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先日お客様から、山本安右衛門の丁子油について「純度100%ですか?」と言った感じの質問を頂きました。しーかーしー、刀に塗る丁子油は基本的に椿油と丁子の精油を混ぜたものなので、どう回答して良いのか、少し困りつつ、スタッフの一人が、丁子油そのものが合成なので、100%と言う表現はなじまないと回答してくれました。ただ、丁子油について、過去に詳しく説明した事が有るのでその記事を参考にしてもらおうと思います。この時のお代は「丁子油と鉱物油」にしていました。平たく言うと
先日より研磨をしている福本兼宗昨日、朝から備水工程を進めましたが、その続きです。『タイムアタック』昨日は大量に刀を仕入れてしまったので、頑張って研磨しないといけません。しかし、月初で本業も忙しく、空いた時間にコツコツと進めないと・・・本日の空き時間…ameblo.jp本業を終えてから、夜は備水の反対側を研磨します。画像を取り忘れましたが、反対側は鎬地に肉が多すぎて結構成形が大変でした。昔の軍刀は速成で作られたので、基本的に下地研磨が雑です。
週末は家族旅行も兼ねて関西への業者市場に参加してきました。中国からの観光客が減っているため、ホテルが安いこと。京都のソコソコ豪華なホテルに家族四人で宿泊しても1泊1.3万円位です。京都も観光したいのですが、市場がメインなのでそのような時間はありません。。・・・・今回の市場での戦利品は2振り数は少ないですが、なかなか面白そうな刀が手に入りました。まず長い方ですが、なんと77.5cmの豪刀です!!
ハバキのガタツキの抑え方について、質問を頂いたので記載しようと思います。日本刀を固定するハバキこれ、正規のハバキではなく、余ったハバキをとりあえず使っているなんて事が結構あります。ヤフオク!だけでなく、刀剣店で買ってもそんな感じです。日本刀は「美術刀剣」なので使用は考えていないお店も多いので仕方ないですが、使用する場合はガタガタだと危険です。では、どういう状態のハバキが危険んのでしょうか?簡単に絵にしてみました。こ
週末、少し時間が空いたので、先日の業者市で仕入れてきた小島勝正の研磨を行いました。『業者市に行ってきました!!』本日は地元の業者市の日子供を保育園に送ってから市に向かいました。この市、少し早めに行けば情報交換とかもできるのですが、子供を保育園に送るので到着する頃…ameblo.jp以前も小島勝正の刀を研磨した事がありますが、陸軍刀剣鋼を使用しているため非常に硬いです。多分、斬味は良さそうです。刃側に朽ち込みがあるので、備水の整形研磨から
今日は、入間市にある美術刀剣カタヤ入間店さんに・・・我が家の越前下坂に拵えを新調してあげたくて相談に行ってきました刀剣専門店を始め、最初は日本刀関連のお店は非常に敷居が高くてなかなか入れませんでしたが、最近はすっかり慣れて普通に行けるようになりました。こちらで詳しく紹介されていますが、拵えを専門に作っているので色々と相談に乗ってくれます。餅は餅屋・・・当たり前ですが刀剣専門店よりも、知識の幅が広いですね。流石って感じがしました。日本刀だけではなく、刀装具、拵え全般、色々
最近、少し高額のどちらかと言えば、美術鑑賞用の刀剣を多出すようになっていると思います。そのことで、自問自答してしまうことがあります。しかし、基本的には考えは全く変わっていません。少し安めな刀を買って来て、修理をして、できれば皆さんが手を出しやすい刀、使いやすい刀を販売していきたいと思う気持ちは些かも変わって居ません。ただ手をかけるにも、時間と人件費がかかるのですが、今は大変な職人さん不足で、手をかける刀を買うと商品になるのに時間がかかり過ぎます。かといっ
