!かなり刃文が乱れています。【越前古刀脇差40.5cm研磨済み・拵付き】-Yahoo!オークション無銘の越前辺りの古刀の脇差になります。刃の中と棟側に少し深めの朽ちがありますが、えぐれないように限界ギリギリまで落としました。(写真参照)所々柾目混じりで杢目も出ています。刃文と地の黒さから、越前辺りの雰囲気のある脇差です。錆と刃毀れあるのものを研磨しまauctions.yahoo.co.jp越前刀と言えば、深みのある黒い地鉄が特徴で刃
昨日は業者市場の日近所の市場なのですが、結構掘り出し物がある市場なのですが・・・・脇差ばかりで刀がほとんどない・・・うーん・・・当店の主力は刀なので買うものがない・・・しかし、それで手ぶらで帰ったら市場に来た意味がありません。しかも来週から海外なので本日が今月最後の仕入れです。という事で趣向を変えて、鑑定書が付きそうな長い脇差を中心に購入してきました。新刀っぽい脇差2振りと後代尻懸の脇差です新刀っぽい脇差は
末備前の華といえば、言わずと知れた祐定備前長船で永正年間(1504~1521)頃に勃興した刀工群で、備前長船では最後期の刀工群です。大名級の戦国武将に向けて打たれた注文打の祐定は蟹爪の刃紋が焼かれ「末古刀最上作」と言われます。祐定自体は大量生産品の数打もあるので、刀剣店での価格は50万円前後~ですが、蟹爪のものは最低でも百万円はみないと買えないでしょう。で、その蟹爪ですが、どんな刃紋を指すのでしょう??「互の目で山の頭が丁子になっていて2つに
昨日のブログで、高田について少し触れました。当店や夕星さんのような比較的安価な刀を扱う店で避けては通れないのが「豊後刀」です。古刀~新刀期に流通量が多かったため、美濃物と並ぶ数の多さなので、比較的安価に仕入れられます。だは刀として悪いのかというと、そんな事はなく、特に藤原高田は「標準化」の産物といえるような高品質な鋼が使われています。という事で、今日は豊後刀について話をします。■豊後刀の始まり豊後刀の起源は平安末期の「行
購入した大正時代の古民家から。日本刀そのうち出て来るのではないかなぁとか思っていたら、やはり出て来た(笑
閲覧ありがとうございます。はなはなです!今回は、京都国立博物館『特集展示縁を結ぶかたな—国宝・重要文化財で学ぶ刀剣鑑賞―』を見てまいりました!<はじめに>こちらの特集展示は平成知新館の1階、1-4・1-5展示室にて、3月22日まで展示されており、一般の入館料のみで観覧することができます。本展覧会では、「形」「銘」「刃文」「刀身彫刻」の4つのテーマに沿って、主に刀身と鎺の展示が行われており、展覧会の名前の通り国宝・重要文化財をしっかり鑑賞することができました!また、私は刀剣乱舞という
刀に塗る油はどれにするか。古い油はどうやって除去するか。たまにSNSで話題になる事があれますが、結構荒れやすい話題です。まず錆止め油の種類から。椿油食べ物に使う包丁の錆止めなどに好まれる。丁子油丁子油という名前ですが、椿油に丁子の精油を混ぜたものです。古くから伝統的に刀剣に使用されている油。とても高額。丁子油[刀剣用][岡村平兵衛製](小(10cc))Amazon(アマゾン)鉱物油石油由来の油。安価で植物油よりも酸化し難にくい。一番安い。なにも
当店、居合柄をきつく締めて出荷しているので「柄が外れない」といった問い合わせを良く受けます。簡単に柄が外れるような作りにしてしまうと、使用したらすぐにガタツキが発生してしまいます。そもそも居合柄は外すとガタツキの元になるので、外さないのが前提ですし、外してガタツキが出たと言われても補償の対象外です。一般的に居合拵はガタツキの補修時か、斬味が落ちて再研磨する時に外すものです。じゃあ白鞘に納める時はどうするの?
昨日は房総半島最南端の都市、館山に行ってきました海水浴期間の最終日そんなにお客さんはいませんでしたが、のんびりできて良かったです。16:30で海水浴時間は終わりで、その後は釣りですなんと、マングローブに住んでいるというノコギリガザミが釣れました!!温暖化のせいか生態系が乱れていますね。さて、この館山ですが、・石井昭房・石井成道の親子刀匠の出身地です。石井昭房刀匠は栗原昭秀刀匠の日本刀鍛錬伝習所の出身で、軍刀に
ネットで「安い刀は楽しめない」とか、「自分の基準になるから最初は高い刀を買え」等の意見を目にする事があります。これって、実際どうなんでしょうか?初心者の方が日本刀の趣味を始めたいという場合、やはり刀剣の価格が高ければ最初の一歩って踏み出せないと思います。普通の感覚なら「安い刀は楽しめない」のなら、博物館で見ればいいや。とか、「最初は高い刀を買え」と言っても、100万円以上の刀買うなら車買うわ!となると思います。僕でも
閲覧ありがとうございます。はなはなです!今回は、京都国立博物館『特集展示縁を結ぶかたな—国宝・重要文化財で学ぶ刀剣鑑賞―』を見てまいりました!<はじめに>こちらの特集展示は平成知新館の1階、1-4・1-5展示室にて展示されており、一般の入館料のみで観覧できます。本展覧会では、「形」「銘」「刃文」「刀身彫刻」の4つのテーマに沿って展示が行われており、主に刀身と鎺が紹介されていました。本数は多くはありませんが、展覧会の名前の通り、国宝・重要文化財をしっかり鑑賞することができる展示でした!
