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週末、ダイニングテーブルに向かい合って、最初に口を開いたのは、あなただった。ネットで知り合った。2.3回会った。でも、それだけ。信じてほしい。あなたが傷つくような関係じゃなかったんだ。あなたに、男友達がいるのが羨ましかった。寂しかった。それに、もう、連絡もとってない。ああ、この人はこういう顔で嘘をつくんだと思った。寂しいから浮気なんて、安っぽすぎない?2.3回なんて、どこから来た数字だったんだろう。もっと何回も何十回も会ってたじゃない。新幹線使わないと、
あなたは月に2回位、一時間ほど帰りが遅くなることが続いてた。いつも残業と言っていた。だからね思い出してもらうことにしたの。あなたのしたことを。でもね、あなたと同じことはしない。他の男なんて、いらない。そんな卑怯なことはしない。私に、他の会社だけど、よく同じ案件を組む人がいたの。さりげなく、その人の話をよくするようにしたの。その人と組むことが多いこと。仕事の内容。その人の名前や年齢や趣味や外見。その人の昔の彼女が私と同い年で年の差があったことも。あなたがその人の輪郭をイ
あなたが指輪を欲しがった時は彼女とペアリングをしたかったのね。プレゼントした私は、バカみたい。時計をなくしたとき。ものを大切にするあなたがあまり探さなかったのは、彼女に自分の時計をあげたからなのね。わたし、すぐに次の時計を買ってあげたね。バカみたい。あなたが休みの日、一人でトライブにいったと言ってて、違和感を感じたけれど、彼女を呼んで一緒に行ったのね。駅で出迎えるあなたが緊張しすぎてて可笑しかったと、彼女からのメールにあったわ。海が、きれいだったのね。彼女はドリ
私はその後もあなたに連絡することが出来なかった。でも、あなたから何度も電話があって、また会うことになった。私はまだどうしたいかわからなかった。私以外の人に惹かれたあなた。私に嘘をついたあなた。私を愛してくれたあなた。あなたを失いたくないと思う。もう失ってしまったと思う。あなたを盲目的に信じ、愛した自分自身も失ったと思う。私はどうしたいのだろう。いままでの人生で迷うことなど、あまりなかった。自分の進むべき道はいつもすぐ目の前にあった。なのに。2
あなたがなんと言うか聞きたかった。聞かせてほしかった。でも、あなたは、次の日の朝も、何も言わなかった。私も何も言わなかった。そのまま、仕事に行った。しばらく、仕事なんか手についてなかった私はその日も早めに帰った。その日夜からの仕事だったあなたは、リビングにいて、パソコンを触っていた。いつもよりも早く仕事から帰ってきた私に驚いていた。ノートパソコンを慌てて閉じた。そして、あなたが作った夕食を家族で食べて、あなたは、仕事に出ていった。あなたは、何も言わない。
こんにちは。前回の続きです。X始めてみました😊Xアカウントアラタ@夫婦再構築10年目x.comx.com(上手く飛べなかったらすみません🙇💦)「前回」不倫するまでのこと①『不倫するまでのこと①』こんにちは。アラタです。当時妻から言われたいつから仲良くなったの?いつから距離感近かったの?いつから異性として意識してたの?いつからあの女とヤりたいと思っ…ameblo.jpつけ入る隙これは今思う僕の大失態当時は無自覚にやっていたそれは職場で、家族の話をしまくったこと
そして、あなたからの夫婦生活の誘いを、3回に2回は断るようにしたの。あなたはイライラすることが多くなった。そういうことを続けてから、1ヶ月くらいから、あなたの「残業」はなくなった。それどころじゃなくなったでしょう?あなたを、不安にさせる手練手管はいくらでも持ってるの。思い出した?あなたが、あの時、私をどれだけ傷つけたか。分かった?他に好きな人ができるのは、自分だけじゃないって。形のない不信感がどれだけ心を蝕むか、相手を信じられなくなることが、自分をどれだけ傷つけるか、少し位