先日、お客様から「古い刀の場合はお祓いをした方が良いか」というご質問を頂きました。必用かどうかは、個人の判断なので私からはなんとも言えません。ただ、気になるようでしたら「お祓い」をして頂いても良いと思います。日本刀は当然刃物ですから、生命を断つ機能を持っています。ですから、「お祓い」をしたいという気持ちは良く分かります。では、お祓いはどこでやって貰えば良いでしょうか?近くの神社か、護摩行をやっているよ
SNSでたまに「日本刀は片手で使えるのか?」みたいな話題を見かけます。馬鹿馬鹿しい話です。なぜこんな話題が盛り上がるのかよくわかりません。「軽い刀は片手で使えるし重たい刀は片手じゃ無理」これ以外に答えはありません。戦国時代の末古刀に多い2尺前後で茎の短い「片手打ち」の刀は名前の通り片手用の刀です。どの程度までなら片手で扱えるかは各人の力量次第としか言いようがありません。これだけではつまらないのでもう少し話題を広げてみたいと思います。・・・・・実際に
福本兼宗の研磨の続きです・・・・■過去記事です・・・・・『タイムアタック』昨日は大量に刀を仕入れてしまったので、頑張って研磨しないといけません。しかし、月初で本業も忙しく、空いた時間にコツコツと進めないと・・・本日の空き時間…ameblo.jp『良業物福本兼宗の研磨(備水~細名倉)』先日より研磨をしている福本兼宗昨日、朝から備水工程を進めましたが、その続きです。『タイムアタック』昨日は大量に刀を仕入れてしまったので、頑張って研磨しない…ameblo.jp
お客様に頼まれて、簡易ツナギを作ることになりました。基本的な道具は、ホームセンターで買ってきた木の棒とナイフ。それとつなぎを入れる、今回は白鞘です。基本的には、ナイフで削って、大きく形を作ります。気によっては、ナイフで削りにくい木目のものもあるので、その時はペーパーの荒いやつを使って、ナイフと交互に使いながら、白鞘の柄と、白鞘の鞘側に入る様、木を削って行きます。ある程度削ると、大体入り方がわかるようになるので、ハバキの代わりに、今回はガムテープを使いました。
もう既に納品済みなのですが、先日槍が研ぎ上がりましたので、ビフォーアフターを載せさせていただきます。以前ご購入いただいた事のあるお客様から研磨依頼があったものです。長さも20cm未満で短く研ぎやすかったので、元の状態の錆がしつこかったですが、合計2日程で研ぎ上がりました。一見すると短刀に見える面白い拵に入っていました。(鞘を撮り忘れてしまいましたが…)槍は得意なので、近いうちに既にご購入いただいている槍達を研がないとですね。先日仕入れた地刃共に不明な信濃守兼吉に、錆落としで金剛砥をかけ
ナイフを買いました。コールドスチールのLUZONmedium■ブレード刃:約10.3cm(約2.75mm)■オープン:約22.8cm■クローズ:約12.9cm■ブレードマテリアル:8Cr13MoVStainless■ブレードハードネス:57-58Rockwell■ハンドルマテリアル:Glass-fillednylon(GFN)■ウエイト:約100gフリッパーナイフが欲しくてこれを買いました。中国製ですがコールドスチールブランドという事もありとても良い感じです。昔
祐定末備前のビックネームですが、天正期に備前長船が水害で壊滅したため長船鍛冶は歴史の表舞台から消え去ります。※実際は水害ではなく、岡山の城下町集住+美濃鍛冶の抱え工化によるものではないかと言われているちなみに、戦国時代の混乱の中で荘園公領制が崩壊した事により中世社会が終わり、時代の流れに乗れなかった美濃以外の古刀鍛冶の多くが同様の末路をたどりました。長船鍛冶が壊滅した後に、藤四郎祐定(与左衛門祐定の4代後裔と自称)が長船鍛冶を細々と復興し新刀祐定が登場しま
あの世への渡賃が6文だっつぅことで「まぁくたばってしまった時には、6文いただければ良かろう、、、」と思ってたんですがね、よくよく考えれば、三途の川を渡る前に1杯ぐらい引っ掛けねば、素面では閻魔様にご挨拶もできない気もするので、誠に恐れ多いでがすが、7文半銭いただけないでしょうか?(笑)あーどうも恥ずかしがりやです!前回に引き続き、旅の供、ブラジル人(3人のお子さん持ち)前回、刀剣博物館にて散々ぱら刀剣を浴びてきた熱が(実際に斬られた訳ではありません)冷め