柄に巻くのは革紐が良いか正絹の組糸が良いのかという事を真剣に考えた事があります。自分の刀の柄を作る時に。現在の考えではどちらも一長一短なのでどちらでも良いかなという所です。歴史的にみると、古くは太刀の柄は平時は出鮫柄の状態が基本で戦時には皮を巻いたと聞きます。出鮫柄の状態、つまり太刀を使えない状態にしておくのが当時のマナー・ルールだったと。敵意・叛意がない証として。出鮫柄の短刀を握ってみればわかりますが柄糸を巻かないと握ると痛くて使えません。昔は「使う時は手袋するからこうなのかな」と思って
先日より広島入りして、本日は広島の市場に参加してきました!!『広島です!』本日は広島に来ています。以前も何度か書きましたが、西の方は産出(うぶだし)で良い御刀が多いような気がします。※産荷は基本的に錆びているので研磨ができない…ameblo.jp取り急ぎ戦果報告です。70cm超の御刀が3振り!!68cmの御刀が2振り!!さすが広島です!!長い刀の多いこと!!なんと研磨不要の御刀ばかりなので、拭いだけでパリッとキレイになりそうです
祐定末備前のビックネームですが、天正期に備前長船が水害で壊滅したため長船鍛冶は歴史の表舞台から消え去ります。※実際は水害ではなく、岡山の城下町集住+美濃鍛冶の抱え工化によるものではないかと言われているちなみに、戦国時代の混乱の中で荘園公領制が崩壊した事により中世社会が終わり、時代の流れに乗れなかった美濃以外の古刀鍛冶の多くが同様の末路をたどりました。長船鍛冶が壊滅した後に、藤四郎祐定(与左衛門祐定の4代後裔と自称)が長船鍛冶を細々と復興し新刀祐定が登場しま
日本刀の銘には「伊勢守」や「大和掾」といった国名と官職が入った銘があります。それを「受領銘」と言います。そもそも「守」や「掾」って何なのよ!?と思うかもしれませんが、それは四等官と言われる朝廷の官位体系を指します。例えば、国(現在の県に相当)の場合は、偉い順に守(かみ)介(すけ)掾(じょう)目(さかん)となります。これらを「国司」といいます。今でいう県知事のようなものですね。律令時代(~平
先日の業者市場で仕入れた鉄鞘の98式軍刀『無銘軍刀の研磨(白研~刃艶)』先日の業者市場の大会で仕入れた鉄鞘の軍刀鞘を夕星さんの所に塗装に出している間に刀身の研磨です。刀身自体には錆がないのですが、ヒケ瑕が多いので細名倉か…ameblo.jp夕星さんの所に鞘の塗装に出していたのですが、本日戻ってきました。肝心な出来ですが・・・・最高じゃないですか!!当店の外注先に軍刀の修繕を専門でやっている工房があるのですが、そこでレス
以前当店で販売した刃切れの御刀他店様に出したところ、ハバキと柄の間が開きガタガタになって戻ってきたとの事で修繕依頼です。昨日、大阪から戻ってきて急いで修繕したので修繕前の画像を撮影するのを忘れたのですが、確認するとハバキがぶっ壊れていました。多分、鍔の刃側だけをハンマーで叩いたので、衝撃で反対側の部分がシーソー的に上がってしまいハバキの呑み込み部分が潰れてガタガタになってしまったようです。また、ハバキの台尻も同様に丸まってしまいハバキが機能
先日、1/15の市場で仕入れた軍刀身『本日は新しい業者市場に参加してきました!今回は70cmと71cm!』本日は新しい業者市場に参加してきました。この市場は大手刀剣店が参加する「老舗向け」の市場です。参加ハードルが高く、全刀商加盟の刀剣商や業界内である程度…ameblo.jp週末~月曜まで忙しく、やっと研磨開始する事が出来ました。錆は薄錆が数か所ありますが、軍用炭素鋼のために薄錆が根を張ってしまい簡単には落ちません。そのため、備水から研磨を進めます。
前回の関西の業者市場で仕入れた商品ですが、本日銃砲刀剣研究会鑑定が戻ってきました。『業者市に行ってきました』今日は関西の業者市に行ってきました!3振り仕入れてきましたが、鑑定に出しているので、商品化は15日頃でしょうか・・・1振りは54.7cmの長脇差…ameblo.jp9日が審査日なので審査日から12日での鑑定書作成となりました。以前も書きましたが、無銘極めの場合は日刀保鑑定とは鑑定の切り口が少し異なります。日刀保は刀のラン
私が、初めて買った刀は、堺市の「むさし屋」さんで買った、2尺4寸5分強で反り8分の長刀でした。それまで刀は、石切神社の参道にある、河内国助の刀剣店に飾ってあるのを見るだけの存在でした。小さい頃から歴史オタクだったので、遊びに行くと言っても、城跡や神社仏閣中心でした。そこに展示されてある刀に目をキラキラ光らせていました。私の小さな頃は、チャンバラや戦争ごっこが遊びの定番でしたので、その気持ちのまま大きくなって、成人して、就職2年目で最初の刀を買いました。その時、
本日も、刀剣商の集まる市場に行ってきました。昨日も、刀の買取が2振りありましたので、本日の収穫の6振りと合わせると8振り買ったことになります。できるだけ修理を少なくても済むようなものを中心に買ってきました。鐔もいつもよりやや多めに買ってきました。事務所では、スタッフの柄巻師さんの一門が柄巻きの講座をしていました。まぁ、主不在の店舗の2階部分を全て貸して、一門の研修会に当てるのには、賛否はあるかと思いますが、刀鍛冶以外の当職で、行進の指導を一生懸命され