あれから、あなたは、浮わついたところが一切無くなった。見せなくなっただけかしら。もし、ガードが高くなったなら、それはよいことよ。自分の快楽より、わたしを優先してるってことだから。突き通せる嘘なら、私にとっては嘘じゃないのだから。私は、再構築を決めてから、家に戻ってから、一度だけ、あなたに、昔のことを持ち出したことがある。3年前だった。2人で家でのんびりしている時に、そういえば、と昔の曲を聞かせてくれた。この続編が出てて、面白いんだよ。と、聞かせてくれたの。私はすっかりそ
私たち、20回目の結婚記念日も無事迎えられたね。この間の私の誕生日もありがとう。あなたが私の誕生日に毎年贈ってくれる花束は、私たちの結婚式を彩った花。あなたは数えてないでしょうね。再構築して17年たったわ。あれから、そんなにたったなんて思えない。ねえ、あなたは今幸せ?私は幸せよ。あなたを誰よりも愛していると思う。あなたのためだったら、命さえ惜しくはないと思える。この間、愛を交わしたあと、二人で天井を見上げていたとき、あなたは言ってたね。俺たち、相性いいよなって。全然
そう言えば、私、不思議なくらい彼女にはなんの感情も持てないの。その当時も、今も。でも。夫や子供がいて、他の男に、運命だなんてあんな甘いメールを送れる人とは、友達にはなれないわね。運命なんてものは、今までの自分が作ったものよ。空から降ってくるものじゃないわ。空から降ってくるのは、災難くらいよ。そんなこともわからない人とは、お近づきにはなりたくないの。私が知っていることをあなたは知らないけれど、私、彼女のことはよく知っているの。年はあなたと同じで、私と同じ年のご主人が
あなたの寝言を聞いてから最初の週末。この一週間、あなたは、薄氷の上にいるような気持ちだったのかしら。それとも、能天気に何も無かったことにできたと思えていたのかしら。でもね、それ以上何も起こらない、そんな風にはならなかった。週末に私思い立って本棚を整理した。そしたらね、ある名簿が出てきたの。あなたも忘れてたでしょ。薄いから、他の本に押されて、奥でぐちゃぐちゃになってた。あなたのゼミでの冊子だったわ。あなたが言った名前は、どこにもなかった。なんで、見つけち
あなたの元に帰ってから少しして私は誕生日を迎えた。あなたは、時計を贈ってくれた。ダイニングテーブルに向かい合って座ったまま、時計を腕につける私を見ながら、時計を送る意味は、これからも一緒に時を重ねたいっていう意味なんだよ、と言った。あなたが彼女に自分の時計をあげたのはそういう意味だったのかしら。そう思って、もうそんなことを考えるのはやめようと思ったわ。あなたのしてくれたことに、ほかの手垢のついたようなことをくっつけるのはやめよう。そう思っても、生活の至る所で、私を痛め付け
これで、とりあえず、私の独り言(物語)は終わります。王様の耳はロバの耳、で、ここに吐き出せたことは、私を多少なりとも楽にしてくれました。何年たっても、辛い記憶は辛いままです。それでも、私は夫との二十年を肯定することができました。私は「生きるとは、自分の物語をつくること」という本が、好きです。わたしを救ってくれました。生きるとは、自分の物語をつくること(新潮文庫)Amazon(アマゾン)187〜2,266円物語の力は、人を救ってくれます。河合隼雄物
ダイニングテーブルに座ったまま、私たちは身動きが出来ないようになっていた。頭の中で、聞きたいこと、言いたいことが、ぐるぐる回ってたの。でも、私は何も言わなかった。聞かなかった。何を言っても嘘に聞こえる。否定も肯定もして欲しくなかった。私が知っていることをあなたに伝えて、それがどこに行くのかが分からない。あなたが本当のことを言っていたとしても、私はそうだと思ってしまったことが、私の中では本当のことなのだから。それが真実と違っていたとしても。何も信じられないのだから。
元気な日とネガティブな日と行ったり来たりの毎日です今日は比較的元気です❗️前回の話し合った日なのですがあの日、実はもうひとつ話し合いしました。私たちのレスについてです。浮気発覚直後にレス問題をどうにかしないと夫の心も体も取り戻せないと思ってたぶんお互いにかなり無理をしてしようとしたんですよね…本当は浮気相手を触った夫に触られるのがものすごく気持ち悪かったらどうしようとか思っていたんですが取り返したいって思っている時点で夫への嫌悪感はないんですよね。嫌悪感はない