日本刀の手入れに使う油これ、みなさん色々なこだわりがあって、話題にすると色々と論議になる事が多い話題です。そのため、当店のブログでは触れないようにしてきました。しかし、今週の連休に、なんと3人のお客様から油についてのお問い合わせを頂きました。24時間以内に3人から同じ内容の質問ですよ・・・で、1通目のお問い合わせ、これがなかなか悩ましい内容でした。「刀剣油で手入れをしていたが点錆びが出てしまった」「
本日は地元の業者市の日子供を保育園に送ってから市に向かいました。この市、少し早めに行けば情報交換とかもできるのですが、子供を保育園に送るので到着する頃には、もう10時です。到着したら、夕星さんもいましたw『業者市で仕入れてきました!』と言っても、一振だけなのですが。刃長17.6センチで小さく鑑賞向きで、常任と銘が切ってあり鞘書きもあります。小さいながらも、沸が凄く良いです。簡単に調べたので…ameblo.jpまだ足が痛いので、そんなに
今は売り物が1振りしかなく、仕入れた刀も鑑定中のために開店休業状態です・・・そのため、たまには日本刀と関係ないネタを・・・先日、関西の業者市に行ってき時に、以前より探していた大阪の「遺跡」???を発見しました。料亭恵川と、料理店大黒やの跡地です。料亭恵川と言えば聞いたことがある人も多いかも知れませんが、あの不正融資事件の舞台となった尾上縫の料亭恵川です。尾上縫は詐欺容疑で1991年に逮捕されたのですが、木津川信用組合に始ま
池田美術の定休日は、日祝と火曜日です。とは言え、日曜日は居合の稽古に行く前後、祝日や火曜日は、中での事務処理や刀をアップする準備でほとんど出勤しています。1日のうちほとんど休んでいる日というのがないのが今の状況になってしまいました。昨日も、当初予定では、パソコンのランの異常の対応と、同門、他支部の若手からの拵についての相談に乗ってあげる予定でした。しかし、ここのところ、頸椎を痛めたようで、右肩から右手を先まで強い痛みが走っているのに加え、子供をよく出ていた喘息が
最近、色々な方々から研磨についての質問を頂きます。研ぎCさんや、色々なYouTuberの方が研磨を実演しているので研磨も身近になったのかも知れません。それはそれで良い傾向なのですが、ご質問となるとなかなか回答が難しかったりします。一番多い質問は「これから研磨を始めたいが何を揃えれば良いか」という質問です。多分、質問者の方は「砥石を揃える」という観点で質問をしているのでしょう。研磨自体のイメージは包丁研磨のように台所や小型の
昨日は、日中はまた関東某所の山に鍛冶屋さんと一緒に行ってきました。邪魔な木を切り倒してきました。そして、周辺の地面を平に慣らしたり、木を片付けたりしていたら夕方になっていました。この日の鍛治作業はなしで体力的に余裕があったので、帰ってから仕上げ研ぎで済みそうな仕入れた脇差の研磨をしていました。切先や物打付近に深めの擦り傷があるのでこれを除去します。差込研ぎしてありましたが、刃が暗すぎて地と紛れて分からなかったので、マーキングしてから湾れに刃取りし直します。キズもほとんどなくかなり綺麗
日刀保の保存審査の審査料金、8月審査から大幅値上げになるようです!!審査料|日本美術刀剣保存協会日本美術刀剣保存協会は、刀剣、刀装・刀装具の保存・公開に関する事業、日本刀の鍛刀、研磨、刀装制作技術の保存向上に関する事業、日本刀の制作に必要な材料の確保を図るための事業を行い、日本国の文化財の保護と文化の普及振興に寄与することを目的としています。www.touken.or.jp現在、27000円の審査が、35750円に値上げです・・・特保同時申請で保存のみ合格
先日、刀剣商向けの日本刀の勉強会が西葛西の美術刀剣松本さんで開催されました。美術刀剣松本さんはもう何十年も続く老舗刀剣店で、以前は野田で営業していました。今は西葛西に店舗を構えており、保存・特保の御刀を中心に展開しています。どんな感じのお店か、あくまで僕の私見ですが例えば「祐定」を買いたいとする場合、一般的な相場で60万円としましょう。ただ、60万円の祐定といっても品質に幅があります。状態が悪いとか、色々ですね。美術刀剣松本さん
先日仕入れたステンレス刀『奈良太郎藤原兼永耐錆鋼(ステンレス刀)の研磨』昨日は、午前中は自分の短刀を研磨して、午後から外注研師の所に刀を取りに向かいました。行く途中、中古エロビデオを販売している店があり、同行の中学生の息子がそ…ameblo.jp備水研磨まで終わったので、改正工程からすすめます。金剛、備水はノリが悪かったですが、改正のノリは良いです。名倉のノリは悪くないです。ただ、普通の鉄より硬いので、名倉砥石の消費は多いです。砥石が結構減ります
特別公開刀剣の美を楽しむー刀身の美・鞘の美ー|春日大社www.kasugataisha.or.jp春日大社にこれを見に行きました。↑特にこの現存する最古の打刀を見たくて。刀身は平安時代のもので、拵は南北朝時代のもの。打刀として確実なものとしてはこれが最古のものといわれています。室町時代の中期以降に太刀佩きにかわって打刀の二本差しが流行しますが、打刀自体は平安時代から存在します。太刀佩きが許されない身分の者が差していたと考えられています。打刀とは「刺す刀」ではなくて打ち付ける刀とい
昨日は、午前中は自分の短刀を研磨して、午後から外注研師の所に刀を取りに向かいました。行く途中、中古エロビデオを販売している店があり、同行の中学生の息子がその店に行きたいと言い出します。中古エロビデオと看板にありますが、釣り道具や工具も扱っているリサイクルショップのようです。子供はビデオではなく、釣り道具が見たいとの事で行って見たのですが・・・その店の奥に日本刀らしき姿が・・・模造刀の販売かな?なんて思ったのですが、真剣が置いてあります。
購入した大正時代の古民家から。日本刀そのうち出て来るのではないかなぁとか思っていたら、やはり出て来た(笑
今週は、既にご予約いただいている脇差の研磨に集中していました。まずは、美濃伝の脇差です。最初の状態は、全体に錆びが被っていて酷い状態でしたが何とか仕上がりました。研ぎ減りがあるので、強度を保つために部分的に朽ちが残りましたが、無駄な刃肉も落ちているので斬れ味が鋭く何度か指を切りました…美濃物は斬れ味が鋭いです。ご購入いただいたお客様は試斬をやられるようなので、美術的観点よりは斬れ味特化な仕上げになります。---続いて、片切刃の脇差です。部分的に錆があったのでそこを落とし、全体的に細
刀を売る時、偶に考えてしまう事があります。「このお刀は、この人の年齢や体格では、扱うのは無理だ。」「もっと若くて、体力・気力の充実した人でないと。」と皆さんはどう思われるのでしょう。刀屋風情が偉そうにと思われる方も居られるかも知れません。ただ、私もこの仕事をする迄は、かなり努力して、筋トレと素振り、足捌きの稽古、上手い先生の道場に出稽古して、その先生にゆっくり抜いて貰って、それを、iPadで撮影させて貰い、コマ送りでその技を分解して、研究しました。最近は
昨日、私の所属する居合団体で3月の昇段審査に向けた支部内での模擬審査を実施しました。段位の低い人から順番にみんなの前に出てもらって、形を披露した後批評を受けます。まだ1ヵ月少々は日にちが有るので、今なら直せることも多いです。その中の1人が、いまひとつお題になっている形しっかりと身に付けていなかったので、稽古に別の場所で2時間ほど個別指導をしました。昨日は、朝から、村の共同墓地の清掃でぐったりしながら、午後から居合の稽古に行って、かなりグロッキーだったのですが、本