メールを全て読んだ後、どんなに考えても、もう、一緒にはいられないと思った。簡単に荷物をまとめて、家を出る準備をしたの。ずっと泣いてた。泣きすぎると、のどが渇くことを久しぶりに思い出した。次の日の朝、子どもと家を出た。実家にしばらく身を寄せることにしたの。あなたは、まだ帰ってなかった。仕事から帰ってきたあなたを待っていたのが、置き手紙だったとき、どう思った?私と同じように、足元が崩れ落ちる感覚を味わってくれた?仕事中に、何度も携帯が震えてた。何度も何度も
こんにちは。アラタです。当時妻から言われたいつから仲良くなったの?いつから距離感近かったの?いつから異性として意識してたの?いつからあの女とヤりたいと思ってたの?といった僕は一体いつから不倫相手を探して見定めていたのか?いつから〇〇について書いてまいりたいと思います。当時を振り返り書いていきますが、ご不快な思いをされるかもしれません。申し訳ありません。。。簡単な経緯自己紹介等でも書いておりますが、改めて僕のしでかした不倫は職場でのW不倫相手
LULUのブログへようこそ2年弱にわたる夫のW不倫が発覚発覚から2年半自分自身の再生に向けて、日々のこと書いていますどうぞ宜しくお願いします[主な登場人物]私:パート勤め(家業とは別)2児の母夫:自営業(夫婦とも40代)事務員A:40代前半、既婚4児の母夫の会社の元従業員夫のW不倫相手で一旦退職しかし、退職後も夫が在宅の仕事を回していることが判明三流の男いつまで経っても前回の続きです。『器量のない夫婦』LULUのブロ
あなたは、私たちの披露宴の最後の挨拶で、こういった。「僕にはなんの取り柄もないけれど、彼女を愛することは誰にも負けません。一生彼女を愛し続けます。」感動したわ。そんな保証もないことを、この大勢の前で言えるあなたのまっすぐさと健全さと、そして自分の気持ちを疑うことを知らないあなたに。そう言えば、なんの取り柄もないって言い方、却って嫌味だと、後で私の友人が言ってたわ。でも、その友達、こうも言ってたの。私があなたを選んだ理由がわからないって。退屈そうだって。私ね、その友達とは
あなたと共に帰ってから、私はどういう態度をすればいいか分からなかった。おはようもお帰りも言いたくない。笑顔も目を合わせることもなく過ごす日々。子どもが眠ったあとの時間は、ひたすら本を読んで過ごした。あなたは黙ってそばにいた。そんなとき、好きな作家のエッセイを読んだ。それから決めたの。あなたをもう一度信じようとする、と。そこにはこう書いてあった。誰かを愛するというとはその人を「信じよう」とする意志にほかならない。もしくは信じる賭けをなすことにほかならない。これは、賭
あなたを愛すると決めて、信じると決めて、それから、4年たって離婚はしないと決められた。だからって忘れることも、なかったことにもならなかったけれど。あなたと彼女のことを考えない日なんてなかったわ。永久に来ないとも思ってた。それでも、前を向くことにしたの。過去に囚われて、今の幸せを見失うわけにはいかないと思った。そして、あなたが望むならと、不妊治療を始めることにもした。その頃はタイミングなんて関係ないくらい、しょっちゅう愛し合ってたから、タイミング療法はせずに、すぐに
あなたのもとへ帰ってから、少しして弟の結婚式があった。多分、私、この結婚式がなかったら、こんなに早くあなたのもとに帰る決断はできなかったかもしれない。早くに父を亡くし、必死だった私の家族。小さな頃は世話を焼いていたけれど、大人になってからは私を、助けてくれることが多くなってた。その弟の結婚式には、夫と参列したいと思っていた。弟に心配をかけたくなかった。そのときの写真に写る私は、ビックリするくらい痩せてるの。笑ってるけど、目が笑ってないし。きっと、弟は気づいてたと思う。
次に行ったときは、テーブル席は、別の男性の一人客で埋まっていたから、カウンターに座った。また、同じカップを選んだ私に、あの人は思い出したような表情をした。カフェオレを差し出しながら、この辺にお住まいですか?と、聞かれた。私は、隣町の名前を答えた。それから、あの人のお店には月一回だったり、二ヶ月に一回だったり訪れるようになっていた。いつも空いてたのよ。行く度に、滞在時間が長くなり、テーブルが空いていても、カウンターに座るようになり、黙っていても、同じカップでカフェオレが出るように
あの日は新月の昏い夜だった。子どもはもう2才になっていた。あの日、夜中にふと、目が覚めた。隣にいるこどもが起きたせいかと思ったけれど、すやすや寝ている。なぜ目が覚めたか分からなかった。もう一度眠ろうとしたときに、隣にいるあなたが、知らない女性の名前をはっきりと呼んだわ。あなたは、あのとき、なんの夢を見ていたの?私の隣で、なんの夢を見ていたの?あのとき、なぜ目が覚めたのだろう。名前の前に、なにかあなたは、話していたからだろうか。答えのない問いは、もう、問い
2日前の投稿の結果報告です。しっかり抱きしめてキスしました。キスと言っても唇に触れるだけですけどね💦でも、それだけでも落ち着くというかホッとするというかお互いに想っているというか。その後も、妻は機嫌良く話しかけてくれます。それがまた嬉しいのです。そして、仕事に行く時、【いってらっしゃい】のハグとキスもできました。子供たちはリビングにいる中、玄関では妻とハグとキス。それがちょっとだけドキドキする感じです。さて。子供たちは夏休みだけど、自分は今がかなり忙しい💦来週に大き
あなたが、彼女に恋をしていた頃。変なことがたくさんあったわ。私が急に早退したとき。リビングにいたあなたは、あわてて電話を切った。ものすごく驚いていた。私に触れる頻度がすごく減った。お金もよく使ってた。ごめんね。あのとき、わたし、あなたにあまり興味がなかった。いえ、違う、仕事に一生懸命だったの。夢だった部署に配置転換されて、あなたが、わたしに夢中だったことにあぐらをかいて、あなたを見ようとしてなかったの。あなたが他の人を好きになったことを責め
グルだった後輩。この2年ほどですが、家にもよく来てたし子供たちも懐いていました。もちろん巻き込んだのは夫です。でもグルだった後輩に対して怒りが日に日に大きくなってます。と言うか、もう会うことはないでしょう。発覚当時は巻き込まれて可哀想彼はちゃんと考えを正してリリースしてあげようとか事情を知っているからこそ愚痴りたい!!と思っていました。過去の記事にも書いてたと思います。でもどうでもよくなりました。私にビビってると聞いていました。いや、あかんことしてたん分かって
最近はブログを読む時間も減ったやりたいことが沢山あって時間が足りない笑そんな中、何度も同じような思いを吐き出し続けているサレ妻さんのブログを読んでいて思ったお金に困るぐらいなら今の暮らしのままでいい腹が立つけれど対峙することが面倒だから放っておくそして腹が立っては愚痴をこぼしながら何も改善されぬままに過ごしていくのだろうと...女と別れることができない家族とのケジメもつけることができない面倒だからこのまま暮らしていきたいそんな惰性で生きてい
私の妊娠がわかったとき。あなたは、3回、検査スティックをわたしにさせた。2回分がなくなったら、自分で買いにまで行った。休日が続いているときで、産婦人科になかなかいけないときだったから、嬉しくって嬉しくって、ちゃんと確認したいって言ってた。でもね、私、そこに嘘があるのを気づいてた。嘘をついているのはすぐ分かるの。どれが嘘かはわからなかったけど、嬉しくて、が嘘なのか、ちゃんと確認したい、が嘘なのか。今なら分かるけど。嘘はね、何が嘘なのかは重要じゃないの。なぜ嘘
それからの日々。表向きは、仕事に行き、ちゃんとこなし、子どもとも普通に過ごせていた。実家に身を寄せた私に、母は何も聞かなかった。昔、あなたが言ったように、私はどこか冷たいところがあるのかもしれない。仕事場での私は、何にも変わらなかったはずよ。食事はとれなくなって、どんどん体重は減って行ってたけれど。ずっと考えてた。私は、どうしたいのか。あなたを愛しているのか。あなたとともに生きていきたいと思っているのか。あなたが私にしてくれたこと。私があなたにしたこと。でも、そん